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2020/10/04

父より息子への手紙

「ビジネスマンの父より息子への30通

 の手紙」

G・キングスレイ・ウォード著

城山三郎訳

新潮社(新潮文庫)1994年発行

という本があります。公認会計士から

製薬会社の経営者になった著者は4年の

間に二度心臓を手術し死に直面します。

 

人の命には限りがあることを悟り、

ビジネスマンとして成功した様々な

経験をそばにいて手を貸してやれない

場合には当時15歳の息子に伝えようと

手紙を書きます。

 

「君に言いたいのは、人生は一回限り

だということだけである。精一杯生き

よう!」

 

◇あえて挑戦を

新しい機会に直面すると、それをさっと

受け入れることはなかなかできない。

しかし、挑戦することで人生は変わる。

試みることによって、それだけ成長できる。

 

◇成功について

失敗せずに成功した人を私は知らない。

苦しい時期を乗り越えられるかどうかが

勝者と敗者を分ける。

 

人は失敗するたびに何かを学ぶ。競争に

勝つのは、過去の競争から学んで、その

教訓を活かす人である。

 

◇惰性的な生き方には

大学一年の時に、非常にできる学生が

何人かいた。彼らの幾人かは二年生の

時には脱落していた。高校の勢いのみ

で勉学を怠っていたからである。

 

着実に努力を重ねないならば、君の失敗

率は高くなるだろう。成功する人と、しな

い人とを分けるのはこの点である。

 

◇結婚を気軽に考えないで

結婚は、自らを投入する重大な投資だ。

不幸な結婚が招く損失は測り知れない。

 

◇金銭感覚はどうなっているのか

賢い人は金持ちになれるが、人は金持ち

になると愚かになることが多い。投資に

失敗したり、明日のことを考えないで金を

使ったりしてしまう。

 

◇読書の価値

「他人の過ちから学べ。自分ですべての

過ちを経験する時間はない」この格言を

実践するには読書が不可欠である。

 

◇人生の幸福とは

人生の意味を深めるとは、質の高い生涯

を送ることである。幸運な時も不運な時

も、最善を尽くせば人生の意味は深まる。

 

幸福は、何かを成し遂げた時に得られる。

何かを成し遂げるためには、自由意志に

よる選択と態度、責任の受容と遂行、

そして常に試みようとする不屈の精神が

必要である。

 

 

私は死に直面した経験がなく今日まで

過ごしてくることができました。しかし、

最近は「死」に関することをよく考える

ようになりました。健康であってもいつ

何時、死に直面するか分からなく、その

確率が高くなる年齢に至ってしまいました。

 

自分の考えをまとめながら、身の回りの

整理は日頃から行っていく、いわゆる

「断捨離」もその一つ。シンプルにかつ

残していくものは生き方、考え方の

痕跡かもしれません。そんなことを考え

ながら読みました。「毎日が日曜日」

を書いた城山三郎氏が訳しているところ

も面白いです。

Dsc_1361

 

(わが家の「金木犀」昨年は台風の塩害

もあってだめでしたが、今年は10月上旬

の今、旬を向けて香りを放っています)

 

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