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2020年8月の投稿

2020/08/29

猛暑のテニス大会

コロナの影響で中止していたテニス

大会が8月から再開されました。

先日大磯プリンスホテルのテニス

コートで行われた「大磯フェニックス

オープン」の65才以上シングルスに

参戦しました。

 

35℃になろうとする猛暑の日のシン

グルスは厳しいものがありました。

2月以降半年ぶりの対外試合でした。

結果は7-5,4-6,1-6で敗退しました。

 

猛暑の中、試合を続けていくことは

自分と向き合うことになります。

 

敗退を通じていろいろなことを学べます。

大坂なおみのコーチだったサーシャバイン

の言葉などもじっくりと味わえます。

 

・大きな野心がなければ戦えない

 小さな目標がなければ勝てない

 

・スキルの鍛錬に大切なことは二つ。

 一つは何を伸ばすか焦点を絞る、

 つまり「フォーカス」すること。

 そしてもう一つは、「集中力の持続」だ

 

・大きなストレスにさらされたとき

 に大切なのは、自分のモチベーション

 が何なのか、再確認すること。

「これは他人の期待に応えるためでは

 なく、自分自身のためにやっているのだ」

 と思えば、メンタルを整えることが

 できる

 

・嫉妬が危険なのは、自分が持っている

 ものより持っていないもののほうに気を

 とられるときだ

 

・ポジティブな人生はポジティブな仲間が

 つくってくれる

 

年齢別で現在JOPランキング414位ですが、

ランキングを高めていくことを目標とし、

これから対外試合に出ていこうと思って

います。メンタル面、決め手のテクニック

様々整えていきます。

 

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テニスコートの部屋からみた大磯プリンス

ホテル 海岸沿いのリゾートの雰囲気が

漂っている。

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2020/08/23

沈黙の春

私の夏の課題図書のひとつに

「沈黙の春」があります。

レイチェル・カーソンという女性の

著作で、日本では1974年に新潮社より

発行されました。

 

ロングセラーの環境に関する名著です。

 

原作は1962年に書かれ、レイチェルさん

は1964年には亡くなっています。1907年

生まれで、1940年に米国内務省魚類・野生

生物局に勤務し、52年に退職するまで

野生生物とその保護に関する情報収集に

あたりました。

 

かなり早い時代に多くの人に影響を与えた

著作として一読に値するものと思います。

 

その影響がよくわからないうちに化学薬品

が自然を破壊していく事例をたくさん紹介

していますが、自然界への影響調査の難し

さもあたらめて痛感し、人間の経済活動と

の対比からみても今日においても続いている

愕然とする内容です。

 

◇自然は、沈黙した

「自然は、沈黙した、薄気味悪い、鳥たち

は、どこへ行ってしまったのか。みんな

不思議に思い、不吉な予感におびえた。

 裏庭の餌箱は、からっぽだった。

ああ鳥がいた、と思っても、死にかけて

いた。ぷるぷるとからだをふるわせ、

飛ぶこともできなかった。

 春が来たが、沈黙の春だった。いつも

だったら、コマツグミ、ネコマネドリ、

ハト、カケス、ミソサザイの鳴き声で

春の夜は明ける。そのほかいろんな鳥の

鳴き声がひびきわたる。だが、いまはもう

音一つしない。野原、森、沼地 ーー

みな黙りこくっている。」

 

自然を破壊しあらゆる生命を蝕む化学薬品

の恐ろしさをペンシルベニア生まれの筆者

が告発する。

 

地上に生命が誕生して以来、生命と環境は

互いに力を及ぼしあい、何千年という時を

かけて、生命と環境の均衡をつくりあげ

てきた。だが、人間は二十世紀というわずか

の間に恐るべき力を手に入れ、自然を変えよ

うとしている。

 

人間が作り出した科学薬品は、農園や森林

などの様々な場所で使われている。それは

特定の雑草や虫を退治するためのものだが、

結局、生命のあらゆるものすべての環境

を破壊する。

 

人間は自然を単純化することに注力し、自然

が様々な種類の生物の間に作り出してきた

均衡を破壊してしまった。例えば広大な

農地に一種類だけの作物を植える、いわゆる

「単一農作物栽培」ようになると、ある種

の昆虫が大発生した。

 

水の汚染は、環境全体の汚染と切り離して

考えることはできない。原子炉、病院など

からは放射性のある廃棄物が、都市からは

下水が、工場からは化学薬品の廃棄物が

海へと流れ込む。これらは互いに作用しあい

姿を変え、毒性を増す。

 

土壌の世界は、様々な生物が織りなす糸に

よって、互いに依存している。生物は土壌

がなければ育たず、土は生物が栄えてこそ

生きたものになる。だが、この世界に化学薬品

が押し寄せたら、個体数の均衡が壊れる恐れ

がある。土壌の新陳代謝の活動も変化し、

もはや実り豊かな土とはならない。

 

二十世紀になって、人間は無数の化学的発癌

物質を生み出した。こうした化学物質をすべて

取り除くのは非現実的なことと思われる。

だが、その多くは人々の生活に不可欠のもの

とは限らない。それらを取り除けば、癌の

脅威も大幅に弱まる。

 

 

日本で公害を強く意識し始めたのは昭和

四十年代、その後も様々な問題が起きて、

都度対策が打たれてきました。日本で

本書が発行される時期にも符合しています。

 

化学物質特に化学薬品がもたらす効果は

日常生活に必要なものとなっています。

しかし、その影響の範囲を当初予想する

ことは極めて、難しいものだと思います。

 

一方でレイチェルさんのような主張、行動

をすると、企業、業界の利益、そのロビー

活動から、かなりの圧力もかけられてきた

でしょう。1960年代からすでに60年経って

も本書がロングセラーを続けているのも

その解決がいかに難しいかを示している

ものといえるでしょう。

 

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2020/08/20

内向型の強み

社交的で人を引っ張る外向型の人間

を理想とする人が多い。

 

かくいう私もそういう刷り込みの中

で育ち、大いにコンプレックスを感じ

てきたものです。しかし、内向型の

特質を理解していくと勇気が湧いて

きます。

 

「内向型人間が無理せず幸せになる

 唯一の方法」スーザン・ケイ著

(講談社)の要旨をご紹介します。

 

 

・なぜ「隠れ内向型」が多いのか?

今日社会が求める性格タイプはごく狭い

範囲に設定されている。成功するには

大胆でなければならない、幸福になる

ためには社交的でなければならない、

と教えられる。

 

このような背景から、多くの人が外向型

の振りをしている。アメリカ人の1/3から

1/2は内向型である実態だ。

 

・内向型が偉業を達成

内向型は二流の性格特性とみなされている。

だが、創造性に富んだ人々の多くは内向型

だ。その理由のひとつとして内向型は単独

作業を好み、孤独は革新の触媒となりうる

ことが挙げられる。進化論からゴッホの

ひまわり、PCもそうである。

 

スティーブ・ウォズニアック(アップルの

共同創業者)がいう。

「ひとりで働け。独力で作業してこそ、

革新的な品物を生み出すことができる」

 

・「共同作業」が創造性を殺す

孤独が創造性の鍵なら、企業は従業員に

プライバシーと自主性を与えるのが望まし

い。だが、多くの企業はチームワークを

優先する「新集団思考」を重視し、オフィス

はオープンなつくりで、プライバシーは

ほとんどない。

 

・ネットの誕生が協働をクールなもの

 にした

フリーソフトのリナックスやオンライン

百科事典のウィクキペディアの成功は

協働「コラボレーション」が鍵となった。

しかし、彼らは大きな会議室に集まって

作業したものではない。そして人々は

コラボレーションという考え方を魅力的

なものとし、集団の知恵を尊敬するよう

になった。

 

・オープンオフィスは生産性を阻害する?

研究によればオープンオフィスは働く人の

気分を敵対的にし、意欲を奪う。また、

一度に複数の仕事をこなすと生産性が低下

し、ミスが増える。多くの内向型がこの

ことを本能的に知っていて、一部屋に

大勢で閉じ込められるのを嫌う。

 

・『ブレーンストーミング』神話の崩壊

集団で自由にアイディアを発表しあう

ブレーンストーミングは優れたアイディア

をもたらすとされる。だが、実際には

集団が大きくなるほど、アイディアは

質・量ともに低下する。

 

・報酬志向と脅威志向が運命を分ける

外向型と内向型は脳の反応が異なる。

外向型は報酬を求める脳の反応が敏感

で、目標の追求と達成に対して、格別な

『熱狂』を抱く。内向型は簡単には

熱狂しない。行動する前に考えて、時間

を掛けて問題解決に取り組み、正確に

作業する。

 

極度の内向型だったアインシュタインは

言った。

「私はそんなに頭がいいわけではない。

問題により長く取り組むだけだ」

 

 

コロナ時代の先を観ていく今日、外向型

のみならず内向型の特質が活きていく

気がします。

 

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今ハワイには観光でいけませんが、せめて

ワイキキを見渡す部屋の一室からの眺め

で「涼」をとりたいものです・・・

 

 

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2020/08/14

禅とはなにか

鎌田茂雄さん(五輪書)つながりで、

「禅とはなにか」(講談社学術文庫)

を紹介します。スティーブ・ジョブズ

も関心を強く寄せた「禅」はどんな

ものなのか、鎌田さんの言葉で聞いて

みます。

 

 

インドで興った仏教と中国の老荘思想

などが融合し誕生した「禅」

 

◆禅の思想

・心の問題

人間性の回復などと言われている。

私たちは目前の様々な快楽に追われ

心の健康ということにほとんど注意

を払っていない。

 

心の問題を考える場合、精神分析学

心理学があるが、悩める心を救うもの

ではない。筆者は仏教の中に心の

問題を考える何かがあるのではと

考えている。

 

・末那識(まなしき)

我執の根本であり、執着をもってその

特性とする。俺が俺が、自分が可愛い

と思うのも末那識だ。

「泣きながら、良いほうを取る 形見

分け」と川柳にあるとおり、私欲を

離れることはできない。

 

・阿頼耶識(あらやしき)

自分だけでなく自分や祖先の犯した

あらゆる経験を貯蔵しているのが阿頼

耶識だ。人間は自分一台ではなく、

「無限の過去と無限の未来に連続して

いる」

 

人間の一瞬一瞬の行為が積み重なって

その生命を流転させてゆくことに思いが

及ぶならば、一日一日の行いを大切に

大切にしてゆかねばならない。

 

・心を縛るものを除くには

「欲に従がふもこれ苦、欲を

絶つもこれ苦なり」

菜根譚(さいこんたん)は説く。

「人生は少しだけ減らすことを考えれ

ば、その分だけ世俗から抜け出すこと

ができる。例えば、もし友人との

付き合いを少しだけ減らせば、その

分だけ煩わしいいざこざから逃れ

られるし、発言するのを少しだけ減ら

せば、その分だけ過失がなくなる」

 

・ただ今のことに集中する

自分を束縛しているものを解放する

にはどうしたらよいか?

それは自分の心を空っぽにするのだ。

過去の失敗を悔やまず、未来のことを

心配せず、ただ今のことに集中する。

そうすれば無念無想の境に入って

いける。

 

「ただ、前念をとどめてくよくよする

こともなく、後念を抑えてびくびく

することもなく、ただ目の前に起こって

いる物事を、次々片つけていくことが

できれば、自然に無念無想の境にはいって

いくことができよう」と菜根譚はいう。

 

・無心とは

無心とは心をどこにも置かないことだ。

「一切心をどこにもおかずに、天地一杯

に遍満させるのである」

一点に気力を集中させ、しかし、心は

どこにも置かない。これが剣の極意で

あると、沢庵禅師は教えた。

 

◆禅宗の開祖、達磨の思想

・「無功徳」の宗教

禅宗の開祖と言われる達磨は、一切の

功徳を否定する「無功徳」の思想を

説いた。寺を造ったり、お経を写したり

することに功徳があると思うのは、世俗

から見た間違った理解であり、迷いの

原因だという。

 

・無功徳が人生に深みと厚みを与える

無功徳の思想を支えるのは「無限の

努力」である。理想は実現できない

こそ理想であり、実現できない理想に

向かって、一歩一歩努力するところに

人生の意義がある。

 

◆禅を現代にどう生かすか

「忙しい」は「心を亡する」ということ

だ。仕事に励むことは美徳ではあるが、

あくせくしすぎると、心を豊かに楽しむ

ことができなくなる。

 

・新たな価値観を求めて

仏教では人間の欲望を「三毒」と呼ぶ。

貪り、瞋り(いかり)、痴さ(おろかさ)

の三つをいう。

「多欲の人は利を求むること多きが

故に苦悩もまた多し。少欲の人は無求無欲

なれば、すなはちこの患(うれ)ひなし」

「知足の人は貧しいと雖もしかも富めり」

遺教教(いきょうきょう)」はいう。

 

・人は人、吾は吾なり

「世を処するに一歩譲るを高しとなす、

歩を退くるは、即ち歩を進むるの帳本

なり」(菜根譚)

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瑠璃光寺のつくばい

「吾唯足知」

 

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枯山水

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2020/08/07

五輪書

ずっと気になっていました。

 

先日NHK BS番組で「偉人たちの

健康法」で取り上げられた宮本武蔵。

番組内容はさることながら、「五輪書」

を読む機会だと思って、ネットで取り

寄せました。いろいろある中で

 鎌田茂雄著 講談社学術文庫

に決めました。

 

「激動の現代に生きる我々は、常に

心の休まるときがない。秒単位で動く

といっても決して過言ではないわれわれ

は、心のよりどころをどこに置くべき

なのであろうか」

 

「孤絶の風光  独行道とは」

「熊本市の西郊、金峰山の山ふところに

ある雲厳寺に、ひとつの洞窟がある。寛永

二十年十月十日、午前四時、一人の武芸者

が、自分の余命の少ないことを悟って、

その洞窟に籠り『五輪書』といわれる

指南書を書き始めた。・・・『五輪書』は

兵法の奥義を説いたものであったが、

箇条書きに簡潔に自らの人生観を説いた

のが『独行道』であった。書いたのは

死ぬ七日前であった。

 

「独行道」

一、世々の道にそむく事なし。

一、身にたのしみをたくまず。

一、よろずに依͡͡コ(りっしんべんに古

  :頼るの意)の心なし。

一、身をあさく思、世をふかく思ふ。

一、一生の間よくしん(欲心)思はず。

一、我事において後悔せず。

一、善悪に他をねたむ心なし。

一、いづれの道にも、わかれをかなし

  まず。

一、自他共にうらみかこつ心なし。

一、れんぼ(恋慕)の道思ひよるこころ

  なし。

一、物毎にすき(数寄)このむ事なし。

一、私宅においてのぞむ心なし。

一、身をひとつに美食をこのまず。

一、末末代物なる古き道具所持せず。

一、わが身にいたり物いみする事なし。

一、兵具は各(格)別、よ(余)の

  道具たしなまず。

一、道においては、死をいとはず思ふ。

一、老身に財宝所領もちゆる心なし。

一、仏神は貴し、仏神をたのまず。

一、身を捨てても名利はすてず。

一、常に兵法の道をはなれず。

 

正保弐年  五月十二日

           新免武蔵

             玄信(在判)

 

「独行道」に出会ったことはよかったと

感じています。武蔵最後の遺言とも

いうべき書を吟味できることは、意義深い

ものがあります。特に響いた文言を太線

にしました。

 

「吟味せよ」「修練せよ」「稽古せよ」

テニスの対戦にも通じる心構えがあった

ことも意義がありました。

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2020/08/02

梅雨明け

関東地方ですが、やっと梅雨明け

しました。

6月11日から8月1日の長きに亘って

九州、山形地方における水害をもた

らし、世界的には中国長江流域に

大水害が起きました。

(心よりお見舞い申し上げます)

 

日照時間が極端に短く、農作物にも

今後影響が出てくるものと思われます。

今年の梅雨明け後は例年とは大きく様相

が異なっています。

 

本来オリンピックで盛り上がりのクライ

マックにあるはずの夏休みが、スポーツ

イベントや様々な芸術・芸能イベントの

多くが中止、延期、大幅規模縮小と考え

られもしない事態に追い込まれ、昨今の

新規感染者急増の中、先の見えない日々

を過ごしています。

 

年金生活者としての常態を受け入れ始めた

矢先でしたが、多くのことを考えさせられ

ました。在宅を余儀なくされた中での

健康維持と楽しみの見つけ方は「晴動耕筆」

の回でもご紹介しましたが、今まで当たり前

の事ができることに改めて感謝しながら

味わうことを知りました。

 

例えば、運動としてしていた「テニス」も

いつできなくなるか分からないので、「今」

できることはありがたいことだ、そのため

にコロナ対策や体重をはじめとしたコント

ロールや筋肉、関節のケア、食事、食事を

作ってくれる奥方への感謝等々 改めて

思うものであります。

 

そして、世界情勢が一挙に大変化していく

ことも分かってきました。さらに経済状態

が悪化していくと何が起こるか分かりません。

 

働き方、人々の行動にも大きく変化をもた

らせた今回のコロナウィルス、「新常態」

はある日突然やってくることを感じつつ、

いつもとは違う「梅雨明け」を眺めるもの

です。

 

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