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2019年9月の投稿

2019/09/22

よい休息

役職離任後や定年後は時間の余裕ができて

きます。しかし、時間に余裕ができること

と、充実した時間を過ごしていくことは

別問題というか、ほとんで相関しないこと

に気づいてきます。

 

私自身退職後、それ以前に期待していた

多くのことにしっかり取り組めているか

というと、大いに疑問が残ります。

それは、時間配分や集中できる環境

いかに工夫して作るかに問題があるよ

うに感じています。

 

それは、やりたいことが見えていないと

いうことを除外して、時間の過ごし方を

「集中」という観点の逆方向から考えて

みたいと思います。読書の秋第三弾!

 

「よい休息は、よい働きにつながる」

こう綴るのは「よい休息」

アレックス・スジョンーキム・パン著

(日経BP社)

さあ、始めます。

 

◇創造性を刺激する・維持する「休息」

多くの人はいかに働くかには興味が

あるが、いかに休むかについては

あまり考えないようだ。

多くの著名クリエーターは早朝に仕事を

し、日中には散歩や昼寝をして、エネル

ギーを回復させている。このような

「戦略的休息」を取ることで、課題を

より創造的に、より効率的に解決できる。

 

◇4時間

仕事を中心の生活をしていても、必ずしも

仕事に没頭して一日を過ごしていたわけで

はない。

 

チャールズ・ダーウィンは、朝食後8時に

書斎に入り、9時半になると郵便物を見たり

手紙を書き、10時半になると本格的な研究

を開始。正午には散歩に出かけた。そして

19冊の本を書き上げた。

 

アンリ・ポアンカレ(数学者)は最も頭を

使う思索の時間帯は午前10時から12時と

午後5時から7時だった。

 

◇朝の日課

スコット・アダムス(漫画家・米国)

毎朝5時に起きて、コーヒーとプロテイン

バーの朝食を取り仕事部屋で有名な

「ディルバート」を30年間描き続けた。

「最初の4時間は数分のように過ぎて

いく」その後は「創造性が枯渇始しめる」

そして正午にはジムで運動する時間となる。

 

多くの創造的な仕事をしてきた人々は

早朝や夜明け前から仕事を始め、そして

各々の日課を守る傾向にある。

 

◇歩く

セーレン・キルケゴール(哲学者・デンマーク)

「私は歩くことで最善の考えに達した」

述べた。

 

スティーブン・ジョブスは、緑の多い街路

でウォーキング会議を行った。現代の職場

では座ることが多すぎて、血の巡りが悪く

なり、脳の回転も遅くなると医者のテッド・

エイタンはウォーキング会議を勧める。

 

◇中断

アーネスト・ヘミングウェイは「次にどう

なるかわかっている時に、その日の仕事

を終える」この先の展開が見えるエネル

ギーが残っている時に仕事を終えると、

翌日始めやすくなる。執筆の途中で終え

ると、潜在意識はそれをずっと考え続け

る。「だが、意識したり考えたり、思い

悩んだりすると、書き始める前に、脳が

疲れて先に進まなくなる」と述べた。

 

◇回復

ドワイト・アイゼンハワーは1942年6月

欧州戦域連合軍最高司令官に任命された。

一日に15時間から18時間働いたという。

彼は息を抜くために「隠れ家」を見つける

よう側近に命じた。ロンドン郊外の森の

中にある目立たない家を見つけ、そこで

の時間を楽しんだ。もちろん当時は厳秘

とされた。

このようなことを社会学者は「分離」と

呼び、仕事を忘れて他のことに没頭する

ことが心身の回復に極めて重要だいう。

 

◇ディープ・プレイ(深い遊び)

ウィンストン・チャーチルは絵を描く

ことがディープ・プレイだった。

1915年ガリポリの戦いで敗れ、責任

をとって海軍大臣を辞した後、絵を

描き始めた。

このように幾重もの意味と個人的な

重要性を持つ遊びのことを指す。

 

◇長期休暇

「サバティカル」(長期休暇)は創造性

を再充電し、新しいアイディアを発見し

現在の仕事の突破口を見出す上で有益だ。

ビル・ゲイツは毎年一週間、仕事だけで

なく、家族や友人からも離れ、ワシントン

西部の小さな別荘で過ごした。

1995年にはインターネットの重要性や

2004年にはワイヤレス・テクノロジーの

文献に没頭して過ごした。ウェブブラウザ、

タブレット、オンラインゲームへ進出する

契機を「思考週間」から生み出した。

 

このように多くのCEOが休暇をとって、

社内の政治的圧力、多数の小さな決定、

数分ごとに降りかかってくる難題から

離れることで、自社や産業をより広い

視野から見られるようになることに気

がついた。

 

とても刺激を受けました。何となく時間

を使ってしまうということは、集中する

ことなく過ごしてしまうことを意味し

ます。「集中」するためには、メリハリ

をつけた「よい休息」を取る必要があり、

「よい休息」を過ごそうと思えば、集中

することにつながるという

「逆も真なり」!

 

 

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2019/09/16

20字に削ぎ落せ

日常、プレゼンでもレポートでも

会話でもあらゆる場面でどうしたら

相手に伝わる言葉を創れるかは、

常に悩ましいものです。

 

ちょっとした会話でも相手に伝わる

かどうかは、工夫が必要ですね。

そんなあなたのために、世にたくさん

あるこの類の本の中から、お勧めする

のが今日の一冊。一味違います。

 

アメリカで活動するプロフェッショナル

スピーカーが、削ぎ落された短い言葉

で「伝えたいことを、どんな相手にも

伝える」方法を解説します。

 

「20字に削ぎ落せ」(朝日新聞出版)

リップシャッツ信元夏代 著

日本人で唯一のWorld Class Speaking

認定講師

 

以下紹介します。

◇ブレークスルーメソッド

伝えたいことを「20字で語る」。その方法

をブレークッスルーメソッドという

 

◇ブレークスルーメソッドの基本ルール

①伝えることを1つに絞る

 言いたいことを20字の「ワンビッグメッ

 セージ」に絞りこむ。なぜ20字かという

 と、長いほど相手の解釈の余地を与えて

 しまうから

 

②自分の視点で語らない

 プレゼンでも講演でも、主役は「聞き手」。

 話は「聞き手視点」で組み立てる。

 例えば、「今日は皆さんに英語の勉強法

 のコツをお話します」⇒「今日は皆さん

 に英語の勉強法のコツをお持ち帰りいた

 だきます」

 

③できるだけ簡単に話す

 漠然とした情報では相手に伝わらない

 「簡単・簡潔・簡明」に話す事が重要。

 人間の脳は一度だけ耳で聞いた情報を

 すべて記憶に残すことはできない。

 だから、耳から入る情報は

 「簡単・簡潔・簡明」に

 

④未来予想図を売れ

 人が心惹かれ、手に入れたいと思う

 ような「未来予想図」を明確に示す。

 商品の機能を説明するのではなく、

「この商品を手に入れたら、あなたは

 こうなる!」明るい未来像を

 頭と心に描けたら、人はそこに辿り

 着く方法を手に入れたいと思うもの

 

◇3つのステップで準備

①聞き手視点の情報整理

 情報を整理し、聞き手との共通点を

 探り出すために「聞き手が得られる

 プラスは何か?」などと自問する。

・聞き手を動かしてなんぼ

 エトス(信頼)、パトス(感情)、

 ロゴス(論理)が説得の三要素。

 この3つが揃って初めて「頭と心を

 動かす」ことができる

・聞き手との共通点を探す

 共通点を探すところから始める

・聞き手が得られるプラスは何か?

 「プラスになる未来予想図」が耳を

 傾けてもらえるかのポイント

・なぜ自分が話をしなくてはならないか?

 自分にしか語れないストーリー、経験

 談、知識は何かを考える

・聞き手にどう行動してほしいか?

 ゴールを明確にしておく

 

②何を伝えるのか

・つかんで、約束し、行先を告げる

 >The Bang!

  インパクトのあるつかみ

 >Big Promise

     聞き手にとってどんなよいことが

    あるのか

 >Roadmap

    話の大まかな道筋が見えるように、

    オープニングで明確に示すと聞き手は

 期待感を持ち頭の整理がつきやすい

・発散的思考と収束的思考

 ありとあらゆることをポストイットに

 書き出し、ホワイトボードに張り出し、

 その後、似たものを集めてグルーピング

 していく。それぞれにメッセージを振り

 それぞれのメッセージを総合して、

 20字のワンビッグメッセージにまとめ

 上げる。 このプロセスが発散と収束

 

③どう心をつかむのか

 ストーリーが肝心だ。

 第一幕で主要人物が出てきてストーリー

 の状況設定

 第二幕でコンフリクト=問題・葛藤・

 ・危機的状況を見せる

 4つのF 

 Failure 失敗 Frustration 不満

 First 初めての体験 Flaw 欠点

 第三幕 結果

第一幕と第三幕だけでは面白くない。

コンフリクトというプロセスを見せる

ことで、聞き手の心が惹きつけられる

 

第一幕から第三幕の展開だけも心に

留めて準備をしていけば、ずいぶん

結果が変わっていくと感じました。

退職後も様々な集まりで、説明や挨拶

会話でも十分に使えるお話でした。

 

「伝える努力の習慣が、

 豊かな人生につながる」(20字)

 

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中秋の名月(9.14)も過ぎ、

長い夏が終わりかけて季節のリレー

これから読書の秋・・・

 

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2019/09/10

ハピネス・カーブ

高齢になってくると、だんだん年齢で

仕切られることが多くなります。

役職離任、定年、健康保険、年金等々

日々年齢を意識させられる出来事が

多くあります。

 

時には年齢のことで憂鬱な気分に襲わ

れたりもします。

 

そこで・・・少し元気になる話題。

 

「ハピネス・カーブ」

ジョナサン・ラウシュ著 

ブルッキングス研究所

シニアフェロー、ジャーナリスト

2005年全米雑誌賞受賞

多賀谷正子訳

CCCメディアハウス発行

 

年齢を横軸、満足度を縦軸にすると

45才から55才を底にした「U」字カーブ

を描くことをいいます。

現在65才の私も振り返ってみるとだいたい

このU字に当てはまります。そもそもこの

ブログを立ち上げた50才の時、U字で

いえば、底に当たっていたわけですね・・・

(過去を思い起こす遠い目線(笑い))

 

紹介します。何か役に立てれば・・・

 

◇イギリスの生活満足度調査で

 分かったこと

イギリスはどの国よりも熱心に国民の

主観的満足度の計測に熱心だ。その結果

冒頭に説明した結果、すなわち平均的

中年は平均的若者や老人よりも幸福度が

低い。

 

◇年齢と幸福度には関係がある

「自分の今の生活を考えられうる最高の

生活と比べた場合の評価」を尋ね、その

データから収入、教育、雇用状況、結婚

の有無など生活満足度に影響を与えうる

他の要素を除いて調整した。結果、

中年期に満足感を得ることは他の時期に

比べて難しいということだった。

 

◇期待と現実のギャップが失望感を生む

ハピネス・カーブは「将来に対する期待」

と関係がある。若い頃は将来への期待が

大きい。その分現実との差が大きく、

失望感を味わう。だが、時がたち、何度

も失望感を味わうにつれ、過大な期待は

消えていく。50才代以降になると期待と

現実の差が少なくなり、後悔や失望が

減る。

 

◇加齢のパラドックス

研究を続けるうちに気がついた。

歳をとると精神面も肉体面も衰えていく

というのは正しくないということだ。

・ストレスは50才を超えた頃から少なく

 なる

・感情のコントロールがうまくなる

 人生の積み重ねで「概して人は年齢を

 重ねることで学ぶことがあると分かって

 いるようだし、感情が落ち着いていき

 少しぐらいのことで動じなくなる」

 と心理学者のエイレン・ウェシントンは

 いう。

・高齢者はうつ病になりにくい

 

◇U字曲線を乗り切るために

・ノーマライゼーション(正常化)

 中年期に不安感を抱くのは特別なこと

 ではないと理解する。このような感情

 を抱くことで恥ずかしさや孤独感が

 減る。

・他人と自分を比較しない

 自分より成功している人と自分を比べ

 ない。

・今のことだけを考える(マインドフル

 ネス)

 常に先のことを期待したり、過去のこと

 を再評価したりしない。そのためには

 「瞑想」がよい。マインドフルな状態を

 作り、雑念を捨て不安感が減り、ポジテ

 ィブな感情が増す。

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・人に話してみる

 つらい時期を一人で乗り切るのはよくな

 い。独りで抱え込まないことが大事。

 心の安定を取り戻し、間違いを犯さず

 にすむ方法だ。

 「カウンセリングは自分自身について

 学びに行くようなもの」と心理学者の

 ダン・ジョーンズはいう。

・時期を待つ

 「必ず上向く日がやってくる」と思うこ

 と。U字曲線の谷底で悩んでいる人の

 心を軽くするには「最善の道は、そこを

 通り抜けること」だ。中年期のスランプ

 は厄介なものではあるが、深い傷を残す

 ものではない。それが普通のことで、

 いつかは終わるし、悲惨なものではない。 

 

このように書いてくると、私自身この

ブログを書き始めたのは、曲線の底に

いて、何とかした気持で始めたのかも

しれない・・・ 

65才の現在の私はU字曲線の底には

いない気がします。

妙な納得・・・

 

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