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2019/03/05

ファクトフルネス

100万部の大ベストセラーの気になる本を
ご紹介します。

FACTFULNESS(ファクトフルネス)
(日経BP社)

ハンス・ロスリング、オーラ・ロスリング
アンナ・ロスリング・ロンランド共著、

「賢い人ほど世界の状況を勘違いしている。
思い込みを生み出す人間の本能とそれに
とらわれず、事実に基づいて世界を読み
解く習慣「ファクトフルネス」

はたして「ファクトフルネス」とはいかなる
ものか?

◆本能とファクトフルネス

人間の脳には私たちの先祖が狩猟をするため
に必要だった本能が組み込まれている。危険
から一瞬で判断を下す本能。

数千年前には役立つこの本能が今は違う。
瞬時に判断したりドラマチックな物語を求め
る本能が世界についての誤解を生んでいる。

ドラマティックなものを求めすぎると、ありの
ままの世界を見られず、何が正しいかが
分からなくなる。

こうした本能を抑える習慣が「ファクト
フルネス」だ。

①分断本能

人は誰しもが様々な物事や人々を2つの
グループに分けたがる。その間には
埋まらない溝があると思い込む。これが
分断本能。

世界の国々や人々が「金持ちグループ」
と「貧乏グループ」に分断されていると
思い込む。世界の収入ごとに4つのグループ
に分けると、実は第二、三グループが
圧倒的に多い。

ジャーナリストは双方が対立していると
強調したほうが話を組み立てやすい。

⇒ファクトフルネス①
 話の中の「分断」を示す言葉に気づく
 こと。実際には分断はなく、誰も
 いないと思われた中間部分に大半
 の人がいる。

②ネガティブ本能

人は誰しも物事のポジティブな面より
ネガティブな面に注目しやすい。

例えば「世界はどんどん悪くなっている」
というものだ。戦争、テロ、環境汚染等
暗い話は世界に無数にあるが、戦争に
よる死者は第二次世界大戦後減り続け
ている。

しかし、「小さな進歩」の話は世界中で
起きている。小さな進歩の繰り返しが
世界を変えてきた。ひとつひとつは
ゆっくりで細切れだからニュースに
取り上げられにくい。

⇒ファクトフルネス②
 ネガティブなニュースに気づくこと。
 ネガティブなニューズが耳に入りやす
 いと覚えておくこと。物事がよくなった
 としてもそのことについて知る機会は
 少ない。

③恐怖本能

私たちは怪我や毒などの危険を予知する
と「恐怖本能」が反応する。メディアは
私たちの恐怖本能を利用する。

現在「世界は危険だ」というニュースが
多いが、現在の世界は人類史上まれに
みる平和で安全だ。自然災害による
死者は百年前の25%だ。飛行機の死亡
率は0.0000025%でしかない。

⇒ファクトフルネス③
 「恐ろしいものには自然と目が行って
 しまう」ことに気づくこと。恐怖と危険は
 違うことに気づくこと

④過大視本能

人はみな物事の大きさを判断するのが
苦手だ。これは私たちがもつ「過大視
本能」だ。

2つの勘違いがある。

ひとつは数字を一つだけ見て「この数字
は何て大きい(小さい)んだ」と思う。

二つ目は、ひとつの実例を重要視しすぎる
ことだ。

例を挙げよう。乳児の死亡は2016年
には420万人だ。つらいことではもちろん
あるが、前年より10万人減っている。
1950年は1,440万人もいた。人類は
以前より多くの命を救ったことになる。

⇒ファクトフルネス④
 ただひとつの数字がとても重要で
 あることに勘違いしてしまうことに
 気づくこと。他の数字と比べることで
 同じ数字から全く違う意味を見出せる

⑤宿命本能

持って生まれた宿命により人や国、文化
の行えは決まるという思い込み。

人間の進化では役立った。集団が特別
な使命を持っていると訴えれば団結しや
すく優越感も感じられる。

今の時代物事が変わらないと思い込み、
新しい知識を取り入れることを拒めば
社会の劇的な変化が見えなくなって
しまう。

社会も文化も動きがゆっくりなので、
気づかないだけだ。アフリカがヨーロッパ
に絶対追いつけないと考えるのは早計
だ。アフリカの平均寿命はヨーローパ
に比べ17才もの開きがある。

しかし、テュニジア、リビア、アルジェリア
のそれは世界平均の72才を上回る。

⇒ファクトフルネス⑤
 いろいろなもの(人、国、宗教、文化)
 が変わらないように見えるのは、変化
 がゆっくりだからだ。変化はゆっくりと
 進み、やがて小さな変化が積み重なれ
 ば、大きな変化となることを覚えて
 おくこと

⑥単純化本能

人はシンプルなものの見方に惹かれる。
世の中の様々な問題にひとつの原因と
ひとつの解答を当てはめがちだ。

例えば「自由主義」といえばシンプル
で美しい概念に思えるが、それだけを
信じ込めば世界をひとつの切り口でしか
見られなくなる。

全ての問題の元凶は「政府の介入」と
考えてしまう。だから何が何でも反対
に凝り固まってしまう。そして、自分の
見方に合わない情報から目を背けて
しまう。

⇒ファクトフルネス⑥
 ひとつの視点だけでは世界を理解で
 きないと知ること。様々な角度から
 見た物事を正確に理解できるし、
 現実的な解を見つけられる。

⑦犯人捜し本能

何か悪いことが起きた時に単純明快
な理由を見つけたくなるのがこの本能。

誰かがわざと悪いことを仕組んだと
思いがちになる。だが、誰かを責める
ことに気持ちが向くと、学びが止まる。
その他の理由を見つけようとしなくなる
からだ。

そうなると問題解決から遠ざかったり、
同じ失敗をしたりする。例えば飛行機
事故を睡眠不足のパイロットのせいに
しても、次の事故は防げない。そのため
には、なぜパイロットは居眠りをしてしま
ったのかを探るべきだろう。

⇒ファクトフルネス⑦
 誰かが見せしめとばかり責めたてられ
 ていたら、それに気づくこと。誰かを
 責めると他の原因に目が向かなくなり
 将来同じ間違いを防げなくなる

他にも「直線本能」「パターン化本能」
「焦り本能」
がある。これら10の本能
を抑え、事実に基づいて世界を見れば
世の中もそれほど悪くないと思えて
くる。これからも世界を良くし続ける
ために私たちに何ができるかも
これらから見えてくるはずだ」

これらの10の本能から解説される
陥りやすい「勘違い」をその傾向が
起きやすいと分かっている「習慣」
を身につけるだけで、難題の解け方が違って
くるに違いありません。

そして、人間関係も同じように感じる
ものです。

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