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2019/02/26

「狩りをし、風呂に入り、ゲームをし、笑う。これが人生だ」

北アフリカ最大のローマ人居住地であった
古代都市タムガディの砂に埋もれていた
廃墟が18世紀に発見されました。現在は
アルジェリアのティムガッドと呼ばれて
い ます。

◇ティムガッドの落書き

そのフォルム(大広場)とよばれる場所から

「狩りをし、風呂に入り、ゲームをし、笑う。
 これが人生だ」

というラテン語の落書きが出てきました。

西暦100年ころトラヤヌス帝が建設したこの
都市が高いレベルの快適な生活を都市市民
に提供していたことは驚くべきことです。

賑やかな市が立つ日には大広場に人々
が集まり、ゲームをしたり野外劇場で上演
される劇を鑑賞したり、公衆浴場でゆっくり
とおしゃべりをしていた姿が想像されます。

◇ローマ帝国の融和政策

ローマ人は北アフリカ全土で、穀物、
オリーブオイル、ワインの生産を奨励しま
し た。その地域は、ローマの穀倉地帯と
なり、帝国にそれら必需品を供給しました。

パンとサーカスとよく言われるように劇場や
公衆浴場、トイレ、上下水設備を完備して
軍人だけでなく、地元の人々を融和してい
ったと言われています。

◇優れた旅ブログ

https://yascovicci.exblog.jp/24025890/
この記事を書くにあたってネット上によく
まとめてくれたブログを発見しました。
「ヤスコヴィッチのぽれぽれBLOG」
を紹介させていただきます。

◇落書きを考える

フランスのある歴史家によれば、これは
「野心が欠けているとも言える 哲学。
しかし一部の人々からは知恵の極意
ともいえる哲学」という批評があります。

退役軍人が記した言葉とも言われて
いることを考えると、役目を果たした
後のゆったりとした生活は現代から
見てもうらやましいものです。

ローマ帝国軍は兵役を終えると植民
都市に住まわせ、現地で結婚を奨励
し現地融和を図っていったといわれて
います。

それにしてもそういった定年後の生活
を実現できたことはローマ時代のすごみ
を感じさせます。

国力があり、政治面、経済面、軍事面の力
によって安定がもたらされていることが
大前提ですね。

このように繁栄した都市も3世紀には
重税に苦しむ農民や宗教と結びついた
反乱にあい衰退していきます。

そのような生き方は人生の意義や目的
を考えずに刹那の快楽を求めるその場
限りの生き方と批判もされます。

しかし、上記のような国力の条件が備わ
っていなければ実現できない恵まれた
環境であるともいえます。

その後庶民がこのような環境に置かれる
ことは稀であることはその後の歴史が
証明しています。そのことを考え併せる
と・・・

この落書きはシンプルに核心を突いた
魅力
を放っていると感じます。

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