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2019/02/10

「サイクル」を考える

「サイクル」は四季に現れるように私たち
の生活に根付いています。通常のパターン
に従って動き、日々の生活を過ごしやすく
しています。

経済や企業・市場もパターンに従って動き
その中には「サイクル」と呼ばれるものが
あります。これをテーマにしたのが、
「市場サイクルを極める」
~勝率を高める王道の投資哲学~
(ハワード・マークス著 日本経済新聞社)
です。
※オークツリー・キャピタル・マネジメント
 共同会長兼共同創業者

人間の心理・行動といったものが反映して
くる興味深いものが含まれています。
結構奥深く生き方に共通して教訓になる
ものが含まれていそうです。
さあ、ご一緒に考えてみませんか?

◇なぜ「サイクル」か?

「サイクル」は自然発生的現象に起因する
が、人間の心理や行動に端を発する場合も
ある。

優れた投資家はサイクルに注意を向けて
いる。過去にあったパターンが繰り返され
ていないかと気にかけ、問題とすべきサイ
クルのどこに今自分がいるのかを感じ
取る。

現況を見極めれば、未来を予測する能力
に頼らずとも未来に備える方法が分かる

のである。

◇サイクルの性質

「歴史は繰り返さないが、韻を踏む」
(マーク・トウェイン)

投資の世界ではサイクルが中心点の周りで
浮き沈みを繰り返し、振り子が行きつ戻りつ
している。

根本にある原因、動きのパターンには共通
する部分が多く時代が変わってある程度
一貫している。

トウェインが言いたいのは歴史の中のある
特定した流れ(例えば扇動政治家の台頭)
においてはひとつひとつの出来事が細か
い点で異なっていても、根本にあるテーマ
とメカニズムは一貫しているということだ。

同様にリーマンショックにおいても主として
不健全なサブプライムローンが大量に提供
されたことが原因になった。

行き過ぎた楽観主義、リスク回避の弱まり
過度に寛容な資本市場のせいで行われた。

つまり「細部は重要ではないが、テーマ
は絶対におろそかにできないもの」
であり、
繰り返される傾向が極めて強い。

・サイクルの種類
 景気サイクル
 景気サイクルへの政府の干渉
 企業利益サイクル
 投資家心理の振り子
 リスクに対する姿勢のサイクル

このような種類があるが、まとめると行き
過ぎたリスク許容の姿勢は危険の発生
を後押しする。そして、リスク回避の
姿勢が行き過ぎたところまで、振り子が
振れると相場は下落し、絶好の買い場
をもたらす。

一般的にリスクやサイクル変動に対して
心理的・感情的要素が平衡することは
ほとんどない。

◇市場サイクルを読み解くポイント

投資家が慎重に振舞い、前向きな感情
を表に出さない時、証券価格は潜在的
に割安になっている傾向にある。

一方、投資家が気分を高揚させ、行き
過ぎた熱情に駆られて買いに動くと
価格は危険な水準にまで上昇する。

投資成績は「何を買うかではなく、いくら
で買うか」
で決まる。

いくらで買うかは投資家の心理とその結果
としての行動で決まる。

投資に興味のない人には退屈な話題
かもしれませんが、極めて日常にある
人間臭いところが様々なものに共通
する気がしました。

そして、生きていく上でも
「今私はサイクルのどこにいるのか?」
をもう一人の自分が見つめることも
大事なことだと発見した気がしました。

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(関東で小雪が積もりました。千両が
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