« 幸福学とサイボウズ | トップページ | テレビドラマ「CSI」 »

2018/11/14

「林住期」再び

過去に読んだ本を再び読み返すことは
懐かしさとともに新たな気づきを呼び
込んでくれることがあります。

私にとって五木寛之氏の「林住期」
(幻冬舎)は今から11年前、2007年に
出版された本でとても感銘を受けました。

時に私は53才で会社の前線で厳しい
システムプロジェクトの復旧作業の責任者
を担っていました。ストレスに晒される中
で私の将来への希望が生まれました。

そんな時に出会った本です。

「林住期はそもそも古代インドで「四住期」
という考え方が生まれた。
「学生期」 青春
「家住期」 朱夏
「林住期」 白秋
「遊行期」 玄冬
と四季に当てはめるが、人生の前半であ
る上二つは学生、社会人として就職し、
結婚し、家庭を作り、子供を育てるといっ
た青壮年時代ともいえる。

50才に達すれば、人それぞれ限界が見
えてきて体力の衰え、若者たちからは
旧世代扱いされ、家庭でも組織でも必ず
しも居心地はよくない。そんな年齢に
なってくる。

林住期とは50才から75才くらいを想定。
「暮らしのためでなく働くこと」ができるよ
うになる年齢層だ。

・何のために働くのか

人は生きるために働く。生きるために働く
とすれば、生きることが目的で働くことが
手段ではないか。逆転してはおかしい。

50才で一度リセットすることを勧める。
真の「生き甲斐」を探す。
これが林住期の意味だと考える。
そのためには準備が必要だ。

林住期に先立つ学生期、家住期に必死で
努力し、営々と準備し、磨き上げられた
土台の上で「ジャンプ」した先の本番が
林住期だ。

林住期を虚しく終えた人たちには、虚しい
死が待ち構えているだけだろう。ジャンプ
したものだけが、死を穏やかに受け入れ
ることができるのだ。

・真の生き甲斐をどこに求めるか

ジャンプするためには、60才を前にして
からでは遅い。林住期は50才から始まるの
である。林住期は「必要」から遠く離れること
が重要。「必要」からではなく「興味」
よって何事かをする。何をするにも金の
ために何かをしない、と決めることだ。


・鬱は「林住期」に陥りやすい難病

「鬱」という字はマイナスの意味でよく使わ
れる。しかし、「草木がよく茂るさま」という
意味もある。溢れるエネルギーが何らかの
理由で抑制され、そのために沈んで見える
だけかもしれないのだ。光があれば影が
できるのと同じように。

明るさと暗さとは人生のパートナーであっ
て、敵と見ないことである。むしろ人間の
支えとして、今のような時代は心が萎え
ないほうがおかしいぐらいに考える。この
ような感覚を自分には関係ないと内側に
押し込め、無視することから鬱が病気

発展する。」

もう一度読み返してみて、上記の3点が
ポイントとして改めて気づかされました。

最近出版した「「定年後」憂鬱を感じたら」で
も取り組んだテーマです。鬱の気持ちを
そのまま受け止めて、ゆっくりしたリズム
で自分の心に素直に周りを見渡してみて
他人や周囲の期待に無理に応えようと
していないか・・・いい意味での自分本位
に生きてみていいのではないか・・・と
思うようになりました。

頭で考えた人生ではなく心で感じた人生
を生きていくということかもしれません。

11年前53才の時に読み、素敵な林住期
を生きたいという願望を思い出すような
気がします。そして、11年たった64才の
現在の自分が、かつての自分の延長線
上に生きていることを実感させます。

Dsc_2542

(我が家の薔薇、グラデーションがきれいな
 花が咲きました。名前が分からなくなりま
 した。
 どなたかご存知の方、教えてください。)

************************************************
※私のKindle本(電子出版)ぜひ読んでみてください。

  
旬ブックス「会社員のための五十才からの
       生きかた」シリーズ

①「会社員が定年後充実した生き方をする
ための四つの習慣」

 ~会社員のための
     「五十才からの生きかた」~
        
②定年後でもできる!
      Kindle本「セルフ出版」

  ~初めてでもWordだけで
         電子書籍が出せる~
11月22日(木)17:00から25日(日)16:59迄
オータム無料キャンペーンを実施!

「定年後」憂鬱を感じたら
 ~ある定年退職者のケース~

  11月5日発売! ご愛顧に応えて
11月22日(木)17:00から25日(日)16:59迄
オータム無料キャンペーンを実施!

いずれも ¥99 または 
Kindle unlimited 
(¥980月額制で無料ダウンロード)


今後の参考のためにも書評をいただけると
大変ありがたいです。よろしくお願いします。

PC版画面なら右上の「著書」クリック、また
はアマゾン本で「渡辺俊一」で検索すると
見つかります。kindleソフトをダウンロード
すると、専用端末でなくても、PCでもパッド
でもスマホでもご覧いただけます。
***********************************************

|

« 幸福学とサイボウズ | トップページ | テレビドラマ「CSI」 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「林住期」再び:

« 幸福学とサイボウズ | トップページ | テレビドラマ「CSI」 »