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2018/05/12

東山散歩

NHKのブラタモリは興味深い番組の
ひとつです。アシスタントが近江アナ
から林田アナに変わり、京都の東山
から始まりました。場所を地学、地質
の観点から明かしていくユニークな点
も好きです。

触発され、東山を歩いてみることに
しました。京都駅から京都市バス206
系統に乗り、清水寺道で降り、茶わん坂
からスタートします。

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今回は東山を北に上がり、慈照寺銀閣
まで決められた時間内で歩くので、清水
寺は省略しました。

次に二寧坂(二年坂)を下っていきます。

Dsc_2302

着物を着た外国人も多く、楽しそうに歩い
ています。

寧々で有名な高台寺を横に見ながら、
雨上がりの道をゆっくりと楽しみます。
円山公園の近くをわき道に入ると西行
庵という西行終焉の庵がありました。

Dsc_2305

これも儲けものの発見でした。

「願わくは花の下にて春死なむ
   その如月の望月の頃」(西行)

毎年三月にはここで茶会が開かれる
そうです。

さらに八坂神社を抜け、知恩院に着き
ました。

Dsc_2307

知恩院は浄土宗開祖法然上人が入寂
された由緒ある壮大なお寺です。渡辺家
のお寺が浄土宗でもあり、総本山へ行っ
たことになります。ありがたや。

ちょうど法要が営まれていて南無阿弥陀仏
と「専修念仏」(せんじゅうねんぶつ)という
考え方で、身分・能力を問わず、一心に
念仏を称えると極楽浄土に往生できると
いう法然上人の教えです。

方丈庭園を散策しました。
ちなみに私の部屋は「方丈庵」と名付け
ています。

Dsc_2308

新緑美しく、雨上がりの静寂な雰囲気に
「我思う」の心境になりました。

さらに進み、青蓮院、南禅寺、永観堂を
過ぎ、「哲学の道」を歩きました。

Dsc_2313

平日だったこともあり、人が少なく、期待
以上の味わいがありました。ここは
琵琶湖から引いた疎水が北へ向かって
流れています。なぜか散策者がほとんど
西欧人だったのが銀閣寺のアジア人の多さ
と対照的でした。

そして、慈照寺銀閣にたどり着きました。
先日きぬかけの道で鹿苑寺金閣に行きま
したが、対照的な趣があります。

Dsc_2317


Dsc_2320

足利義光がその生涯をかけて造営し、
美意識を極限まで高め、日本人の
その後の感性に大きく影響を及ぼした
ことを感じるものです。

Dsc_2322

さらに展望所から見る京都市街の方向
には、吉田山(標高105m)があり、市街地
が見えぬようになっています。このことも
義光がこの世の憂いを見ないで済むよう
に考えていたなどとブラタモリでは説明を
していました。

いろいろと歴史に思いを馳せながら散歩
する楽しみはこのあたりにもあります。

清水寺から6キロ弱の散歩コースでした。
3時間程度の持ち時間でしたのでに応じ
て調整しながら楽しみました。

京都は奥深い・・・テーマが尽きません・・・

この季節(5月上旬)は修学旅行の時期
で、タクシー運転手が4人の生徒さんを
連れてガイドも兼ねて案内している風景
をあちこちでみました。時代は変わった・・・
蛇足でした。

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