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2018/04/04

ホーキング博士逝く

ホーキング博士は2018年3月14日に76歳で
亡くなりました。ノーベル賞を授与されたこと
こそないものの、一般人にも親しみやすく
科学を説いた著書『ホーキング、宇宙を語る』
により世界で一躍有名になりました。私は
BS番組のコズミックフロントで親しみを感じ
ておりました。

ホーキング博士は21歳の若さで筋萎縮性
側索硬化症(ALS)を発症しました。余命5年
と宣告されたホーキング博士はその後、
医師の予想を超え長生きしただけではなく、
生涯最高の研究を完成させるまでに至り
ました。その知性と生きる熱意は、世界中
の人に「好奇心」の大切さを教えました。


ホーキング博士が人間や宇宙について私
たちに授けてきた数々のアドバイスのうち、
10の教えをForbesJAPANの記事から紹介
してみます。示唆に富んだ内容に思わず
深く頷いてしまいます。

1. 知性と知能指数(IQ)は違う

知性は、持って生まれた知能のことではない。
知性とは、努力する意思があること、物事
が変化することを理解する意識と鋭さを
持っていることだ。ホーキング博士はオックス
フォード大学の卒業式で
「知性とは、変化に適応できる能力」と述べ
ている。

2. 自分がいかに知識不足かを知る

ホーキング博士は「知識の最大の敵は
無知ではなく、知識の幻想だ」と述べている。

3. ブラックホールにも出口はある

「ブラックホールは、その名が示すほど
暗黒ではない。かつて考えられていた
ような永遠の牢獄ではないのだ。
ブラックホールから外へ抜け出すことも、
別の宇宙へと抜けることもできる。
自分がブラックホールに捕らわれている
と感じていても、諦めてはいけない。
出口はある」

4. 失敗は重要

ホーキング博士は、自分のことを完璧
だとする意見に同意したことはなかった。
欠陥を持つことが重要だと信じていたから
だ。「失敗したことを誰かに責められたら、
それは良いことなのかもしれないと言おう。
不完全性がなければ、私もあなたも存在
しないはずなのだから」

5. 知性を見せびらかすのは愚かなこと

世界で最も賢いのは誰だと思うかを尋ねら
れたホーキング博士は「私は、決してその
ようなことを主張しない。自分のIQを自慢
するのは敗者のすること」と言った。

6. 好奇心を絶やさない

ホーキング博士は貪欲な好奇心を持ち、
自分自身を信じていた。彼はシドニーの
オペラハウスで、次のように話した。

「足元を見ず、星空を見上げること。目に
見えるものを理解し、宇宙がどのように
存在しているのかを考える。好奇心を
持とう。人生がどんなにつらく感じても、
必ず自分にできること、成功できることが
ある」

7. 自分の運命は決まっていると考えない

米紙ニューヨーク・タイムズとの取材で、
ホーキング博士は「私が21歳になったとき、
期待値はゼロになった。それからは、何も
かもがボーナスだ」と語った。

8. 絶対に諦めない

ホーキング博士が克服したことや達成した
ことは、並大抵のことではなく、インスピレ
ーションにあふれている。病気を物ともせず
研究を諦めなかったその姿勢は、粘り強さ
の模範だ。「人生がどんなにつらく思えて
も、必ず自分にできること、成功できること
がある。諦めないことが重要」とホーキング
博士は語った。

9. 自分を過小評価しない

ホーキング博士はニューヨーク・タイムズに
対し、次のように述べた。「私は病気の限界
を超え、できる限り充実した人生を送ろうと
常に努力してきた。世界を旅し、南極から
無重力状態まで経験した」

10. 感謝する

ホーキング博士が何かを当たり前と考え
ることはなく、自分の人生や宇宙の運命の
責任を持つのは自分自身や人類以外の
何者でもないと考えていた。彼は自分の
人生、そして宇宙を研究する機会を持てた
ことに感謝していた。

「宇宙を創造した人はいないし、私たちの
運命を支配する人もいない。こう考えると、
私は天国も死後の世界もおそらく存在し
ないだろうという深い気づきを得た。

誰しも人生は一度しかなく、この壮大な宇宙
を味わう機会も一度きり。そのため、私は
非常に感謝している」

私は10の教えを3つに分類してみました。

自己限定を避ける事、継続する勇気
=「ブラックホールにも出口はある」
=「失敗は重要」
=「自分の運命は決まっていると考えない」
=「絶対にあきらめない」
=「自分を過小評価しない」

知性について
=「知性と知能指数(IQ)は違う」
=「自分がいかに知識不足かを知る」
=「知性を見せびらかすのは愚かなこと」

すべての源泉
=「好奇心を絶やさない」
=「感謝する」

苛酷にして華麗な75年余の人生を送った
ホーキング博士は冷静に「人類に残された
時間はあと100年」と繰り返し警告していま
す。コズミックフロントでも2回にわたって
人類が異なる岩石惑星へ移住する可能性
を考える番組がありました。

一方、科学への洞察から、生きることへの
示唆を残してくれたことは、とてもありがたい
ことです。

また一人、知の巨人がこの世を去りました。

Dsc_2254
(庭の片隅 可憐な花を咲かせてくれる)

Dsc_2255
(秋に赤く美しい満天星つつじ 春に咲く
 花は小さくかわいい まさに満天星・・・)

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