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2018年4月の投稿

2018/04/25

64才となって

64才となりました。

私の誕生日は4月の後半、二十四節季で
いうと「穀雨」という時期です。4月20日前後
の、そろそろ寒い日になる回数も減り、日差
しも強くなり、空気も変わってくるころです。
私が生まれたこの季節がとても好きです。

「穀雨」とは穀物を育てる雨が降り、芽を出さ
せるという意味。「百穀春雨に潤う」
いいネーミングです。

桜が終わり、つつじ、牡丹、石楠花、あやめ
等々花が次々と咲き始めます。

そもそも二十四節季とは、太陰暦を使用して
いた時代に、季節を現すための工夫として
考え出されたものです。

一年を二十四に等分し、その区切りと区切ら
れた期間とにつけられた名前です。現在でも
季節の節目を示す言葉として使われていま
す。

日本の気候からして、二十四に分けて、二週
間単位で季節が移ろって行く考え方はとても
感性が合います。

二十四節季は継ぎ目なしに移ろっていくので、
いつの間にか季節が移っていくことに
「あわれ」を感じるのでしょう。

一方で、区切りをつける意味の記念日に誕生
日があります。「一年無事に暮らせたことに
感謝して、もう一年、元氣で暮らせよ!」とい
う区切りだと最近考えるようになりました。

幼稚園(たぶん4~5才くらい)に入ってから
60年ちかく、何らかの組織に所属してきました。
幼稚園、小学校、中学校、高校、大学、会社
と、おおむねやることは与えられて、それぞれ
のレベルはありましたが、すべきことを一生
懸命取り組んできたといえます。

いよいよ、「もういいから、自分で好きにして
よ!」ということになってきました。余生とい
うには人生百年時代だから、まだまだです
よ!

ここまで大きな病気や事故に遭うこともなく、
過ごせたこと自身がすごいことかもしれない
ので、大いに感謝すべし! そして、これから
いろいろと頑張れる年代だぞ!しっかりしろよ!

誕生日を迎えて思います。

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(クレマチスもこの季節 様々な色で
 楽しませてくれます。今年はちょっと
 早い?)

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(アッツ桜といいます。昨年植えたもの。
 今年も花をつけてくれて嬉しい)

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2018/04/21

定年前後の「やってはいけない」本

このところ定年に関するシリーズの研究を
続けてまいりました。「定年後にやるべき
こと」があれば、反対に「やってはいけない」
もあるわけですね。

今回は郡山史郎さんの著書「定年前後の
「やってはいけない」」~人生100年時代の
生き方、働き方~(青春新書)です。

人生100年時代は、働かない定年後では
なく、生活費のためにも社会との接点と
いう意味でも働くことをテーマにしています。

<要旨>
「定年前」の常識は「定年後」の非常識!
仕事・・・自分を「安売り」していい
お金・・・老後資金は「貯める」より「稼ぐ」
健康・・・時間とお金をかけすぎない
人づきあい・・・義理と礼を欠くのは高齢者
     の特権
会社に定年はあっても人生に定年はない


本というのは目次を見ていくだけで中身
が分かるものがいい、とはまさに本書の
ことかなとも思います。お伝えしたいこと
を目次からピックアップしてみます。

◇「働かない老後」から「働く老後」へ

・働きたくても働けない定年後の現状
・人生には「後半戦」があった
・人生は後半戦の方が、ずっと楽しい

◇定年前後の「やってはいけない」

・定年前の肩書、年収にとらわれる不幸
・「能力」ではなく「適正」がなくなった
・雇用延長の落とし穴
・「年の功」を活かせる仕事で活躍する
・「条件を徐々に下げる」のは絶対NG
・「選手」から「コーチ」に変わる
・キーワードは「安い、やめない、休ま
 ない」
・(現役時代)転職は2回が限度
・副業するエネルギーはいまの仕事に
 向ける
・会社の人事に添うてみよ

人生の前半戦を第一ハーフと定義し、
仕事の集中力・能力のピークを45才
程度として、そのピークが過ぎるころを
前半戦としている。また、様々な価値観
があるけれども、平均でみると男は働く
ことが最も充実した人生が歩めるという
筆者の考え方である。50才前後の人たち
に有用なアドバイス。

◇いますぐはじめる暮らし方の見直し方

・定年後を見据えた暮らし替え
・生活水準は上げるな
・宝くじは買ってはいけない
・老後資金は「貯める」より「稼ぐ」
・高収入を目指さない
・借金は定年後まで持ち越ささない
・子や孫の面倒はみても、みられては
 いけない
・人に頼らず自分でやるクセをつける
・資格を取っても仕事につなげるのは
 難しい
・ジム通いは「手段」であっても「目的」
 ではない
・「健康にいい」に惑わされるな

これらは非常に共感する教訓だと思い
ます。私の日ごろにあてはめたいと
思う項目がほとんど。改めて意を強く
しました。

◇人生百年時代を生きるヒント

・お金だけでない、働くことの意味
・「高齢者は不幸」は間違った思い込み
・短距離走と思ったら、実は長距離走
・本当は「定年後」なんてない
・いくつになっても、自分で舵を取り
 続ける

この辺がたんなるHOW TO本に出て
こないいい内容ですね。

現在83才(1935年生まれ)で商社、
ソニー、海外勤務を経て、人材紹介の
プロとして3,000人以上の転職・再就職
を手掛けてきたキャリアが説得力を
持つわけです。

このようなブログを継続している立場で
も定年後の働く意味とは?ということの
深い思索はなかなかえきていないと
痛感するものです。

健康、時間、お金といった基盤だけで
なく社会とのつながり、貢献のような
生きる軸というのは常に必要なんだ
ということを考えさせられました。

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(我が家のスターたち。上の牡丹は一度
枯れかけたが蘇ってきました。下は
石楠花の花。花が美しい季節になって
きました)

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※私のKindle本(電子出版)ぜひ読んでみてください。

  
旬ブックス「会社員のための五十才からの
       生きかた」シリーズ

①「会社員が定年後充実した生き方をする
ための四つの習慣」

 ~会社員のための
     「五十才からの生きかた」~
   2018年6月発売
     
②定年後でもできる!
      Kindle本「セルフ出版」

  ~初めてでもWordだけで
         電子書籍が出せる~
   2018年8月発売

③「定年後」憂鬱を感じたら
 ~ある定年退職者のケース~

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いずれも ¥99 または 
Kindle unlimited 
(¥980月額制で無料ダウンロード)


今後の参考のためにも書評をいただけると
大変ありがたいです。よろしくお願いします。

PC版画面なら右上の「著書」クリック、また
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見つかります。kindleソフトをダウンロード
すると、専用端末でなくても、PCでもパッド
でもスマホでもご覧いただけます。
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2018/04/17

「きぬかけの路」散歩

年齢が重なって来ると歴史のあるエリアに
行く頻度が高まります。年に度々京都へ
訪れます。関西に赴任していた時からの
ライフワーク・テーマみたいなものです。
今回は「きぬかけの路」です。

「金閣寺から仁和寺までの2.5キロ。市道
衣笠・宇多野線沿道には両寺のほか
龍安寺、衣笠山など寺院・名勝が楽しめる
ルート。また京都府立堂本印象美術館や
等持院にも立ち寄ることができる。

道名は宇多天皇の故事にちなむ。
1991年(平成3)公募で決まる。通称観光
道路」(京都観光Naviより)

半日で楽しむコースで、京都駅からバス
101系統、205系統のバスで230円。45分。

金閣寺は小雨でしたが、何しろ中国語、
韓国語、英語、フランス語、その他欧州
語が飛び交って、ときどき聞こえる日本語
を聞くとほっとします。インバウンドの
現実を実感できる場所でした。

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次が大雲山龍安寺。徳大寺家別荘だった
ものを1450年細川勝元が譲り受け、寺地
としました。

この石庭は落ち着きます。桜は終わりかけ
でした。(壁中央)楓、もみじ等の新緑が
とりわけ美しく鏡容池の周りの散策は癒さ
れます。

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龍安寺のあたりのきぬかけの路の片側
には立命館大学のキャンパスが広がって
います。うらやましい環境です。

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さらに、ちょっと歩くと仁和寺です。ここの
お目当ては御室桜でした。今まで4月に
何度か行きましたが、いつも外れでした。
今回もちょっと遅かった・・・しかし、1~2
本の出遅れ桜が待っていてくれました。
集団の中にはこういう人?もいてくれる
んですね・・・何だか親しみを感じてしまい
ます。

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仁和寺は平安時代の光孝天皇、宇多天皇
のリレーで完成され、宇多天皇の退位後、
出家して住まいとし、以降明治維新まで
皇子皇孫が門跡となり、御室御所とも言わ
れ親しまれている由緒があります。

後は歩いて、嵐電の御室仁和寺から一両
のレトロな電車で嵐山へ、渡月橋を渡って
阪急嵐山から大阪へと行きました。


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半日の「きぬかけの路」散歩、あまりお金も
掛けないで隙間時間の「ついでに京都観光」
結構いいもんですよ。

今回は仕事のついでに前の日の休日を使い
京都経由大阪で次男と食事、行きつけの
たまねぎの名前のお店等々多目的に時間
を使うことができました。

こんなのもプチスローな人生の過ごし方とし
ては面白いかもしれません。京都の世界遺産
歴史地区の季節・空気を楽しみ、自分の
ペースで時間を過ごす「マイペース人生」
に一歩近づいた気がします。

時々〇〇散歩シリーズをお届けします。


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2018/04/04

ホーキング博士逝く

ホーキング博士は2018年3月14日に76歳で
亡くなりました。ノーベル賞を授与されたこと
こそないものの、一般人にも親しみやすく
科学を説いた著書『ホーキング、宇宙を語る』
により世界で一躍有名になりました。私は
BS番組のコズミックフロントで親しみを感じ
ておりました。

ホーキング博士は21歳の若さで筋萎縮性
側索硬化症(ALS)を発症しました。余命5年
と宣告されたホーキング博士はその後、
医師の予想を超え長生きしただけではなく、
生涯最高の研究を完成させるまでに至り
ました。その知性と生きる熱意は、世界中
の人に「好奇心」の大切さを教えました。


ホーキング博士が人間や宇宙について私
たちに授けてきた数々のアドバイスのうち、
10の教えをForbesJAPANの記事から紹介
してみます。示唆に富んだ内容に思わず
深く頷いてしまいます。

1. 知性と知能指数(IQ)は違う

知性は、持って生まれた知能のことではない。
知性とは、努力する意思があること、物事
が変化することを理解する意識と鋭さを
持っていることだ。ホーキング博士はオックス
フォード大学の卒業式で
「知性とは、変化に適応できる能力」と述べ
ている。

2. 自分がいかに知識不足かを知る

ホーキング博士は「知識の最大の敵は
無知ではなく、知識の幻想だ」と述べている。

3. ブラックホールにも出口はある

「ブラックホールは、その名が示すほど
暗黒ではない。かつて考えられていた
ような永遠の牢獄ではないのだ。
ブラックホールから外へ抜け出すことも、
別の宇宙へと抜けることもできる。
自分がブラックホールに捕らわれている
と感じていても、諦めてはいけない。
出口はある」

4. 失敗は重要

ホーキング博士は、自分のことを完璧
だとする意見に同意したことはなかった。
欠陥を持つことが重要だと信じていたから
だ。「失敗したことを誰かに責められたら、
それは良いことなのかもしれないと言おう。
不完全性がなければ、私もあなたも存在
しないはずなのだから」

5. 知性を見せびらかすのは愚かなこと

世界で最も賢いのは誰だと思うかを尋ねら
れたホーキング博士は「私は、決してその
ようなことを主張しない。自分のIQを自慢
するのは敗者のすること」と言った。

6. 好奇心を絶やさない

ホーキング博士は貪欲な好奇心を持ち、
自分自身を信じていた。彼はシドニーの
オペラハウスで、次のように話した。

「足元を見ず、星空を見上げること。目に
見えるものを理解し、宇宙がどのように
存在しているのかを考える。好奇心を
持とう。人生がどんなにつらく感じても、
必ず自分にできること、成功できることが
ある」

7. 自分の運命は決まっていると考えない

米紙ニューヨーク・タイムズとの取材で、
ホーキング博士は「私が21歳になったとき、
期待値はゼロになった。それからは、何も
かもがボーナスだ」と語った。

8. 絶対に諦めない

ホーキング博士が克服したことや達成した
ことは、並大抵のことではなく、インスピレ
ーションにあふれている。病気を物ともせず
研究を諦めなかったその姿勢は、粘り強さ
の模範だ。「人生がどんなにつらく思えて
も、必ず自分にできること、成功できること
がある。諦めないことが重要」とホーキング
博士は語った。

9. 自分を過小評価しない

ホーキング博士はニューヨーク・タイムズに
対し、次のように述べた。「私は病気の限界
を超え、できる限り充実した人生を送ろうと
常に努力してきた。世界を旅し、南極から
無重力状態まで経験した」

10. 感謝する

ホーキング博士が何かを当たり前と考え
ることはなく、自分の人生や宇宙の運命の
責任を持つのは自分自身や人類以外の
何者でもないと考えていた。彼は自分の
人生、そして宇宙を研究する機会を持てた
ことに感謝していた。

「宇宙を創造した人はいないし、私たちの
運命を支配する人もいない。こう考えると、
私は天国も死後の世界もおそらく存在し
ないだろうという深い気づきを得た。

誰しも人生は一度しかなく、この壮大な宇宙
を味わう機会も一度きり。そのため、私は
非常に感謝している」

私は10の教えを3つに分類してみました。

自己限定を避ける事、継続する勇気
=「ブラックホールにも出口はある」
=「失敗は重要」
=「自分の運命は決まっていると考えない」
=「絶対にあきらめない」
=「自分を過小評価しない」

知性について
=「知性と知能指数(IQ)は違う」
=「自分がいかに知識不足かを知る」
=「知性を見せびらかすのは愚かなこと」

すべての源泉
=「好奇心を絶やさない」
=「感謝する」

苛酷にして華麗な75年余の人生を送った
ホーキング博士は冷静に「人類に残された
時間はあと100年」と繰り返し警告していま
す。コズミックフロントでも2回にわたって
人類が異なる岩石惑星へ移住する可能性
を考える番組がありました。

一方、科学への洞察から、生きることへの
示唆を残してくれたことは、とてもありがたい
ことです。

また一人、知の巨人がこの世を去りました。

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(庭の片隅 可憐な花を咲かせてくれる)

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(秋に赤く美しい満天星つつじ 春に咲く
 花は小さくかわいい まさに満天星・・・)

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