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2018/03/18

「終わった人」のインパクト

映画化も決まった「終わった人」はインパ
クトがありました。元横綱審議会でもおな
じみの内館牧子作 講談社のこの本は
知人に教えてもらいました。

あらすじは以下です。

「大手銀行の出世コースから子会社に
出向、転籍させられ、そのまま定年を迎え
た田代壮介。

仕事一筋だった彼は途方に暮れた。
妻は夫との旅行などに乗り気ではない。
「まだ俺は成仏していない。どんな仕事でも
いいから働きたい」と職探しをするが、
取り立てて特技もない定年後の男に職
などそうない。

妻や娘は「恋でもしたら」などとけしかける
が、気になる女性がいたところで、そう
思い通りになるものでもない。

だが、ある人物との出会いが、彼の運命
の歯車を回す──。」(Amazonより)

岩手県出身東大法学部卒、メガバンクに
就職、出世コースを歩むが、役員になる時
にライバルに敗れ、子会社へ。妻は東京
生まれのお嬢様、しかし40過ぎから美容
士として仕事を見出す。娘は一人。孫も
生まれる。

子会社役員を63才で退職したところから
物語は始まります。私も63才で子会社
を終了しましたので、まるで私のシチュエ
ーション!(もちろん東大エリートではあり
ませんが・・)
仕事一筋40年、同じような環境多くの
会社員の人たちと共通なことです。

退職後しばらくは会社へ行かないことが
解放感なのですが、そのうち物足らなくな
り、主人公はハローワークに行ったり、
ジムに顔を出しますが、高齢者の一団
であることを認められません。

「散る桜も 残る桜も 散る桜」(良寛
辞世の句)などと言って、定年を
生前葬と位置づけ、達観しようとします
が・・・

しかし、ジムで知り合った若いベンチャー
経営者の鈴木に出合うことで、再び仕事
の世界へ戻り「必要とされること」に喜び
と充実感を見出します。

ところが、鈴木の急死で急遽社長になり、
ビジネス環境の急変に人生を翻弄されて
いきます。

苦境に立たされる中で、妻や娘との関係
や岩手の実家の母との関係をリアルに描
き出しています。ラストはどうなるのでしょう
か?

とにかく同世代、定年世代には「考えさせ
られる」こと満載でスーパーリアル・シミュ
レーションとなります。

映画は東映系で6月9日からロードショー
です。田代役舘ひろし、妻 黒木瞳です。
面白そうですよ~ インパクト大きすぎ・・・

Dsc_2240

Dsc_2241_1

(春の先頭バッターのもくれん
 紅白で春が近づいていることを
  実感)

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