« 2017年8月 | トップページ

新生活半年決算(半自由人化)

今年の3月末に40年間勤めた会社を退職し、4月から
新しい生活を始めました。改めて概要を説明します。

63才直前で40年間勤めた会社を定年退職しました。
現在は取引先パートナー会社の顧問を勤め、週3日
程度通っています。62才と3か月の昨年7月に6年3か月
駐在(単身赴任)した大阪から川崎市の自宅に戻りまし
た。

50才あたりから仕事が終わる定年後も踏まえた人生
計画としようと、このブログを始めました。様々な人の
体験談や本などを読み、仕事に区切りがついた時期
からの充実した生活をどうしようかと模索してきました。

半ば環境としては実現した現在、4月から半年経過した
自分の決算をしてみたいと思います。

(1)第1Way(収入を伴うセルフマネジメント)
 
 一定の収入のありがたさを痛感しています。年金は
 一部で始めましたが、蓄えだけで生きていくことの
 厳しさを肌身で想像しています。
 大事なことは、収入の範囲の生活費を考えて、一時
 費用と定常経費をしっかり分けて、認識しながら
 生活することだと感じました。

 現在は幸いにも蓄えを減らしていくサイクルにはなって
 いないので、現在の収入が終わり無職になったとき
 にどのようになるかを考えておくことです。

 一方働き方は大きく変わりました。ラインで数字に責任
 と権限をもった働き方から、アドバイザーとして現場
 の役に立っていくことの難しさを体感しています。
 自分の価値と現場に配慮した自発的行動をどうする
 か?

(2)第2Way(社会との関わり)
 
 会社人間として多くの人と接してきたわが身としては
 会社関係が大幅に失われていくことは、正直応えます。
 しかし、いずれは誰もが同じことであり時間の問題です。

 たまたま、大阪に赴任する前代表幹事をやっていた
 サクセスクラブという勉強会の代表幹事を再び依頼
 されたので、渡りに船で引き受けました。任意団体と
 いうゆるい組織であっても、人が集まる以上いろいろな
 ことが起きます。そこは、組織人として生きてきた知恵
 が活きます。

 学校の同窓会系の話も多く来ます。現在は高校の
 テニス班の関東地区幹事をやっています。

 一方、地域とのつながりの希薄さはかなりのものです。
 これはじっくりと焦らずに自然体でやっていくしかない
 でしょう。

(3)第3Way(自分の好きなこと 楽しみ・楽しませる)
 
 時間ができたことでこちらは活動的になれます。
 ゴルフは会社関係の人が多く、かつ平日にも行けるよ
 うになりました。会社の中の友人といえる人たちはやは
 り財産です。

 テニスは昨年6月から週一回程度できる環境(テニス
 クラブ入会)を作り、そこでの仲間が少しずつ増えました。
 怪我のないよう十分に気を配りながら継続を旨とします。

 美術館めぐり、バーゲン、旅行などは妻と時間を共有
 する大事なイベントです。単身も長かったので、お互い
 の時間・空間が出来上がっているので、あまり踏み込み
 過ぎないことが知恵だと思います。実行は努力です。

 今までできなかった楽器も始めました。篠笛(横笛)は
 月一回お稽古をするようになり、クラシックギターは
 中学時代に買ってもらったものを大事にしていたもの
 が役に立つようになりました。こちらは独習。最近は
 音符だけでなく指位置の楽譜やCDがあり、格段に
 やりやすくなりました。自分で奏でる和音など結構
 うれしいものです。

かくのごとく、大組織の一員という立場から、だんだん自分
で、しっかり計画・実行する毎日を送るかたちに変わり、
自由と孤独を味わいながらの「半自由人」になってきて
います。これこそ今までの目指した「林住期」。

◇自分の生活の「見えるカ」

生活の上で、会社や妻に管理してもらっていたことを
自分でしっかりやっていく必要があります。

例えば、自分のお金の出し入れ(家計簿)も今までは
付けていませんでした。今は領収書をもらい、一定期間
で家計簿に転記し、月にいくら収入があり、支出はいくらか
を管理しています。

クレジットなども最近紙で請求書が来ないので要注意です。
家の共通費は妻が管理しています。全体の大掴みな費用
はわかるようになりました。話し合いも・・するように。
収入がなくなれば、共同管理になっていきますね。

確定申告(税務)、交通や宿泊の予約、スケジュール、
家事の一部等々やることがたくさんあり、それらを精力的
にいやがらずに取り組むこともストレス(今度の場合は
孤独感?)発散になります。

昨日は台風で一歩も家からでれなかったので、過去一年
半のゴルフスコアをゴルフダイジェストオンラインに入力
してみました。過去半年だと平均91、平均パット32.6、
パーオン率24.1%、ハンディキャップ15です。もっといろいろ
データを入れてみると面白いですね。今後は回数が減って
いくので、いろいろ工夫して長く、スコアにこだわりながら
続けられるようにしていきたいです。

◇自分の株価(評価)

4月はいったん上昇、その後孤独に陥る6ー7月下落するも、
精神的に落ち着いてきた8月から9月に向け持ち直しました。

「半自由人」に向け、ゆるやかに移行しつつある。健康基盤
に留意し続ければ、孤独と自由のバランスを自分の中に
織り込んで生き生きとした生活の知恵をつかみつつある
「ややポジティブ」状態。


Dsc_1952

(アマリリス 可憐な花)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

二十四節気を感じるとき

9月7日の新聞を何気なく見ていると三越伊勢丹グループ
の広告がありました。表題の「二十四節気を感じるとき」
"Impressions of Japan' 24 Seasons"と何とも美意識を
刺激するタイトルでありましょうか。

今現在の季節感や皆さんのお誕生日の季節は意識され
ていると思います。以下の節気で探して、味わい楽しんで
みてください。

ちなみに日本が生み出したものではなく、中国に発祥し
ます。(ウィキペディアより 本ブログは応援しています)
しかし、季節の移り変わりを愛でる思いと細やかな感性
は日本人独自と言っていいでしょう。

「二十四節気は中国の戦国時代の頃、太陰暦による季節
のずれを正し、季節を春夏秋冬の4等区分にするために
考案された区分手法の1つで、一年を「節気」(正節とも)と
12の「中気」に分類し、それらに季節を表す名前がつけら
れている。重要な中気である夏至・冬至の二至、春分・
秋分の二分は併せて二至二分(にしにぶん)と言い、重要
な節気である立春・立夏・立秋・立冬を四立(しりゅう)、
二至二分と四立を併せて八節(はっせつ)という」

(1)立春(2月4ー5日) ※グレゴリオ暦
  「春の気配は陽の光を感じれば、うぐいすのさえずり
   を聞く」
(2)雨水(2月18-19日)
 「雪は雨となり、雨は大地を潤わせて、草木の新芽を
  愛でる」
(3)啓蟄(3月5-6日)
 「生き物が冬ごもりから目覚め起きだすころ、山が花
  で笑う」
(4)春分(3月20-21日)
 「陽の出ている時間が長くなると、心の桜の花が咲き
  始める」
(5)清明(4月4-5日)
 「清々しい空気に迎えられ、燕が南より飛来し雁は北へ
  去る」
(6)穀雨(4月20-21日)
 「春の雨が煙立ち、川や池の水面に葦の芽吹くころと
 なる」
(7)立夏(5月5-6日)
 「木々に新緑がみなぎり、山々は緑に染まって爽やか
  に薫る」
(8)小満(5月21-22日)
 「陽差しが強さを増して、草木は生い茂って生気にあふ
  れる」
(9)芒種(6月5-6日)
 「畑の収穫や田植えの時を迎えて、暮れの清流に蛍が
  舞う」
(10)夏至(6月21-22日)
 「太陽が最も高く影は短く、雨に花咲くとき、あやめを
  思う」
(11)小暑(7月7-8日)
 「明るい南風が吹き始めて、夜空に天の川の星を見上
  げる」
(12)大暑(7月22-23日)
 「蝉時雨が耳にとどき、ひまわりが心地よさげに陽を
  浴びる」
(13)立秋(8月7-8日)
 「暑さの中にも風を感じ、ひぐらしが寂しげに泣く声を
  聞く」
(14)処暑(8月23-24日)
 「美しい穂並が風にうねり、空にはとんぼが悠々と飛び
  交う」
(15)白露(9月7-8日)
 「月の光に露が美しく輝き、色なき風にのって燕が南に
  渡る」
(16)秋分(9月23-24日)
 「昼と夜は再び等しくなり、流れる絹雲と揺れる稲穂を
  見る」
(17)寒露(10月8-9日)
 「冷たい露を結び菊の花が開き、秋の夜長に虫の音が
  沁みる」
(18)霜降(10月23-24日)
 「日々気温が下がっていくのを感じながら、紅葉が山を
  彩る」
(19)立冬(11月7-8日)
 「時雨が寒さを告げて木枯らしを呼び、さざんかは風と
  踊る」
(20)小雪(11月22-23日)
 「北風に木の葉が舞うころには、美しき雪のかけらと
  出会う」
(21)大雪(12月7-8日)
 「あたりは落ち葉が雪に変わり、白い世界を南天が紅く
  染める」
(22)冬至(12月21-22日)
 「陽短く最も夜の長い一日、寒さ深まり月は高く輝きを
  放つ」
(23)小寒(1月5-6日)
 「池の氷が厚さを増して、せりが盛んに生えて七草に
  願う」
(24)大寒(1月20-21日)
 「寒さは極まり、ふきのとうが雪の間から春の訪れを
  告げる」

いかがですか?温暖化の影響はありますが、自分の中
の季節への感性を大切にしたいですね。わずか二週間
経つと季節が変化している日本の気候、忙しさにかまけ
ると忘れてしまいそうですが、毎朝の通勤・通学や散歩
などにふと道端、家、公園などに注意を向けると感じるもの
があります。

私の誕生日は「穀雨」近辺、大好きな季節です。
「日一日と日差しが強まり、桜から八重さらにはさつきへと
 花のリレーを観ながら、青葉がまぶしく香り立つ」


Dsc_1947


Dsc_1951

(すでに花は秋の主役に移っている)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

OPTION B

ー逆境、レジリエンス、そして喜びー

著者のシェリル・サンドバーグ。フェイスブックのCOOで
あり、本ブログでも紹介した「LEAN IN 女性、仕事、
リーダーへの意欲」の著者でもある影響力のある女性。
「OPTION B」 (日本経済新聞社)

表題の「OPTION B」とはどんな意味でしょう?

「ある悲劇が起きた。結婚して11年目のある週末のこと。
シェリルは友人の誕生日を祝うために、2人の子供を
両親に預け、夫婦でメキシコへ行った。夫のデーブと
プールサイドでのんびりしていた私は、寝込んでしまい
目を覚ますとデーブがいなかった。デーブはジムに
行き、そこで倒れて亡くなった。2015年5月のことだった。

デーブが亡くなってから数週間後、彼が参加するはず
だった父と子の催しのことで友人に相談した。誰かに
デーブの代わりをお願いするつもりだったが、つい
「でも、デーブがいてほしかった」と弱音を吐いた。
友人は「オプションAは無理なんだ。ならば「オプションB」
(次善の選択肢)をとことん使い倒そうじゃないか」
完璧な人生なんてありえない。だから何らかの形の
オプションBを選ばざるを得ない。」

「心理学者で友人のアダム・グラント(共同執筆者)
に相談すると、無理してポジティブであろうとするより
「もっと悪い事態を想像しろ」と助言された。

「冗談でしょう?これ以上最悪なことなんてないわ!」
と反論すると、「デーブがお子さんたちを乗せた時に
不整脈になっていたら、3人とも失うことになったかも
しれない」と言われた。そうすると、子どもたちが元気
に暮らしていることに感謝の念が湧いてきた。
その感謝の気持ちが、悲嘆をいくらか和らげてくれた。

私は毎晩どんなに悲しくても、感謝できるものごとや
人について考えるようにした。

では、シェリルはどうしたらいいと言っているのでしょうか?
以下追います。

①「コントロール感がストレスを軽減する」
 古典的な実験にパズルの最中不快な音が鳴るように
 して、効率がどうなるか調べた。もちろん効率は悪く
 なった。しかし、ボタンを与えて、押せば音が止まる
 となったら、ボタンを押さなくとも、効率が上がったと
 いう。「自分で状況をコントロールできる」という意識
 がストレスを軽減する。

②「友人が苦しんでいるときはプラチナルールに従う」
 聖書の黄金律(ゴールデンルール)は「自分が扱って
 ほしいように他人を扱いなさい」がある。さらに一歩
 進んで、「他人が扱ってほしいように他人を扱いなさ
 い」がいい。

 私が夫を亡くし苦しんでいた時、友人が顔を見せる
 ことが、おおきな力となった。さRに、私が何を必要
 としているかを、私が気付くより先にに察してくれる
 人たちに囲まれている。つまり、いつもそばにいるよ!
 と示してくれるボタンをくれているのだ。

③「自分への思いやり」
 自分への思いやりは「人間である以上落ち度がある
 のは当たり前」という認識から始まる。イラクからの
 帰還兵、離婚の苦しみ等自分への思いやりが強い
 人は苦境から早く立ち直る傾向がある。

④「「ジャーナリング」の効果」
 感情を言葉で表現することは、逆境を自分の中で
 処理し、克服するのに役立つ。特に考えをひたすら
 書き出す「ジャーナリング」の効果は100を超える実験
 で実証されている。

⑤「仕事での失敗と学び」
 逆境に陥った時にどれだけ力強く、すばやく立ち直れ
 るかを決める力のことを「レジリエンス」という。これは
 どんな人にも組織にも必要だ。

 レジリエントな組織は、過ちや後悔を認めやすい文化
 をはぐくむことによってこのような感情を克服しやすく
 している。

⑥「レジリエントな組織を作る」
 レジリエントなチームや組織を作るには、オープンで
 率直なコミュニケーションが欠かせない。企業が破綻
 するときは、その理由はだれもが知っているが、誰も
 口に出さない。
 最近ではフェイスブックの世界各地のオフィスを訪ねる
 たびに、チームに尋ねている。「このひと月に一度でも
 「本音の話」をした人、手を挙げて」 最初はほとんど
 挙がらなかったがしつこく尋ねていると挙がる手は
 増えていった。

マーティン・セリグマンは言う。苦難からの立ち上がりを
妨げる「3つのP」。

(1)自責化(Personalization):自分が悪いのだと思うこと

(2)普遍化(Pervasiveness):ある出来事が人生の全て
                 の側面に影響すると思うこと

(3)永続化(Permanence):ある出来事の余波がいつまで
                も続くと思うこと

さすが、シェリル・サンドバーグ 自分の災難を理性的に
かつ人間の弱さも考慮してあざやかに解説してみせて
くれています。

今まで私たちが学んできたことのエッセンスを整理して
くれています。かつ自分の悲劇を語っているだけに説得力
があります。

日頃の生活に「OPTION  B」や「3つのP」を意識したら、
コントロールできないことに執着しすぎず、いい意味で
楽になれる・・・

 
Dsc_1945

(最近引っ越した会社のすぐ近くに恩賜上野公園がある。
 昼休み散歩するとかの有名な西郷さんの銅像が
 見えた。この近辺は美術館に行くとき足速に通り過ぎ
 ていた。結構いろいろなものがあり、この辺ももう少し
 探索が必要・・・)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2017年8月 | トップページ