« 身の回りを軽く | トップページ | 道志川支流でキャンプ »

妻の側からみた「定年後の居場所」

「定年後の居場所」という題で退職後の私の
体験から、退職者の心情を書きました。

先日ネットで、定年退職者が家庭に入った
時、何が起こるか?を楠木新さんがうまく
まとめていましたので、一部拝借します。

今度は妻側の視点を取り入れた見方で
考えてみます。

(1)家族が手を焼く

40年間勤めて退職したA氏は退職後しば
 らくはのんびりしようとした。失業保険が
切れる前に経済的理由からも再就職しよ
うとした。

 しかし、なかなか決まらない状況に妻が
イライラし始めた。妻は定年前にはカル
チャースクールや地元や学校関係の親
のネットワークがあり、夫が在宅しない
生活リズムができあがっていた。

 そこに夫が毎日家にいて、「食事は何?
どこへ行くのか?帰りはいつか?」たま
に遅くなると「どこを遅くまでほっつき歩
いているんだ?」で妻が切れた。

そして、マンションの管理人の仕事で
週3、4日出かけるようになり、家庭に
 平和が戻った。

(2)家庭内管理職になってしまう

 読売新聞にも掲載された息子からの
相談の父B氏は、ワンマンタイプで
家庭内重要事項は勝手に決めるは、
現役の時は興味のなかった家事にも
口出しをして「ああせい、これはいか
ん」となり大変。

 C氏が反省するところでは、「私は
家庭でも人事部長をやっていた」と。
しかし、息子さんの不登校から、
真面目に取り組み、心理学を学び、
産業カウンセラーの資格を取り、
その後に活きている。

(3)妻が陥る「主人在宅ストレス症候群」

 健康の問題に至る例もある。妻Dさん
は、夫が現役時代は出かけてしまえ
ば、あとは自分の時間だったが、夫の
定年後、家にいるは、話しかけても口
を開いてくれないは、おまけに毎度
毎度食事を作らなければならなくなっ
て、ある時病院に不調を訴えると
「検査の結果では身体的にはまったく
問題はなかった。

 末梢神経過敏症、十二指腸潰瘍
(心身症)、うつ状態と診断」された。
医師は「妻には外出して気分を発散
するように指示をするとともに、夫
にも、奥さんの話を聞いてあげてくだ
さいと忠告」その結果すぐに回復した
 という。

(4)家に「防空識別圏」が

 筆者がレンタルオフィスで仕事して
いて、PCが不調で家で執筆してい
た。しばらくして「これから家で仕事
 しようか?と妻に行ったところ、強烈
にPCが治ったんだから、事務所で
仕事してして!と言われた。
 
 ある単身赴任者がかえって来ると
家はリフォームされ玄関近くに夫の
部屋が移されたという。

ひょっとして、各家の妻たちにより
独自に「防空識別圏」が張り巡らさ
れているのかもしれない。

「電話が長い」とか「遅くまでどこを
ほっつき歩いて・・」を契機に戦争
 状態に陥るのはそのせいかもしれ
ない。

(5)「亭主元気で留守がいい」

 取材した人たちは必ずしも夫婦仲
が悪いわけではない。今まで会社
を唯一の居場所にしてきた夫が、
ずっと家にいる状況がいろいろな
問題を起こしているのだ。
 
 こうやって考えてくると、「亭主元気
で留守がいい」というキンチョーの
「タンスにゴン」のCMコピーの素晴
らしさを改めて感じるのである。

何と共感する記事であろうか?先日
取り上げた「定年女子」といい、この
記事といい、すでに団塊の世代の
多くが仕事を離れ、われわれポスト
団塊世代(1951?~57?)も60歳に
突入している現在は、この話題は
これからも主役を占めていくでしょう。

さて、我が家はどうか?上記が思い
当たる節は、多くありあります。

「妻側からの見え方」も多くの取材例
のように夫が感じる必要もあるので
しょう。

やはり、お互いを尊重して、極端に
自分中心にならず、適度に自分勝手
と協調をバランスした「適度な距離感」
で人生・生活を充実させていこうと
いうことですね。

Dsc_1906

(毎朝の散歩はとてもいい。近所の寺の蓮
は極楽浄土 をイメージしていると最近感じ
る。世話をする人の思いと努力の賜物だ)


Dsc_1910

(近所の散歩コースにある古刹「影向寺」の
百日紅は毎年見事。あちこちで長持ちする花
を咲かせるこの木は人々を楽しませている)

Dsc_1909

(今年の夏は不順 16日連続雨など 想像
できない。しかし、季節は確実に前に進ん
でいる。栗の実が 目立つようになってきた)

|

« 身の回りを軽く | トップページ | 道志川支流でキャンプ »

コメント

渡辺さん
読んでますよー!
元気にしてらっしゃるようで何よりです。
このお盆は20年ぶりに長めの休みを取って北海道へ一人旅に行ってきました。勿論、乗馬です。
若い頃と違うのは、一人は寂しいと思う瞬間が増えたこと、母を心配する気持ちが出てきた事ですね。
いろいろ考える時間を持てたし、行って良かったと思いました。

投稿: 理恵 | 2017/08/20 10:51

理恵さん
コメントありがとう。
北海道よかったですね~ ライフワークに取り組めて・・ 祝着!
久々のご自分のための時間、貴重ですね~

もうすぐ秋、元氣でいきましょう!

投稿: Shun | 2017/08/21 13:20

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/37225/65674539

この記事へのトラックバック一覧です: 妻の側からみた「定年後の居場所」:

« 身の回りを軽く | トップページ | 道志川支流でキャンプ »