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香港歴史博物館

香港観光で格安ツアーでは、観光コース以外の空き時間
が割とあります。どう使うかも知恵の使いどころですね。

地下鉄(MTR)で行けて、お金も掛からずそれなりに楽しい
ところ、「香港歴史博物館」を見つけました。しかも、水曜日
は無料(通常は10HKドル 150円前後)でうれしいものです。

博物館は歴史好きでご当地の全体像をつかむのにとても
便利だと今回も思いました。7,000㎡で3,700点を超える
展示品に広々、ゆったり、圧巻でした。おすすめですね。

香港故事は常設展示で、1975年博物館設立で8つのテーマ
に分かれています。パンフより抜粋します。
1 自然生態環境
2 有史前の香港
3 王朝の発展:漢代から清代まで
4 香港の民俗
 Dsc_1853

5 アヘン戦争と香港の割譲
 アヘン戦争での敗北によって中国は香港を英国に割譲
 し、これが香港史の分水嶺になりました。発端、経過と
 その影響だけでなく、新航路発見によるポルトガル人の
 マカオ上陸と貿易活動や広州の外国商社・十三行による
 貿易、初期の中英関係まで時を遡り、九龍半島の割譲
 と新界の租借に関する因果関係について詳しく説明して
 います。

6 香港開港と初期の発展
 戦前の九龍の拡大写真を背景にヨーロッパの蒸気船が
 停泊し、洋館の古い通りには、茶葉問屋、裁縫店、質屋
 雑貨店、郵便局、銀行、商社・・・古式豊かな誠済堂薬局
 や二階建てのトラムが・・・前世紀の情緒が漂っています。

7 日本占領期
 1941年12月25日、18日の苦しい抵抗の後、香港総督
 のマーク・ヤングが日本に投降し、香港は3年8か月の
 暗黒時代に陥りました。・・・「香港占領地総督部」の木製
 の額も展示されています。

8 現代都市と香港返還
 香港の住宅、工業、金融、貿易などの各方面での飛躍的
 発展を説明します。後半部では、文物、記念品、重要文献
 などで、中英交渉、中英共同声明の調印に到る香港返還
 の全過程を紹介しています。

Dsc_1839
(香港名物 香港トラム 車両全て二階建て)


英国の統治のもとで、発展を遂げ、返還に到るまでを肯定
的に扱う反面、日本占領期は暗黒時代で果敢な抵抗戦闘
を称え、恐怖の下の市民生活を描いています。

日本では香港が占領されていたこともよく知らないという
意味でも認識しておく重要性を感じました。

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