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マイ・インターン

2015年にアメリカで製作されたコメディ映画を機内で
興味深く見たことを思い出しました。退職をまじかに
した1月でしたが、私の心に染み入るものがありまし
た。

ちょっとあらすじをご紹介します。

「ニューヨークでファッション通販サイトを運営している
女社長のジュールズ(アン・ハサウェイ)は、短期間で
会社を拡大させることに成功し公私ともに順調な毎日
を送っていた。

そんな彼女の会社にシニア・インターン制度で採用さ
れた70歳の老人ベン(ロバート・デ・ニーロ)がやって
くる。若者ばかりの社内で当然浮いた存在になってし
まうベンだったが、いつしか彼はその誠実で穏やかな
人柄によって社内の人気者になっていくのだった。

一方その頃、ジュールズには公私ともに大きな問題が
立ちはだかっていた。双方において大きな決断を迫ら
れた彼女は、誰にも自身の気持ちを打ち明けることが
できず苦しい日々を送っていたが、そんな彼女を救っ
たのは他でもないベンだった。ベンの温かな励ましを
受けていくうちに、いつしかジュールズも彼に心を開く
ようになっていく。

ベンの言葉から勇気をもらったジュールズは、目の前
に立ちはだかる数々の難問に立ち向かっていく決意を
する。」(ウィキより)

63歳を前にして40年間勤めた会社を去ることは、頭
では分かっていても、寂しさとその後の自分の不安を
「40年も大いに働いたのだから、ちょっと区切りで休ん
でもいいだろう」と言い聞かせている自分がいました。

ベンは自分が電話帳の会社で長年勤めあげ、妻が
亡くなった今、趣味やジムの生活に物足らなさが
あった時に、高齢者のインターンの募集チラシを
見て応募します。スーツに革製のアタッシュケース
を愛し、そのスタイルで新しい会社に行きます。
さらに、そのビルは昔の電話帳の会社のビルだった
のです。ロバート・デ・ニーロのかっこよさもあり、かなり
勇気づけられました。

新しい仕事をゆったりとあせらずに、自分の経験を
生かして探し、無理強いせずにネット時代の若者たちの
支援を自然体でしていき、認められていくストーリーです。
テクノロジーやビジネスの強烈な時代変化と変わらぬ
人間系との対比に思わず自分に重ね合わせてしまいま
した。コメディタッチでしたが染み入りました。

その後2月にある会社の社長に思い切って自分の経歴と
役立つ事柄の提案をし、今日の顧問の仕事へとつながっ
ていきました。前号のブログでも取り上げた社会とのつな
がり(第1Way、第2Way)をどうしていくかは、人それぞれ
ですが、好きなこと(第3Way)とのバランスは重要テーマ
です。

なかなかいいきっかけとなり示唆に富んだ映画に
めぐり合いました。気つきはその時々の環境、状況
でもちろん異なるわけですが、映画も捨てたもんじゃ
ないと感じました。何事も出会いは大切ですね。

Dsc_1743

(開催中の大エルミタージュ美術館展の入り口に
 展示のエカテリーナ二世の肖像 唯一撮影可)

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