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修学院離宮

3月となりました。ひな祭りも終わりいよいよ春を
感じさせるようになりました。桂離宮に続き長年
のテーマだった修学院離宮を訪れました。京都
での宮内庁管理は京都御所、京都大宮御所、
仙洞御所、桂離宮とこの修学院離宮との五つです。

「比叡山の麓、東山連峰の山裾に造られた修学院
離宮は、上・中・下の三つの離宮からなり、上離宮
背後の山、借景となる山林、それに三つの離宮を
連結する松並木の道と両側に広がる田畑とで構成
されている。総面積54万5千㎡を超える雄大な離宮
である。明治期に宮内庁の所管となるまでは離宮
を囲む垣根も全周にはなく、自然に対して開放され
た山荘であった。

 下離宮には、創建時では最大の建物の彎曲閣
があったが、比較的早い時期に失われ、今は南
を庭園に囲まれた寿月観が残っている。
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(下離宮 御幸門)

 中離宮には、楽只軒と客殿があり、やはり南に
庭がある。
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(中離宮 客殿 霞棚(かすみだな))

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(中離宮 狩野敦信作の鯉の絵に網をかぶせ
 池で遊ばないようにしたのは丸山応挙とされ
 ている)

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(中離宮 「網干の欄干」漁村の網を干した形を
 表す)


 上離宮は、修学院離宮の本領であって、谷川
をせき止め、浴龍池と呼ぶ大きな池を中心にすえ
た回遊式庭園となっている。その浴龍池を一望
におさめる東南の高みには隣雲亭、中島には
窮すい亭がある。
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(上離宮 浴龍池を望む)

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(上離宮 隣雲亭近くの滝)

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(上離宮 隣雲亭 の漆喰に石をみっつ
 一二三(ひふみ)石 )

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(上離宮 浴龍池のなみなみの水と空)

 山麓に広がる離宮のために上と下の離宮の
標高差は40m近くあり、大小の滝に加え水流の
早い小川もあり、どこにいても絶えず水の音を
聴くことができる。昔は畦道にすぎなかった松並
木から眺める風景もまたすばらしい。」

とパンフにあるように広々として、東山からの
湧き出る豊富な水の流れからなる雄大さを
追求した美意識が桂離宮との違いかもしれま
せん。贅沢な時間でかつ宮内庁の無料で多くの
人に見せたいという姿勢もとても好感できるもの
です。

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