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2015年7月の投稿

2015/07/20

海の日観光

毎年海の日はどこかへ観光にでも行こうかということ
になります。昨年は高野山、その前は琵琶湖クルーズ
といった具合です。今回は京都市立美術館で開催中
のルーブル美術館展です。日常を描くー風俗画にみる
ヨーロッパ絵画の真髄ーということです。お目当ては
フェルメールの「天文学者」です。ネット検索すると
すぐ出てきます。天文学者が左からく差し込む光に
照らされる独特の構図で光の美しさが際立ちます。

美術館からすぐの蹴上に琵琶湖疏水記念館があります。
琵琶湖疏水はずっと気になっていましたので、ちょうど
いい機会です。琵琶湖から水を引きたいということは
明治維新後東京遷都でさびれた京都の活性化に
役立ちました。上水道、水力発電、インクラインによる
水運による物流(昭和23年で終了)と京都の発展に
大いに貢献しました。明治初期に若い田辺朔郎技師
の尽力で完成にこぎつけました。何もかも初めて、
手作りで明治の近代化に対する情熱の高さが伝わって
くるものがあります。

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(琵琶湖疏水記念館)

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(インクライン 船を乗せる台車がレールの上を走る。
 左は勢いよく流れる疏水)

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(南禅寺境内の水路閣 ローマ水道橋を思わせる)

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(疏水の猛烈な流れ 高低差でこんなに水の勢い
 がでるものか・・・)

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(南禅寺 天授庵 の本堂前庭 桔梗と睡蓮が旬
 JR東海の「そうだ京都へ行こうキャンペーンにも
 つかわれる)

Dsc_0741

(桔梗が美しい)


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2015/07/12

江戸時代について

江戸時代は停滞の時代で、明治維新後の近代化こそ
が現代日本を先進国に押し上げたものであるという
戦後教育の時代の空気の中で育った私は、江戸時代
とか時代劇などはちっとも興味がありませんでした。

しかし、年をとるにつれ今の日本の基盤は江戸時代の
流れを組み、文化は室町時代に起源が多いことに最近
思うことが多くなりました。そんな中。品川駅の本屋さん
で「なぜ、地形と地理がわかると江戸時代がこんなに
面白くなるのか」(大石学著 洋泉社)を買い、新幹線
車中で読みました。

<なぜ、「その場所」だったのか>
・なぜ、江戸に幕府が開かれたのか
・なぜ、大坂は「天下の台所」となったのか
・なぜ、兵庫・灘の酒が江戸でもてはやされたのか
・なぜ、博多と福岡という二つの中心ができたのか
・なぜ、伊勢参り流行したのか
・なぜ、横浜が開港地に選ばれたのか
・なぜ、房総半島には紀伊半島と同じ地名が多いのか
 
<地名から探る「江戸時代史」
・なぜ、家康は日光東照宮に祀るように遺言を残した
 のか
・なぜ、譜代筆頭井伊家は彦根に置かれたのか
・なぜ、日米和親条約で下田と函館が開港地になった
 のか

<「江戸の町」を地形から探る>
・なぜ、東京には見附という地名が残るのか
・なぜ、利根川の大改修が行われたのか
・なぜ、刑場は街道の入口にあったのか
・なぜ、御殿山は切り崩されたのか

等々面白い点を列挙してみましたが、私たちが身近
に暮らしている街にも綿々とした継続した歴史、経緯
が積み重ね、織り込まれていて、人間の営みの重層的
なものがあるとつくずく感じるものがありました。

Dsc_0721

(梅雨の真っ最中、夏の到来を感じる朝顔の紫には
 美しさをみる)

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