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篠田桃紅さん

日経の幻冬舎の広告「103歳になってわかったこと」
がとても気になりました。どんな人か?
日本の租借地だった関東州大連に生まれる。5歳頃
から父に書の手ほどきをうける。その後、女学校時代
以外はほとんど独学で書を学ぶ。

1950年から数年、書道芸術院に所属して前衛書の
作家たちと交流を持つが、1956年に渡米。抽象表現
主義絵画が全盛期のニューヨークで、作品を制作する。
文字の決まり事を離れた新しい墨の造形を試み、
その作品は水墨の抽象画=墨象と呼ばれる。アメリカ
滞在中、数回の個展を開き高い評価を得るが、乾い
た気候が水墨に向かないと悟り、帰国。以後日本で
制作し、各国で作品を発表している。

和紙に、墨・金箔・銀箔・金泥・銀泥・朱泥といった日本
画の画材を用い、限られた色彩で多様な表情を生み出す。

万葉集などをしるした文字による制作も続けるが、
墨象との線引きは難しい。近年はリトグラフも手掛けて
いる。エッセイストとしての彼女のファンも多い。(ウィキ)

その作品は大英博物館、メトロポリタン美術館に収蔵
され、雑誌『News Week』誌で「世界が尊敬する日本人
100」に選出(2005年)いわゆる前衛書家で海外で
評価されているということですか・・・

さて、「103歳になってわかったこと」に戻ります。
40項の中から18をご紹介し、一緒に文章を味わって
みましょう。どれが自分にフィットするか考えてみて
ください。

①生まれて死ぬことは、考えても始まらない。
 ー人間の知能の外、人の領域でないこともある。
②自らに由れば、人生は最後まで自分のものにできる。
 ー意に染まないことはしない、無理もしない。
③自らの足で立っている人は、過度な依存はしない。
 -そもそも介入しない。期待もしない。負担になら
   ない。
④自分という存在は、どこまでも天地にただ一人。
 -自分の孤独を、客観視できる人でありたい。
⑤日々、違う。生きていることに、同じことの繰り返し
  はない。 -老いてなお、道なき道を手探りで進む。
⑥体の半分はもうあの世にいて、過去も未来も俯瞰
  するようになる。 
 -まあいいでしょう、あきらめることを知る。
⑦長く生きたいと思うのは、生き物としての本能。
  年老いるとそうなる。
 -103歳だからわかる。生きている限り、人生は
  未完成。
⑧杭に結びつけた心のひもを切って、精神の自由を
  得る。
 -自分の年齢を考えて、行動を決めたことはない。
⑨自然の一部として生まれてきただけ、思えば気負い
  がなくなる。 
 -少しずつ自信をつけて、人はようやく生きている
⑩考えるのをやめれば、何も怖くない。ただ「無」になる。
 -歳をとるにつれ、日常に「無」の境地が生まれてくる。
⑪夢中になれるものが見つかれば、人は生きていて
 救われる。
 -頭で納得しよう、割り切ろうとするのは思い上がり。
⑫受け入れられるか、認められるかよりも行動した
 ことに意義がある。
 -人の成功を見届けてからの、あとだしじゃんけんで
  はつまらない。
⑬予定や目標にとらわれると、ほかが見えなくなる。
  ときには、その日の風まかせにする。
 -自分に規律は課さないし、外からも課せられない。
⑭幸福になれるかは、この程度でちょうどいい、と思える
 かどうかにある。
 ーいいことずくめの人はいない、一生もない。
⑮真正面だけでなく斜めからも見てみる。新たな魅力
 があるかもしれない。
 -人と人の関係も、うしろからもよい、横からもよい。
⑯知識に加えて、感覚も磨けばものごとの真価に
 近づく。ー虫が知らせる、虫が好かない、を大切にする。
⑰運命の前では、いかなる人も無力。だから、いつでも
  謙虚でいる。
 ーどんなに愛する人でも、いつ奪われるかわからない。
⑱時宜に適って、人は人と巡り合い、金の言葉に出逢う。
 -医者の「治りますよ」で、私は死病から生還した。

5つといわれれば、私は以下です。みなさんは?

⑧年齢で考えないことも大事、年齢にとらわれすぎない。
⑪夢中はいいですね。いつも求めています。
⑭今あること、今していることの中に幸福はあるかも・・
⑯知識、論理+感覚を研ぎ澄ます。
⑱金の人、金の言葉は気をつけていると見いだせる。

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私が生まれた4月最終週。なんと気持ちのよい季節
だろう。下三つは浜離宮。美しい。


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