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興福寺阿修羅像

まずはご覧ください。
http://asura.kokaratu.com/home.html

雑誌ウェッジ11号で「あの美仏(みほとけ)に会いに
行く」という特集があります。中宮寺の半跏思惟像
薬師寺薬師三尊像と興福寺阿修羅像の3つが紹介
されています。いずれも関西在住の強みを活かし
観たことがあります。

記事から「阿修羅は闘争を好むというが、この少年
には闘争心が微塵もなく、やるせない憂い顔をして
いる。敬虔さと自分の心の内側を覗きこむような
恥じらいをも宿している気がする。「基本に流れて
いることは懺悔なんです」心の持ち方で阿修羅は
こちらの想いに同調してくれる仏像なのだ。「正面
が一番内面性が複雑だ。心配事を抱えながら見る
と眉を寄せて憂い顔になって涙袋が見えてくるんで
す。と館長。」

確かにじ~と見つめていて、いつまでも飽きない
魅力があり、「阿修羅ファンクラブ」などというもの
も存在しているぐらいなんです。
http://www.kohfukuji.com/fanclub/

「阿修羅のまなざしは、まことにデリケートである。
堀辰雄の言葉(大和路)にあるように「切ない眼ざ
し」だが、昏迷しているようにも思えるし、苦渋の
色も滲んでみえる。迷い苦悩する人間そのもの
だ。戦いを繰返した己の業をひたむきに懺悔して
いるのだろうか。「何を考えているの?」と、手を
差しのべてあげたいような気持に駆られる。」

何とも言えない共感する文章が続きます。還暦
に至っても、迷いの消えないわが身にとっても
また会いに行きたい魅力があります。

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