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2014年8月の投稿

2014/08/24

日美展今年の作品

日美展の色鉛筆部門に3年連続で出品しました。
日美展とは「本展は、8つの美術ジャンルを網羅し、
約2,000点もの個性溢れた作品を展示する我が国
最大級の総合絵画展として歴史を重ね、文部科学
大臣賞、外務大臣賞等々の受賞者を多数輩出し
ております。しかも、我が国の代表的展覧会場で
ある「国立新美術館」で開催。会期中は多数の
参観者でにぎわい、展示作品の注目度においても
群を抜いています。」(ホームページより)

今年は3回目でもあり、還暦に関連した「自画像」
をテーマとしました。

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入選作「還暦の自画像」

「60年の様々な蓄積のある自分の表情が右側から
の光に浮かび上がる」的な狙いを込めて描きだし
ました。60才還暦の自分なりのイベントの一環です。

日美展が8月16日に終了したので、公開が可能に
なり今回アップしました。


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(夏休み小旅行:「蘇洞門(そとも)」は小浜湾の東側
に位置する海蝕銅で、花崗岩が波で浸食されました。
若狭湾国定公園 「大門・小門})

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(同 夫婦亀岩)

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(若狭フィッシャーマンズ・ワーフ内の食堂の
 へしこのお茶漬け へしこの塩味の風味がいい!)


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2014/08/17

地形の重要性

竹村公太郎さんという人がいます。
横浜の出身で東北大学卒業後、建設省に入り、ダム
河川事業を担当され、局長歴任し2002年に退官後
現在は日本水フォーラム事務局長で、社会資本整備
の論客として活躍中です。最近「日本史の歴史の謎は
「地形」で解ける」(PHP文庫)、同(文明・文化編)、同(
環境・民族編)の3部作があります。新幹線や飛行機
の中で読む文庫本で品川駅で購入しました。

これが実に面白いのです。地形がもたらす自然、天候
に人間の活動が影響され、為政者たちはそれを利用
したり、それらに支配されたりと人間の歴史は、「地形」
との関連という切り口でも見えてくるという内容です。

<文明・文化編>
・なぜ江戸は世界最大の都市になれたか
・なぜ家康は「利根川」を東に曲げたか
・なぜ日本は欧米の植民地にならなかったか
・「小型化」が日本人の得意技になったのはなぜか
・日本将棋は「持駒」を使えるようになったのか
・日本人平均寿命をV字回復させた意外な人物
<環境・民族編>
・信長だけが「安土の小島」に魅了された
・日本人の田植えは「胸まで浸かる」もの?
・家康の終の棲家、駿府は「鎌倉と瓜二つ」
・「リサイクル都市」江戸が崩壊した理由
・明治政府に「治水と堤防」で怒った勝海舟
・「世界屈指の雪国」日本で高度文明が創られた

上記は内容の一部です。例えばふたつ目の問いで
すが、一般的には利根川の洪水を銚子に向け、南
関東を肥沃な農地を開発するものです。北への防衛
ラインとして敵の足を止め、その間にこ小名木川、
新川の運河と御成街道で軍隊を送り込む手はず
だったようです。しかし、伊達の脅威が過ぎ去っても
工事は続けられ、日本一の関東平野を誕生させた
このことが東京となり、日本の近代化の舞台とも
なりました。家康の頭の中は分からないが、想像
する楽しみを与えてくれます。家康は鷹狩り等を通じ
て最高級のフィールドワーカーでもあったようです。
興味深いですねえ。

こういうことを考えるのは楽しいですね。私も日本や
世界の地を訪ねて、歴史と兼ね合いで、様々な想像
をかきたてるワクワク感に大いに共感するものがあ
ります。その時に「地形」という切り口はとても重要
な要素であることを発見した本でした。

Dsc_02031

(信貴山へ大阪側から登るケーブルカー レトロで
 同山のシンボルの虎が描かれている)


信貴山(しぎさん)は、奈良県生駒郡平群町に位置
する山である。名称は聖徳太子が物部守屋を攻めた
ときにこの山で毘沙門天が現れ、太子が信ずべし、
貴ぶべしといったことに由来すると伝わる
(ウィキペディア)

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(信貴山 朝護孫子寺)

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(開山堂 聖徳太子、弘法大師、四国八十八巡礼
 や多くの御利益をまとめてある集約スポット)

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(大阪、奈良の南部が見渡せる)


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2014/08/03

「おかげさまで生きる」

救急医療現場の第一線で働く、東大医学部教授
の矢作直樹氏が幻冬舎より表題の本が出ました。

ちょっと前に「しない生活」を紹介しました。同じ
ように箇条書きを読むだけで中身を深く考えさせ
られます。

第一章 見えないものには意味がある
・100人いれば100通りの死がある
・今日も朝日を浴びられることがありがたい
・死は怖いものではない。ただ知らないから怖い
 だけ
・気は生命の源
・言葉で伝わらないことが手で伝わることがある
・人生は、寿命があるからこそ素晴らしい。限られ
 た時間をいかに過ごすかが大事
・生きることとは死ぬこと。あるがままの自分を
 受け入れ、「全ては学びである」と知る
・人事を尽くして天命を待つ
・どこで逝こうと、自分は自分なのだという気持ち
 を忘れない

第二章 答えは出すものではなく出るもの
・急いてはことを仕損じる。待ってみる、任せて
 みる
・決断に迷いは持たない。理不尽な状況でも、
 覚悟を決めなければ前には進めない
・人生は生きた年数判断されるべきものではない。
 死から逃げない、目をそらさない
・仕事や子育てに忙しい時こそ、政治や経済に
 目をむける
・余計な物欲がないのはいいこと。多くのトラブル
 が避けられる
・自分が愛されていないという勝手な思い込み
 は、早く捨て去る
・自分が思っているほど、周囲は自分のことを
 気にしていない
・反省すれども後悔せず

第三章 欲しがるものをやめる
・きちんと解決しない限り、人生の課題は本人
 を追い回す
・自分の置かれた場所を知る。判断する時に
 「客観視」ほど強い武器はない
・私たちがあの世に持っていけるのは、様々な
 経験から得た記憶だけ
・エイジング(加齢)を楽しむ余裕を持つ
・人生はギブ・アンド・ギブ。惜しみなく与え続ける
 と、全く別のところからギフトが届く

第四章 評価は誰かの思い込みにすぎない
・対話の中にこそ学びがある。大事なのは相手
 と視点を合わせること
・悪いことが起きたら、学びのチャンスと考える。
 いつまでも自分を責めず、良いことに目を向ける
・あなたの胸の内にも、お天道さまはいる。誰も
 見ていなくても、恥じない生き方をする
・誇りと奢りは表裏の関係。誇りは誰かと比べる
 ものではない
・常識は万能ではない。生きていくために必要
 不可欠なのは「つながり」
・目には見えないものには敏感に。世の中のせわ
 しなさには鈍感に


第五章 人は魂でつながっている
・国を愛する気持ちは、歴史を正しく学び、お互い
 を思いやることから生れる
・あいさつは思いやりの作法であり、お互いの
 生存確認である
・いがみ合ってばかりいては前に進めない、そんな
 時は水に流してわだかまりをなくす
・すべてのものは、神さまから賜った命を大事に、
 ともに生きる仲間
・心を清らかにし、正しく、素直に、いつもそう祈り
 ながら自分の道を歩む
・この世は競技場であり私たちは今を生きるプレー
 ヤーである
・言葉に左右されない。別品の心を持つ。思い込ま
 ない
・時間とともに起きた出来事の意味は変わる。
 今を楽しめば過去は変わる

本当に的確にまとめられていますね。他に表現は
いらないようです。
090624014

(桔梗の花は夏。清楚、気品といった花言葉、
 紫の色合いに上品で爽やかな風が吹いてくる)

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