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「終了」と「完了」

友人で研修やコンサルをやっているY.Mさんがいい本
があるよ!ということで、お薦めいただいたのが、「自分
が源泉」(創元社 鈴木博 著)です。

目の前にあるすべての結果を「自分が創ったとしたら」
という立場で、その事実に向かいあったとき、あなたの
「人生」「仕事」は劇的に変わります・・・という主旨の本
です。

まず、気づきは表題にある「終了」「完了」の違いです。
主旨を引用してみます。

「完了」という言葉のパワーを知り、「完了を生きること」
が重要。「終了」と「完了」を区別している。「終了」とは
物事の処置が終わること、「完了」は物事への思いに
とらわれていない状態だと考える。起こっている状況
やその時に感じる自分の思いや感情に対して、「その
ままでいいという許可」を与えることを「完了」として
いる。

「完了」というのは自分自身が囚われている事柄に
気づき「自分が源泉」で責任をとり、囚われない状態
を創りだすことを指す。

人間であることは、自分を守りたいという生存本能から
くることは前提となります。弱いことを認めて、そういう
反応があってもいいという、いわば生存反応は当たり前
というように、反応に降参して、反応が起こってもいいと
自分に許可を与えることで大きなパワーが生み出され
る。この生存反応を意思で抑えつけようとすると無理が
ある。このように「人間であること」から生じる様々な囚
われから自分自身を自由にすることがポイントである。

これだけだと理解できないかもしれませんが、弱い
自分が他のせいにしたり、攻撃的にあるいは防衛的
に籠ってしまうのは当たり前なので、そのことで自分
を責めずに認めたうえで、こだわりをなくしていこう
という意味に捉えられます。その状態が「完了」と
いうのでしょう。自責でものを考えて、前向きに乗り切
るために邪魔になるこだわりという荷物を置いて進ん
でいくことかもしれません。逃げるのではなく、不要な
こだわりを切り離すという意味にみえます。

過去に読んだ「人生に必要な荷物、いらない荷物」
とか最近の「いい人をやめてみませんか?」的なもの
に通じる気がします。よくわが身を振り返ってみると
「終了済み未完了」事案、すなわち感情や思いが
貼りついたままのものが仕事にも、家族にも、私ごと
にも多すぎだと思いませんか?

Y.Mさんありがとう。

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島根県安来市の「足立美術館」の庭園はアメリカの
日本庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・
ガーデニング」において、2003年より連続11回日本一
に認定される素晴らしいものです。


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コメント

この「終了、完了」というご本是非読んでみたいです。
自分の中に 完了と思えること 果たしてあるだろうか。。。

投稿: マゾッコ関根英子 | 2014/11/03 19:26

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