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2014年6月の投稿

2014/06/29

「しない生活」(下)

先週の続き。項目を読むだけで考えさせられるシリーズ
の後編です。ー煩悩を静める108のお稽古ーの第三章
から再開です。

第三章 言い訳しない

43知人が高く評価されるとなぜ反射的に否定したくなる
  のか
44妬みはごく自然な感情、恥ずべきことではない
45勝手にライバルを仕立てて妬んでしまう心に要注意
46褒められても喜ばず、けがされても嘆かないように
47「心を保つ」前に、まずは「体を保つ」べし
48「体を保つ」基本は、食事を原七分目にとどめること
49佐藤のドギツイ甘みは気分を乱高下させる
50「快楽」を抑え「静かな満足感」をもたらす精進料理
51ネットの情報は集めても集めても満たされることがない
52人とつながりすぎると「快感過多」で不幸になる
53ネットを断って一人に立ち返ることこそ、最高の安息
54「返事はいいです」と書き添える癖をやめる
55「自分は正義だ」と思い込むから攻撃的になる
56「結局みんな自己中」と認めれば冷静になれる
57ボランティアも自然保護運動も究極的には「自分の
  ため」
58脳は善悪を自分の都合のいいように決めている
59言いたいことが言えない、小心者の胸の内とは
60隠れた自己愛を自覚すれば自然体でふるまえる
61その場しのぎにイエスと言わず、「少し考えさせて」
  と保留する
62「人から失望さえてもかまわない」という勇気をもつ
63常に「この意思も感情も一時的なもの」と念じて行動
  する
64「○○な自分」という自我イメージを持つと苦しくなる
65心のこまやかな変化を見つめればイライラから抜け
  だせる

第四章 せかさない

66座禅瞑想で、鈍感になった脳をリセットする
67ものごとに集中するには、頑張りすぎず、だらけす
  ぎず
68悪い結果が出ている「こだわり」ほど、手放すのが
  難しい
69「どうでもいいことで不毛な言い争い」の愚を避ける
70自分の見解を変える時、なぜ疚しく感じてしまうのか
71釈迦は論争をふっかけられ「自分には見解がない」
  と答えた
72相手の方が間違っている証拠があっても追い詰め
  ない
73人前で相手の欠点を言い立てるのはひきょう
74手仕事をせず頭ばかり使っていると思考が鈍る
75「いざとなれば今の立場も捨てられる」と思えば
  頑張れる
76「こういう自分でありたい」と渇望するから苦しくなる
77過去の自分は過剰に否定せず、淡々と冷静に反省
  する
78失敗しても無心なら爽やか、言い訳をすると見苦しい
79被害者ぶって人を責めることは自ら苦しみたがること
  と同じ
80「早く自分を変えたい」と心をせかすのは逆効果
81自分の思い通りに変えることはできないとあきらめる
82他人は他人の内部の法則に従ってしか動かない
83人は生きている限り「満足しない」という苦を味わう
84「苦労が報われない」という無力感から逃げ出さない
85釈迦は「愛着のある相手をつくらないように」と説いた
86目の前にいても「愛しい相手」は絶えず失われている

第五章 比べない

87健康に執着し、自分が老いて死ぬことを忘れている
  愚かしさ
88どんな環境でも、今ここを「心が静かになる場所」に
  する
89親切の名を借りた自己満足はすぐわかる
90困っている人を助けたいという動機にひそむ名誉心
  の煩悩
91自分が守る戒めを他人に押しつけないよう気をつける
92信条を貫くか、諦めるのかのタイミングを見極める
93争いを招くのは宗教ではなんく、独善的な信仰心
94やる気を保つには「自分の意思でやる」という形式
  が重要
95絶対正と頼り切れる聖典など存在しない
96心の平穏を保つには、好きすぎるものを遠ざける
97つい人の目を気にしてしまう虚栄心に流されない
98誤解されるのを恐れない。「違う」と言えばいいだけの
  こと
99無理に周り合わせるような、偽りの優しさは捨てる
100成長のためには、己の「未完成」を自覚する謙虚さ
  が必要
101人に褒められたいと願う気持ちは自慢と同じで
  いやらしい
102善行は人知れず行うほうが、心にいい
103不便なことを受け入れるほうがリラックスできる
104「弱い時分」「できない自分」を認めるほうがうまくいく
105他人と比べない、過去の自分とも比べない
106会いたいのは「友人」か、「自分に会いたがってくれ
  る友人」か
107他人からの厳しい指摘に感謝できることこそ真の
  「反省」
108人に範を示す立場の者こそ「弱い時分」を認める
  ことが大事

いかがでしょうか?何番が心に響きました?


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2014/06/22

「しない生活」(上)

冬幻舎新書で表題の本で、ー煩悩を静める108の
お稽古ーという副題で日経の広告にあり気になり
ました。もともと方丈記のように必要なものに絞り
マイナスの引き算も大事だと考えている矢先の
テーマなので、惹きつけられます。

月読寺・正現寺住職小池龍之介さんが書いたもの
です。項目だけでも考えさせられます。

第一章 つながりすぎない
1 入ってくる情報が増えれば増えるほど心は乱れ
  る 
2 相手を屈服させて自分の価値を実現するという
  愚かしさ
3 「あなたのため」と言う時の本心は「自分のため」
4 「いい人」をやめ、嫌なことは素直に断る
5 「どちらが得か」を迷うのは心にとっての損
6 他人の心のブレに対して寛容になる
7 「私をわかって」と欲するほどわかってもらえなく
  なる
8 ネットに満ちる「つながりたい」は、「わかってほし
  い」煩悩
9 「前も言ったけど」の裏メッセージは「私を尊重して」
10すぐにメールの返信がなくてもイライラしない
11正義の怒り、その正体は相手への復習心
12正義感をふりかざしても醜悪な小悪人になるだけ
13「間違いは悪いもの」という罠から抜け出す
14クサクサした気分のときこそ優しくふるまう
15自分の優先順位が低いことに腹を立てるのは恥ず
 かしい
16自分が隠している情けない感情を認めてやると
 楽になる
17優しくされた相手に攻撃心を持ち続けることはでき
 ない
18相手に不快な声と表情で注意すると自分も深いに
 なる
19わざと敵をつくる脳の過剰防衛反応に振り回され
 ない
20認めてほしい気持ちが強すぎるからスムースに話せ
 ない
21自分の心の声を自分で聞き取っていれば心は静まる

第二章 イライラしない
22自分は何に怒りっぽいのかをチェックしてみる
23悪意のない愚かさに怒っても疲れるだけ
24厄介な暗号、「しなくていい」は「してほしい」
25「もういいよ」のひと言にひそむ、相手を困らせたい
  幼児性
26他人へのイライラは、その人と自分の煩悩の連鎖
27煩悩の連鎖が自覚できれば心は落ち着く
28「あなたが優しくしてくれないなら私も」の争いは不毛
29人から良い扱いを受けた時こそ諸行無常を念じておく
30なぜ大人になっても親の言葉に心をかき乱される
 のか
31「家族を思い通りにしたい」という支配欲が不幸のもと
32「でも」「しかし」をこらえて権力闘争を回避する
33「ありえない」という否定語は傲慢で不寛容
34どんな犯罪も災害も裏切りも「ありえるもの」
35謝るときはよけいな言い訳をつけ加えない
36「自分を正しく理解してほしい」という欲望を手放す
37「自分を理解させたい」病同士の寂しいすれ違い
38正義を声高に叫ぶ人はなぜうさんくさいのか
39まず相手の甘えを受け止めれば対話の質は向上する
40自分の考えを返す前に「そうですねえ」とひと呼吸
  おく
41毎日たまる「聞いてもらえない寂しさ」が怒りに転じる
42「興味あるフリ」「聞いているフリ」はすぐバレる

第三章言い訳しない
第四章せかさない
第五章比べない
は次回に。
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(サンパラソル この赤(クリムゾンレッド)が好き!)

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(紫陽花今が旬!)

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2014/06/08

ブログ10周年!

とうとうこのブログも開設以来10年を迎えることが
出来ました。記事は608件になりました。これもひとえ
に読者の皆様がいてくれたおかげです。心より感謝
するものです。

2004年6月6日に第一回を出しました。
ちなみにこんなオープニングでした。

********************************************
渡辺俊一の世界へようこそ!

「サラリーマン」「男」「50才」「妻と子供3人」「住宅ロ
ーン」といったプロフィールの人間が今後の生きかた
を考える。

今、最もリスクがあるといわれる上記のキーワードを
ばっちりそろえた人間が「これからの生きかた」を考える
ホームページを立ち上げることにしました。

決して派手ではない内容ですが、多くの皆さんに共感で
きこれからの人生に元気が出てくることを望んでおります。

是非よろしくお願いいたします。

渡辺俊一   2004年6月6日
*********************************************

概ね週一回のペースを保ってアップしてきました。還暦
となったシリーズで今現在のことを書いてきましたが、
10年たつとリスクと捉えていたことが、変化してきたこと
が分かります。

「健康で10年間過ごせて、子どもたちは一人の大学生
を除いて独立し、一人には孫が誕生し、退職金によって
かろうじて住宅ローンを返済しました。

会社員としての残り少ない時間を過ごし、次の段階への
興味を持ち、今の仕事に懸命に向かう自分を意識し、
感謝する。」

こんなまとめになります。次の10年をどう過ごしていくか
が楽しみです。10周年を機にブログの装丁等も改定し
ていく所存です。改めてよろしくお願いします。

Dsc_0100_2

(早朝の大阪城 爽やかな佇まい)

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2014/06/01

「50代こそリセットのススメ」

サブタイトル(団塊の世代とは違うこんな生き方)
世間は第二の人生を謳歌する「団塊世代」の話
題で持ちきりだ。しかし、現役の50代だって負け
てはいない。定年まであと10年。新しい「自分」
を探そうと、今、人生を「リセット」し始めている。

会社の早期退職に応じ、起業する人 老後に
幸せな生活を送ろうと、結婚する人 これまでの
生き方を見つめなおし、宗教を学ぶ人

確かに、団塊の世代のように恵まれているわけ
ではない。会社に尽くしたのに早期退職の対象
になるなど、不遇も味わった。 だからこそ、残り
の人生は、自分らしく生きたい。

仕事、結婚、人生ーーー。
3つの視点で取材すると、今どきの50代の姿が
浮き彫りになってきた。それでも、あなたは今の
人生にしがみつきますか?(雑誌WEDGEより)

このブログの主題を言い当てています。退職後
の大きな変化に対して、どう心構えし準備して
いくかというテーマで続けてきたわけです。

さらにWEDGEをみていくと、仕事においてはやり
たいことをやる!という気概がポイント。仮に
起業するとしても、住宅ローンや教育費のゾーン
を過ぎていれば、「食べて行くくらいの利益がで
ればいい」ということで、環境はよくなってきて
いる。50代の企業こそリスクが小さく成功の可能
性は大きいといえる。企業が終身雇用を守り続
けることが難しくなった今、会社員自らが「50代
のリセット」を選択できるような生き方をすること
が重要。

次に結婚。若々しくなった50代。増加する再婚
初婚。40代までは女性も子供を生む前提を持っ
ているが、50代はその枠から解放され、選択肢
が拡がっているようである。50代になり、将来を
考え、「婚活、パートナー探し」が増える傾向に
ある。

最後に「企業戦士を脱して宗教を求める50代」
が増える傾向がある。「仲間」や「癒し」つまり
故人の孤独感の治癒、社会からの孤立・疎外
感という「苦」からの救いという側面が大きくな
ってきている。「帰属意識」はまさに現代の問題
だ。「無縁社会」とは地域崩壊や核家族から「お
ひとりさま」への縮小、経済格差などによって
地縁、血縁、社縁が切れた状態により「孤立化」
することで、教団宗教へというより「宗教的なも
の」へ向かう傾向が強い。


まさに50代の本質を整理したテーマだと思い
ます。働く意味、家族や友人との絆、心の平安・
安定をどう求めるか?結局この課題に収斂して
いきますね。

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(なかなか味わいのある言葉ですね・・・)

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(初夏の象徴のひとつ)

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(梅雨への予感)

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