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少しだけ、無理をして生きる

還暦シリーズとして4回続きました。さてさて、60
才を歩み始めました。そんな時に気になる本の
題名に出会います。

毎日が日曜日の城山三郎さんの掲題の本です。
(新潮文庫)人間の魅力を扱っています。

・初心が魅力を作る
 平の内は小さくなっているが、机が大きくなって
 くるにつれ、尊大になり、社長になるとふんぞり
 かえる。椅子に支配されたり、椅子をかさにきた
 り、椅子に引きずられたり、そんな人間が一番
 魅力がない。真珠王の御木本幸吉氏は貪欲に
 新知識を求めてやまなかった人。「智、根、運」
 智を重くみていた。

・少しだけ無理をしてみる
 伊藤整氏は城山さんに助言しました。「あなたは
 これから先、プロの作家としてやっていくのだか
 ら、いつも自分を少しだけ無理な状況の中に
 おくようにしなさい」こうしているとインスピレーシ
 ョンをひねり出す習慣がつく。
 中山素平氏は興銀の頭取でしたが、人を評価
 する時「あいつは箱の中に入って安住しているか
 それとも箱から出ようとしているか」。

・強く生きる
 人生は晴れた日が続くわけではない。悪天候
 の日に備えて「強く生きる」とは何か考えておく
 必要がある。作家の野上弥生子氏は100才を
 祝う会で野上さんを担当するのは大変だという
 話を聞いた。野上さんは「過去の話をするのでは
 なく、政治・社会問題を訪問者に聞くそうだ」常に
 前をみていきるとのこと。
 山崎正和氏の「柔らかい個人主義の誕生」では
 所属している会社や組織の中で生きる時間より
 も個人で生きる時間が随分長くなった。

常に無理をして生きてきた来た気がしています。
それを辛いことだと捉える時期が長かったことは
残念だと思っています。お陰さまで50才代は、その
ことを前向きに考え、時には楽しむ余裕も出てきた
気がします。「気づき」はそういう時に微笑んでくれ
ますね。

■人間を支える3本の柱
 ・セルフ(self) 自分だけの世界。これは文字通り
  自分だけの世界だから、自分で道を切り開いて
  いかなきゃならない。それをインティマシー(妻
  や子、親しい友人が支えてくれる)
 ・インティマシー intimacy )親近性つまり親しい
  人達の関係
 ・アチーブメント(achievement)目標を立てたり
  達成すること  人間の支え、生きがいになる

  日本には疑似インティマシーというのがある。
  インティマシーが強いのはアメリカ。日本は会社
  が疑似に当たる。そのために過度に人事などに
  敏感になる。やはり本来のインティマシーへの
  世界を膨らませる方が健全。セルフの世界を
  充実させることで3本のバランスを取ることが重要。

人間を支える3本のバランスということを意識するこ
とは有意義だと感じます。それを知っていると自分
の身の回りのことを整理できるし、正に60'sの今、
3本はどうなっているの?考えてみましょうか・・・・・
毎日が平日のわが身ですが・・・・・

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