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2014年1月の投稿

2014/01/26

日本酒今更?されど・・・

寒い日が続いています。寒い夜におでんを突き
ながら熱燗を一杯などというのは本当に乙な
ものですね。日本人として生れてよかったとか、
和食がユネスコ無形文化遺産とか何とかとは
関係なくいいものですねえ。

私は日本酒というのは若いころのトラウマ(飲まさ
れる的強要状態)の影響からか、翌日に影響が
出ないように蒸留酒であるウィスキー、焼酎とか
を優先しておこうとかいろいろ理由がありますが、
とにあまり進んで飲まないようにしていました。
そのことに疑問も大して感じていませんでした。

しかし、この年になってやっとという方が感じが出
るかもしれませんが・・・最近飲む機会が増えまし
た。もちろん行きつけのお店の理恵さんが美味し
い日本酒をいつも仕入れてくれているからとか、
周囲に日本酒好きが増えていたとか、理由がいろ
いろでしょうが、あまり理屈ではないのでしょう。

先日獺祭(だっさい)の純米大吟醸磨き二割三分
という高級品をいただきました。
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山口県岩国市の旭酒造という会社で醸造されて
いるこのお酒の名前の由来は「獺祭の言葉の意味
は、獺が捕らえた魚を岸に並べてまるで祭りをする
ようにみえるところから、詩や文をつくる時多くの参
考資料等を広げちらす事をさします。」とあります。
さらに「獺祭から思い起こされるのは、明治の日本
文学に革命を起こしたといわれる正岡子規が自らを
獺祭書屋主人と号した事です。「酒造りは夢創り、
拓こう日本酒新時代」をキャッチフレーズに伝統とか
手造りという言葉に安住することなく、変革と革新
の中からより優れた酒を創り出そうとする弊社の
酒名に「獺祭」と命名した由来はこんな思いから
です。」

同社のパンフレットから「磨き二割三分は23%という
米の精米歩合は米の磨き歩合としては最高峰と
考えられます。」なぜ米を磨くのか?お米の表層部に
は栄養価は多いですが、酒の醸造には不必要な
成分が多いのです。あまり米を磨かないで日本酒を
造ると、雑味の多い酒になりがちです。ということで、
旭酒造さんのポリシーが「酔うための売るための酒
ではなく、味わうための酒を求めて」ということで、
考え方が大事だということですねえ。

とにかく味わってみます~。それではまた次回に。


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2014/01/19

フリードリッヒ二世の生涯

塩野七生さんは私が最も好きな作家のひとりです。
最新作が昨年12月20日に表題の題名で新潮社より
出版されたので、予約購入しました。早速、お正月
休み中に上巻を読んでしまい、今下巻を読んでいま
す。始めての書き下ろし長編「チョーザレ・ボルジア
あるいは優雅なる冷酷」により1970年毎日出版
文学賞を受賞しました。その年からイタリアに住んで
います。

・「ローマ人の物語」十五巻
・キリスト経世界とイスラム世界、その闘いの歴史
 「ローマ亡き後の地中海世界 上・下」
・十字軍物語
・海の都の物語 ヴェネティア共和国の一千年 上・下
・わが友マキュアベリ フィレンツェ存亡

上記のものを読みました。数多い著作の最近のもの
にはまっています。主にヨーロッパの歴史、戦いを
中心に大量に著作しています。紀元前800年くらい
から今日まで、特にローマ時代、キリスト経時代、
ルネサンス・大航海時代とヨーロッパが世界を支配
していく原形を見出していると感じています。

基本は戦いであって、そこに国、組織や人間、リーダ
が担ってきている訳で、イデオロギーでも日本の基準
で善悪議論でもなく人々が生きていくとどんなことが
起こり、どのように対処してきたかを描いている気が
します。かつ、著者は今回のフリードリッヒ二世もユリ
ウス・カエサルもリードする男どもに惚れこんでいるま
す。しかし、客観性にはすごく配慮し、徹底した取材
を元にしています。

そんなところが魅力で読み進みます。最初ノリが出
てくるまでは、ちょっと苦しいのですが、調子が出て
くるとバリバリのめりこんでしまいます。

話を本に戻しますと、フリードリッヒ二世は以下の
ような人物です。
「フリードリヒ2世(Friedrich II., 1194年12月26
日 - 1250年12月13日)は、神聖ローマ帝国ホーエ
ンシュタウフェン朝の皇帝(在位:1220年 - 1250年
12月13日)、及びシチリア王(フェデリーコ1世、在位
:1197年 - 1250年)。イタリア史関係では、イタリア
名のフェデリーコ2世(Federico II)で呼ばれることが
多い。

学問と芸術を好み、時代に先駆けた近代的君主とし
ての振る舞いから、スイスの歴史家ヤーコプ・ブルク
ハルトはフリードリヒ2世を「王座上の最初の近代人」
と評した。中世で最も進歩的な君主と評価され、同
時代に書かれた年代記では「世界の驚異」と称賛さ
れた人物です。」(ウィキペディア)

過去古代ローマ時代とルネサンスを扱ってきたので、
その中間の一千年を埋める意図で書かれています。
中世ものの真打ちとして書かれた本書は、キリスト
教世界の内部の対立であり、聖権と俗権をめぐって
の対決です。中世がどういう時代であるかの想像を
掻き立て、古代と中世がどう違って、なぜ中世の後
にルネッサンスが起きてきたかわかると塩野さんは
言っています。そのヨーロッパが全世界に植民地を
を持ち支配してきた20世紀につながっていること
を思うと何故そうなったかを想像していけます。この
辺が私の大きなテーマともなっています。

Img_20131207_0753571

(沖縄の喜瀬カントリー 写真からも伝わるリゾートの
 雰囲気漂う素晴らしいところですね。

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2014/01/12

イノベーションの歴史

日本経済新聞で「リアルの逆襲」という連載今年か
ら始まっています。元旦の記事を見ると、「イノベー
ション」の歴史を取り上げていました。最近何気なく
「イノベーション」という単語を頻繁に使っています。
昔の辞書を見ても「新機軸、革新」と訳されています。

500万年前アフリカで誕生した人類が、最初に体験し
たイノベーションは200万年前の石器と言われていま
す。その後火を使い、住居を建て、衣服を着るように
なりました。その後の主なものを拾ってみましょう。

紀元前3500年 車輪(メソポタミア)
 〃  2800年 椅子(エジプト)
紀元後 806年 紙幣(中国)
     1041年 活版印刷(中国)
     1450年 印刷機(ドイツ 例のグーテンベルク)
     1802年 粉ミルク(ロシア)
1886年 自動車(ドイツ ベンツ&ダイムラー)
1903年 動力飛行機(米国 ライト兄弟)
1914年 戦車(英国)
     1926年 テレビ(米国)
     1945年 原子爆弾、民生用コンピュータ
     1948年 ロボット(米国)
     1953年 DNA解明(米国)
1957年 人工衛星(ロシア)
     1979年 ウォークマン(日本)
1995年 ウィンドウズ95(米国)
     1998年 グーグル スタンフォード大学院生
          「世界中の情報を整理する」
    2006年 IPS細胞(日本)
2007年 iPhone(米国)

こうやって観てくるとアフリカ・メソポタミアから中国に
移り、18世紀以降は産業革命を経た欧州が中心と
なり、20世紀世界から人材と情報を集めた米国で
イノベーションの爆発が起きます。

過去5000年程度で大きくシフトする中で、20世紀の
米国の存在があまりに大きいことを実感します。
しかし、20世紀後半の日本、そしてこれからの日本・
中国を含めたアジアが再びその存在が大きくなって
きていることを意識します。

イノベーションは結果としては、大きな革新となって
しまうのですが、その動機は身近なモノ、コトを変え
たいという熱意、情熱なのでしょう。諦めずに取り組
み続けること、色々な角度から考えてみることで、常
に現状に疑問を持っていくと小さなブレークスルーが
見つかり、何度も繰返す継続する努力で成し遂げら
れるのでしょう。
また大きな環境変化も契機となります。現在の日本
は考え方次第でそれが大きいともいえるのではない
か?・・・

この記事はそんなことを考え、今の日本が変わってい
く全体の胎動になっていけばいいと思う今日この頃
です・・・・・

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(日向薬師の虚空蔵菩薩 初詣で見かける 子供
 を大切にする日本人の心か・・・)


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2014/01/02

甲午(きのえうま)年の始まり

元旦となりました。1894年、私の生まれた1954年、
そして今年の2014年と60年単位の干支は大きく
時代が変わっていきます。1894年は日清戦争が
起こり、私が生まれた1954年は戦後復興期で、
日本では洞爺丸事故、イギリスではジェット機の
コメット号墜落と事故が多かった時代です。今年は
どんな出来事が起こるでしょうか?日本が変わって
いく節目であることは多くの人が感じるとおりです。

甲午となり、4月には還暦を迎えます。今日元旦
は近所にご来光を見に行くことが最近の恒例です。
武蔵小杉のビル群を左に、ビル越しに東京湾方向
から日の出を見ることができます。元旦6:50過ぎ。
日の出を見ていると、地球の動きをとても速く感じ
るものです。
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今年は還暦の年なので、自分なりの記念行事を
企画しています。例えば、50歳からの自分史、
(ちなみに50歳まではすでに済み)、自画像、
家族イベント等。さらに退職後の生活を想像した
準備を本格化するとか、様々な取り組みを開始
するつもりです。そんな区切りの午年となると
考えています。どんな一年かを思うとワクワク
ドキドキしますね・・・

近所の影向寺の特別ご開帳の薬師如来もしっかり
拝んできました。元旦の過ごし方としては近年に
なく気合の入ったものでした。何より行動の年
としよう!

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