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2013年12月の投稿

2013/12/31

2013年の締めくくり

大晦日となりました。昨日は最近封切りされた
「永遠の0(ゼロ)」を観ました。原作を読んで
ブログにも上げました。宮部久蔵がなぜ特攻
志願をしたのかは謎のままでした。原作では
示唆されていないと思いましたが、映画の脚本
では、それを感じさせる部分がありました。宮部
が特攻機を護衛して戦果を確認してもどってき
ます。その戦果どころか教え子達の全く歯が立
たない状態を見て、追い込まれていき、後の
妻の夫になる後輩に妻子を託すメモを残し、故
障するゼロ戦を後輩に渡し、引き返させるという
いうストーリーになっていました。それなりの納得
感を覚えました。

◆2013年の振り返り
ーライフ「助走」ビジネス「成長基盤」-
 「助走」とは、退職後の生活への準備という意味
 ですが、あと1~3年の会社生活後の世界の準
 備はとても大切です。例えば、保険、現在の保障
 を中心としたものから、医療を受けやすくするもの
 へ、取引口座やクレジットカード等の絞込み、
 生活固定費の見直し等々。個人に戻った時の
 暮らし方等も想像していく必要がありそうですね。

 今年はビジネスに相当パワーを割いたために
 プライベートのための時間はほとんど取れません
 でした。このあたりが来年へのポイントです。

 ビジネス「成長基盤」は11年に落ち込んだ業績を
 12年度には復活させ、13年度は「成長路線」と
 考え実行してきました。一定の成果は見られまし
 たが、まだまだなすべきことがあります。これらが
 14年度への継続課題です。

 上記を支える健康基盤については、いくつか課題
 がありますが、今のところコントロール下にあると
 考えています。中性脂肪、悪玉コレステロール、
 尿酸値、血糖値が要注意項目です。贅沢病です
 ね。筋肉については日ごろの習慣で、筋肉量を
 落とさずにいます。腹筋、胸筋、背筋を中心に短時
 間ですがケアしてます。歯については半年に一回
 検査しています。健康基盤はケアしていても失わ
 れることはありますが、習慣化は大切と肝に銘じて
 過ごしているつもりです。

 このようにして2014年還暦にむかっていきます。

 皆様 今年のご愛顧に感謝し、皆様のご多幸を
 祈念して今年を終えたいと思います。それでは、
 よいお年を!

 

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2013/12/28

ウォルト・ディズニーが贈る夢をかなえる言葉

いよいよ2013年も終わりに近づいてきています。
「夢をかなえる言葉」というものは、巷に溢れて
います。折に触れそれらを様々に反芻することは
とても大事なことだと考えています。

今回は小松田勝さんという1951年生まれのコン
サルタントが書いた掲題の文庫本を手に取りまし
た。小松田さんがサクセスクラブに参加されたと
のことで、獣医師の宏子先生からお借りしたもの
です。

(1)「自分がやりたいこと」を追求する
 人は誰でも世界中で最も素晴らしい場所を夢
 に見、創造し、デザインし、建設することはでき
 る。しかし、その夢を現実のものとするのは人
 である。

(2)小さな夢でも大事に持ち続ける
 探検すべき道は、まだいっぱいあるのだ。

(3)常に「一歩、二歩」先に進む
 ディズニーランドは完成することはない。世界
 に創造力がある限り成長し続けるだろう

(4)夢をカタチに変えていく
 夢を求め続ける勇気さえあれば、すべての夢
 は必ず実現できる

(5)絶対「傍観者」にならない
 考えなさい。調査し、探求し、問いかけ、熟考
 するのです。

(6)苦労を顔に出さない
 いろいろやってみりゃあ、いつか何とかなるよ。

(7)常に「自分ならどうするか」と考える
 僕は気にらないものがあると、どうしてこんな
 ことになるのかな、僕だったらどう改良するか
 な、と考え始めるんですよ。

(8)逆境の時こそ「チャンス」と考える
 その時は気づかないかもしれないが、失望す
 ることが最高の結果を生み出すこともある。

(9)トラブルを糧にする方法を考える
 過去の出来事に傷つけられることもあるだろう。
 でも私が思うに、そこから逃げ出すこともできる
 が、そこから学ぶこともできる。

(10)「絶対に譲れない」ときは一歩も引かない
 僕たちの目標は高いんだ。だからこそ、いろん
 なことをやり遂げられるんだ。さあ、戻ってもう
 一度やってみてくれたまえ。

(11)「子ども心」を忘れない大人になる
 子供むけだからといって、僕らは子供をばかに
 したようなものはつくらんよ。

(12)「他人のため」「社会のため」に仕事をする
 僕らは何しろ幸福を売っているんだからね。陰気
 くさいのは困るんだ。

(13)自分をとことん「信頼」する
 私は他の映画会社の技術やファッションの影響
 をまったく受けない。

(14)「お客様目線」から外れない
 前衛的なものはやめておいたほうがいい。商業
 主義でいくんだ。芸術とはそもそも何か。大衆が
 好むものだろう。

(15)「ハイ・クオリティー」にこだわる
 創造力というものに値札はつけられないよ。

(16)必ず「自分の目と足」で確認する
 乗り物に乗るたびに、どこが悪くて、どうしたら
 改善できるかを常に考えている。

(17)「本物」に触れる
 本物を知らなければ空想的な作品は作れない。

(18)全力で「人を楽しませる」
 ここに来るお客さんは、ただ商売上の顧客とし
 てではなくて、「ショーを楽しみに来るゲスト」と
 して扱わなくちゃいけないんだ。

(19)常に「変化」を受け入れる
 パークは生き物なんだ。生きて呼吸しているも
 んだから、常に変化が必要だ。

(20)お金は目的でなく手段にする
 いい作品さえ出しゃあ、銀行の連中なんかへっ
 ちゃらさ。

(21)周囲の協力を勝ち取る
 正直に自分の無知を認めることです。そうすれ
 ば、必ず教えてくれる人が現れます。

(22)「まっとうなこと」を大事にする
 ディズニーランドの構想はごく単純なものであり、
 それは人々に幸福と知識を与える場所である。

(23)「最高の明日」を思い描く
 ちょっと昔のことを思い出していたんだよ。僕らが
 1000ドルぼっちだって、借りられなかった頃のこと
 を覚えているかい?

東京ディズニーランドで教育担当を務めた小松田
さんが厳選した23の言葉です。「すべてはたった
一匹のネズミから始まった」「たった一匹のネズミ
のキャラクターで僕は夢をかなえた。誰だっていくら
でも可能性があるんだ。自分のやりたいことをしっ
かり持っていればね」とウォルト・ディズニーの心優
しいメッセージです。

いくつかしっくりいくものはありましたか?アメリカン・
ドリームらしいストレートな言葉は力があります。
2014年にむけ力が出てきます。

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2013/12/16

鄧小平(下)

「21世紀アメリカの最後のライバルとなった超大
国・中国。本書下巻では経済発展の原動力とな
った広東と福建の門戸開放という実験からストー
リーが始まる。毛沢東時代には考えられなかった
人民公社解体、香港返還と一国二制度の導入と
いった成功を積み重ねながら、時代は天安門事件
へと向かう。武力弾圧のために軍隊出動を命じた
鄧小平は、人民と共産党のあいだに生れた大きな
亀裂をいかに埋めていったのか?
タブーとされていた天安門事件に関する記述が
掲載された中国大陸版は、中国本土で爆発的な
反響を呼び、出版からわずか半年で売上60万部
を突破。一般国民の知らなかった鄧小平と中国の
歴史が本書によって初めて明かされる。最高の
外交関係書に贈られるライオネル・ゲルバー賞、
全米出版社協会PROPSE賞特別賞を受賞した名著」
(本帯の解説より)

中国との外交関係をここで述べるつもりはありませ
んが、鄧小平という人物が三度の失脚から復活した
原動力は個人の理由だけでは説明がつきません。
あたかもビジョナリーカンパニーの「第五水準のリー
ダーシップ」を思い起こさせます。(ジェームズ・コリ
ンズ著日経BP社)

<職業人としての意思の強さ>
・どれほど困難であっても長期に亘り最高の実績を
 生みだすために必要なことは全て行う強い意思。
・偉大さが永続する企業を築くための基準を設定して
 基準を満たさなければ決して満足しない
・結果が悪かったときに窓の外ではなく、鏡を見て
 責任は自分にあると考える

<個人としての謙虚さ>
・驚くほど謙虚で、世間の追従を避けようとして、決し
 て自慢しない
・野心は自分個人ではなく、企業に向ける。
・鏡ではなく窓を見て他の人達、外部要因、幸運が
 会社の成功をもたらいた要因と考える
・魅力的なカリスマ性ではなく、主に高い水準によって
 組織を活気づかせる

以上の面があり、大躍進運動、文化大革命の未曾有
の大混乱(おそらく最大の死者をを出した)後の疲弊
した中国を復活させたと感じます。その後の後継者た
ちが、同じ資質を持っているかどうかは歴史が証明し
つつある気もしますが・・・

おそろしく強硬な面もあるかと思えば、愛嬌がありユー
モアを感じさせる西洋人をも惹きつける人物であった
ことは確かです。それまでの革命家とは異なる現実
主義者でもあります。すさまじい権力闘争の修羅場を
生き抜き、全ては中国の復活のために収斂されていて
場合場合でその目的志向の冷徹さがあったことで、
難事業が成し遂げられました。そしてその後の後継者
の舵取りの難しさもハードルが高くなったとも感じさせ
ます。隣国の現代史を理解していくことの重要さはい
つの世で変わらぬようですね・・・

いよいよ歳末。元氣に暮らしたいものです。

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(夕暮れの伊勢志摩の的矢湾 左はスペイン村)

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(早朝の的矢湾 静寂の佇み)

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2013/12/08

鄧小平(上)

「ジャパン・アズ・ナンバーワン」著者であり、世界
的に知られる東アジア研究の権威、エズラ・F・ヴ
ォーゲル氏。彼が長年の学究の末取り組んだのが
「鄧小平」という稀代の変革リーダーを解明すること
だった。10年もの歳月をかけて完成した大作。
日本経済新聞出版社の出版です。

ライオネル・ゲルバー賞、全米出版社協会PROPO
SE賞特別賞受賞。本文1073ページ(上下巻)に
も及ぶものに挑戦しています。

ブレント・スコウクラフト元大統領補佐官も「鄧はタフ
でもあったが、率直で積極的な人間でもあった。
われわれとっ仕事のできる相手であったし、私は
鄧がとても好きだった。彼は世界最大の人口を抱え
る国を現代国家にするという並はずれた役回りを演じ
た」と語っています。

1949年に設立した中国のその後の歩みも描かれ
ています。リーダとしてのありようの一端を考えさせ
られます。上巻の最後に以下紹介する鄧小平の統
治技術として描かれています。多くの犠牲者を出し
た大躍進運動と文化大革命後の統治と中国再生へ
の指針としてのものです。

①権威を持って話し、行動せよ
②統一的指揮命令系統を維持せよ
③軍をゆるぎなく掌握せよ
④新たな道を切り開く製作は、広範な支持を得た上
  で推進せよ
⑤避難を回避せよ
⑥長期目標を踏まえて短期政策を設定せよ
⑦長期目標に役立つ政策を追求せよ
⑧不都合な真実を暴け
⑨大胆であれ
⑩圧力を加え、収まるのを待ち、再び圧力を加えよ
⑪団結を強化し、分裂を最小限に抑えよ
⑫過去の不満を晴らすのは避けよ
⑬実験により保守派の抵抗をかわせ
⑭複雑で意見の分かれる問題を説明するには分か
 りやすい言い回しを使え
⑮根本原則が分かるような、偏りのない説明をせよ
⑯派閥主義を拝し、有能な幹部を選べ
⑰「雰囲気」を読み、具体化せよ

解説をしなければ伝わらないとは思いますが、素で
も分かるものもあります。危機に瀕する組織を率いて
行く上で肝に響いてくるものがあります。

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(開聞岳 富士に似た美しい姿)

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(幕末に活躍した島津斉彬も愛した仙厳園
  これからに通じるものがある)

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2013/12/01

ふたつの造幣局

ふたつの造幣局。大阪の本局と広島の支局は繋がり
があります。私の現在二度目の赴任である大阪の
勤務地の近くにある天満の本局と7年間暮らした広島
支局とのことです。小学校六年からしばらく暮らした
五日市町(現在の広島市佐伯区五日市)で身近に造幣
局のある街に長く暮らしたことになります。

今日大阪における高校の同窓会に出席すると造幣局
のOBの方の講演がありました。何故東京(正確には
現在東京支局はありますが)ではなく大阪に本局が
あるのでしょうか?その謎は開所の年代にあります。
貨幣は近代国家の基軸であり、慶應4年には計画が始
まりました。当時はまだ東京に遷都することは決まって
いなかった事も関係がありそうです。当時の銀貨鋳造
の主流から外れた香港から機械が運び込まれたと言い
ますから、驚きです。

さて、広島はなぜなのでしょうか?現在主流の工程の
ある広島では昭和17年に設置が決定し、当時の誘致
合戦で一番熱心だった広島にきまりましたが、戦争中
でもあり、紆余曲折もあり原爆被害を逃れた五日市で
昭和21年1月から貨幣の製造を開始しました。子どもの
頃何げなく造幣局の桜まつりとか聞いていたことが、
実は歴史があるものだと今更ながら思ったのでした。

さて、貨幣といえば偽造防止策が大切です。硬貨製造
では、五百円硬貨が一番狙われるそうです。何故かと
言うと世界的に見ても大変高額だからです。外国でも
せいぜい2ユーロ、2ポンドが最高だそうです。ドルでも
1ドルコインはありません。そこには御存じの①見る
角度によって500円の数字が見え隠れする潜像
加工 ②大量生産型貨幣では世界初めての斜めギザ
(硬貨の淵部分の縦のギザギザ) ③微細加工の限界
に挑んだ微細点加工(転写をふ背防ぐ細かい点(ドット)
④切削加工の限界に挑んだ微細線加工(日本国の字
の間の細線)等々結構身近なものなのに「見ない」「知
らない」のトリビアでした。

ちなみに勲章製作も造幣局なのですよ。現在は独立
行政法人 造幣局。紙幣は日本銀行ですね。作った硬
貨の流れは造幣局→財務省→日本銀行→市中金融
機関です。紙幣と違って硬貨は回収して鋳潰して再利
用できるために新たな金属を使う量は少なくなっている
そうです。さらに最近では地方自治法施行60周年記念
貨幣があることをご存知ですか。現在発行予定も含め
41件が決まっています。贋金ではありません。

それを語ってくれた高校の先輩、さらに本ブログでも
何度も出てきた桜の通り抜けの造幣局。藤堂藩の里桜
を集めて市民にも開放しようとした、しかも明治16年か
らそうしたメセナな考えを持った造幣局は当時のテクノ
ロジー、文化の最先端の場所だったそうです。例えば、
硫酸(洗浄のため)の製造、コークス(鋳造)、コンパス、
ガス灯等など当時の先端テクノロジーを自作してきた
工場でもあったそうです。

造幣局HPリンク
http://www.mint.go.jp/

様々なことを教えてくれた同窓会でした。ちなみに広島
の高校の近畿地区同窓会で116人、同期8人が集まっ
た機動力はなかなかのものではないですか・・・

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