« お・も・て・な・し | トップページ | ふたつの造幣局 »

稲盛さん再び

一週間空いてしまいました。我らが稲盛和夫さんが本を
出されました。「燃える闘魂」(毎日新聞社)です。何だか
アントニオ猪木みたいですね。低迷を続ける日本経済が
輝きを取り戻すために必要なものとは?という趣旨です。
追ってみます。

バブル崩壊後早急な経済再生が叫ばれながらももはや
四半世紀が杉、景気停滞が続き日本のGDPは世界第
3位に転落した。近隣諸国が隆盛する中、日本の低迷
ぶりが際立つ。いったい何が起こったか?

それは心の在りようの違いではないか?第二次世界大
戦後の焼け野原からわずか20年余りで世界第二位の
経済大国を達成した。松下幸之助氏、本田宗一郎氏
など高邁な思想の持主だけでなく、中小企業経営者達
も経営資源に恵まれない中、歯をくいしばり、知恵を絞り
事業を伸ばしていった。

現在、業績低迷を経済環境や市場動向に求める経営者
が多い。何が一番足らないのか?それは「不撓不屈」
の心である。どんな障害があろうとも、それを乗り越えて
いく強い意思、勇気、気概が日本企業のリーダーに欠け
ていたことが、現在の停滞感、閉そく感漂う日本経済
社会をもたらした真因ではないか。

今の日本に必要なのは、この「負けてたまるか」という
強い思い、いわば「燃える闘魂」だ。

◆「燃える闘魂」の経営
 ①経営目標を共有する
 ②不況は成長のチャンス
   ・従業員との絆を強くする
   ・あらゆる経費を削減する
   ・全員で営業する
   ・新製品、新商品の開発につとめる
 ③世のため人のため
 ④燃える闘魂を制御する徳

京セラを創業され第二電電で既存規制産業に挑戦し、
さらに80歳を超え、JALの再建を達成された稲盛さん
の言葉だけに、過去の成功体験だけで「今頃の日本
人は・・・」などの戯言とは訳の次元が異なる迫力が
あります。様々な客観的事実や技術的解説、数字の
分析ではなく、精神そのものに原因を求めるのは、
私も本意ではないのですが、どう考えてもこの結論
にたどりついた稲盛さんの考えに賛同するものです。

常にサバイバル感覚で経営を行い、現場の人々の力
を信じ、目標を共有して、自らも精神を集中して注ぎ
込むことが今の年代、立場に求められることでしょう。

そんな叱咤激励のメッセージとして受け止めておきま
しょう・・・・・

|

« お・も・て・な・し | トップページ | ふたつの造幣局 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/37225/58635409

この記事へのトラックバック一覧です: 稲盛さん再び:

« お・も・て・な・し | トップページ | ふたつの造幣局 »