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立山・黒部(下)

前回に引き続き夏休みツアーの二日目です。
白馬ハイランドホテルからバスで扇沢まで行きます。
1433mです。
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ここからの黒四ダムへ資材運搬トンネル(大町トン
ネル、現在関電トンネル)がいわゆる破砕帯と呼ば
れる断層に沿って岩石が破壊された帯状の部分を
通ります。大町トンネルの入り口から2600mの地点
から80mに亘って7カ月苦闘した部分を通ります。
「黒部の太陽」の肝の部分です。環境に配慮した
トロリーバスで通過します。
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抜けると1470mの黒四ダムです。夏には放水をして
います。虹が出ていて出色ものです。
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さらにケーブルカーで黒部平(1828m)へ上がり、
振り返ると黒部湖です。
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ケーブルカーへの待ち時間DJポリスならぬ、DJ
コンダクターの説明が揮っています。ケーブルカー
はケーブルが下だから、「ケーブル下」、ロープウェー
はロープが上だから「ロープ上」だって・・・。
でも待ち時間の退屈さを見事に?補っていました。

さらに、途中に支柱のない立山ロープウェー。上がると
大観峰2316mです。さらに立山トンネルトロリーバス
で10分3.7キロを走ると2450mの室堂です。ここは
高山植物の宝庫。しばらく見て歩きます。

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(高山植物のチングルマ これでも草ではなく木
 なんです。可憐な花です。)

そこから美女平(977m)へバスで下りますが、途中で
雪の壁、5月ころ15mにはなるものですが、なごりで3m
くらいのものがこれ。

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立山は「立山信仰」に支えられてきたものです。
「立山は神仏混淆であった。「今昔物語」の立山
地獄説話には観音菩薩・地獄菩薩が現れ、また
帝釈天が衆生の善悪をかんがえ定めたとある。
後になると阿弥陀如来を中心にして不動明王を
加えた形となってくる・・・・」(立山黒部物語より)
人々の信仰の対象になる峻厳さと崇高さを感じ
させるものであることはよくわかります。今は
立山黒部アルペンルートで気軽に上がることが
できますが、古くは富士山、加賀の白山とともに
日本の三霊山として神仏習合の立山信仰として、
明治以降は近代国家として文明社会として神仏
分離、女人禁制の解除、近代登山、昭和には産業
用の電力開発へと推移してきた歴史も一緒に
観ておかないといけないですな・・・

爽やかな高山の空気、植物、トンネル内の冷気
猛暑の下界とは異次元空間にすっかりリフレッシュ
することができました。これも先人の気迫に満ちた
努力の賜物であることを忘れてはなりません。

大阪に帰ってくると猛暑日戻ります。トホホ・・・


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