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2013年4月の投稿

2013/04/29

上村松園

先日名古屋の街を歩いていると名古屋市美術館で
上村松園展が開催されていることが分かりました。
ふらっと立ち寄ってみました。(リンク)

http://www.art-museum.city.nagoya.jp/index.shtml

松園のプロフィールは以下です。(ウィキペディア)
1875年ー1947年

・京の伝統風俗
京都市下京区四条通御幸町の葉茶屋「ちきり屋」の
次女として生まれ、京の伝統文化に育まれた松園は
、明治・大正・昭和を通して生涯、「一点の卑俗なとこ
ろもなく、清澄な感じのする香高い珠玉のような絵」、
「真・善・美の極致に達した本格的な美人画」(いずれ
も松園のことば)を念願として女性を描き続けた。

・母への思慕
松園は誕生2ヶ月前に父を亡くしている。母仲子は
女手一つで松園と姉、二人の娘を育て上げた。明治
の女性が画家を志すなど、世間で認めるところでは
なかったが、仲子は常に松園を理解し励まし支え続
けた。松園はその著書『青眉抄』で母を追憶して「私は
母のおかげで、生活の苦労を感じずに絵を生命とも
杖ともして、それと闘えたのであった。私を生んだ母
は、私の芸術までも生んでくれたのである」と述べて
いる。母を亡くした後には、「母子」「青眉」「夕暮」
「晩秋」など母を追慕する格調高い作品が生まれた。

女性を題材に繊細に描かれ、かつ女性の内面を
感じさせるものです。前から気にはなっていたので
すが、とにもかくにも偶然にもばったりなので、これ
も縁と思い昼休みを利用して観賞とあいなりました。
とにかく細かい仕事で正確な輪郭とコントラストの
はっきりとした作風です。

http://web-bien.art.coocan.jp/bien-backnumber47.html

三都三園(上村亜松園、池田蕉園、島成園)と呼ば
れた彼女たちは男性の欲望の延長線上の美人画と
いうジャンルに挑戦し、封建的男尊女卑の空気が
色濃い時に女性の自我や解放されるべき意識を表し
た「女性ならではの視点」という説明がよく分かるもの
でした。ご本人も「私は女性の表面の美しさだけを
描いたことはただの一度もない。内面を描き出して
いる」という趣旨のことを言っています。亡くなる直前
まで探究心を忘れない姿勢にも感動しました。

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(名古屋名物山本屋総本家「味噌煮込みうどん」
 名古屋コーチンつくね・卵入り、麺は私好みの固め
 で味は八丁味噌の濃厚そのもの)

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2013/04/21

桜の通り抜け

4月も20日を過ぎ、日曜日に大阪名物の「桜の通り
抜け」に行ってきました。今年は八重桜も早く、ほと
んど散ってしまいました。そもそもどういう由来か?
「造幣局の所在地である大阪市北区天満の旧淀川
沿いは、昔から景勝の地として名高く、春は桜、夏は
涼み舟、秋は月見など四季折々のにぎわいを見せ、
特に春の桜は有名で、対岸を桜ノ宮と呼ぶにふさわ
しく、この地一帯に桜が咲き乱れていたと言われて
います。明治16年(1883年)、時の遠藤謹助局長の
「局員だけの花見ではもったいない。市民とともに
楽しもうではないか」との提案により、構内の桜並木
の一般開放が始まりました。」(ホームページより)
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年4月中旬頃の桜の開花時には、造幣局構内旧淀川
沿いの全長560mの通路を一般花見客のために1週間
開放しています。現在構内にある桜は、関山、普賢象、
松月、紅手毬、芝山、楊貴妃など130品種、約350本を
数えています。
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(須磨浦普賢象 繊細な花 色も美しい
 今年一番気に入りました)

今年は散ってしまった感がありますが、人も
まばらで、新緑の葉が美しく華やかな宴のあと、
しっかりこれから仕事します・・的な雰囲気が
漂っていました。

大阪に駐在して合計8年目ですが、毎回何らか
の形で「通り抜け」を楽しんでします。普段は
あまりに大勢の人で分からなかった造幣局の
歴史や敷地の様子などをじっくり見られて、これ
もまた良しといったところでしょうか・・・

「通り抜け」とは「通り抜け」とは、「桜花縦覧の
ため表門(現在は南門)から入り、造幣局構内
を通って裏門(現在は北門)へ抜ける」、つまり
は文字どおり構内を通り抜けることが、その名
の由来です。「あともどりできない通り抜け」が
いつしか「通り抜け」という固有名詞となってし
まいました。

毎年テーマの桜があったり、いろいろバリエーシ
ョンがあります。詳しくは造幣局ホームページで。
http://www.mint.go.jp/enjoy/toorinuke/sakura-data.html

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2013/04/13

人間の平均的寿命は

新幹線によく乗る私は車内誌にウェッジともうひとつ
「ひととき」(知る、遊ぶ、和の心を楽しむ)というの
を読みました。4月号に渡辺淳一さんの新連載「老い
の処方箋」の第一回として題名の文章が載ってい
ました。

◆自分の身体から学ぶ「自感学」のススメ
 氏は79歳だそうです。ほぼ私と20才違い。70歳
 くらいまでは毎日夜の会食とその後に飲みに行っ
 たりされていたそうです。精力的に仕事をこなし
 翌日は朝早くからゴルフ、それもワンラウンドでは
 ものたらずそれ以上もしばしば。しかし、だんだん
 つかれも感じるようになったのが75歳だそうです。

 そんなことが続いて、気力でカバーしようというの
 も無駄だと気づき、身体から「もうそろそろ限界だ
 よ」とメッセージを感じます。老いがはっきり出てく
 るのも75歳あたりから。ここから先は、自分の身体
 に常に関心を抱き、身体のメンテナンスをしている
 人と、そうでない人の間に明確な差が出てくるよう
 です。

 しかし、逆にいうと75歳はそれなりに栄養バランス
 を考えて食事をし、運動して、ある程度、自らの
 身体に気を遣ってきた人なら、ほぼ到達できる年齢
 と考えていいでしょう。

◆元気で生きられる歳
 整形外科の経験があるためある程度客観的に人
 を見ることができる立場で言うと、今の年齢で同窓
 会の仲間を見ると、三分の一はなんとか元気で、
 三分の一は亡くなっていて、あと三分の一は療養
 中のようです。男は75歳あたりが寿命の分かれ道
 なのかと感じています。

 総じて75歳は人体の健康の境目であり、いよいよ
 人生の最終期にさしかかったと認識した方がいい
 ようです。この年齢まで生きたら、人間という生き物
 としては上等である、考えるようにする。

いかがでしょうか。20才年先輩の言うことですから、
私にとっても参考になるお話ですね。まさに先生が
70歳くらいまでやっていた生活を今現在実践中の
わが身としては他人ごとではありません。

健康にそれなりに気を遣い、運が良ければ75歳
くらいまでは、元気で生きられるとすると、あと15年
ということになります。毎日を惰性ではなく、しっかり
日々生きていくということがとて~も大事に思えて
きますね。何か5年区切りの3回シリーズぐらいの
変化になりそうな予感がしてみたり・・・・

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(川崎の自宅の近所の「藤屋敷」にもう紫の可憐な
 藤が咲き始めています。4月11日早朝撮影)


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2013/04/06

雑草に学ぶ「ルデラル」な生き方

表題の本(稲垣栄洋著 亜紀書房)があり
ます。よく雑草魂等と生き方に例える話が
多いですが、雑草の本当の生き方はどの
ようなものでしょうか。

・植物の3つの生き方タイプ
 C型:「コンペティティブ(競争型)」
    文字通り競争に強いタイプ
 S型:「ストレス・トレラント(ストレス
    耐性型」競争型の生えること
    のできないような過酷な環境
    に適応するタイプ
 R型:「ルデラル(撹乱耐性型)」弱者と
    呼ばれる植物が成功を収める
    生き方

「ルデラル」とは荒れ地に生きる植物をさし
ます。

・そもそも「強さ」とは
 植物学の世界では雑草は弱い植物とさ
 れます。そもそも「強さ」とは力が強いばか
 りが強さではなくて結局「勝利(生き
 残る)」した方が強いということになり
 ます。

・他が嫌う道を進む
 自然界は弱肉強食。強い植物は常に闘
 いを繰り広げます。では、弱い植物はど
 うすればいいのでしょうか。
 
 戦っても勝ち目のない場合、無理な闘い
 はしないに限るということで、他人の行動
 パターンと少し違う選択をします。

 沢山の種類の植物が生えるような豊か
 な森に雑草の姿はありません。空き地だ
 ったり、道端だったり、雑草以外の植物
 が生えていない場所ばかりです。

 ちゃんと場所を選んでいるのです。

・オンリーワンはナンバーワンである
 マーケティングの世界でニッチ戦略という
 のがあります。ニッチはもともと生物学
 の分野の言葉で一つのニッチには一つ
 の種しか住むことが許されないという
 使い方をされます。

 つまりその環境でナンバーワンしか生
 きられないということです。いかに適応
 (変化)のチャンピオンになるか・・

◆ルデラルの戦略
・チャンスを捉えてスピードで勝負する
 成功にとって一番重要なのは発芽の
 タイミングです。雑草にとって重要なの
 は競争相手となる大きな植物がいない
 ことである。

 雑草の多くは光が当たることで芽を出
 します。わずかな差が弱者の生き残り
 です。

・多様な種でチャンスを広げる
 スピードは大切ですが、早すぎるリス
 クもあるので例えばオナモミというトゲ
 トゲのあるセータ等にひっつく子供の
 頃経験したものがありますね。

 その種は空けると二種類の種が混ざり、
 速攻型と遅行型のがあり、速効型が
 失敗しても、後からのタイプがバック
 アップするようにできています。

・小さな成功を繰返す
 植物は巨大な木から小さな草へ進化
 しました。特に一年草とよばれるライフ
 スタイルは最も進化した形態だそう
 です。

 ルデラルが短い命に進化したのは、
 目的を全うすることに明快です。
 つまり花を咲かせて実をつくる目的
 に沿って、短くなると不測の事態に出
 くわすリスクが少なくなるというメリット
 を持っています。
 
 期間を区切り小さな目標を確実に達成
 することに徹しているということです。

・自ら変化しても目的は失わない
 雑草は環境に合わせ体の大きさを何百
 倍にも変化させていきます。豊かにな
 れば大きく、厳しければ小さく対応して
 いきますが、花を咲かせ、実を作る目的
 は見失うことがありません。

 農作物は肥料の微妙なコントロールが
 ないと確実に実を付けることが無いの
 と対照的です。

・踏まれても立ち上がらない
 雑草は踏まれたら立ち上がらないこと
 が多いです。踏まれることが多い場所
 では、そのままの姿勢で無駄なエネル
 ギーを使わず、目的である花を咲かせ、
 実を付けることを最優先させます。

いかがですか?弱者が種を継続していく
こと(花を咲かせ実を作る)の目的をとこ
とん追求して進化した姿(戦略)が見えて
きます。

自分の生き方にも、ビジネスにも参考
になる「ルデラル」でありました。

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(ルデラル的ではありませんが、ソメイ
 ヨシノは美しい・・・ 大阪市内大川
 ほとりの桜の名所4月1日撮影)

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