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伊万里 秘窯の里

お彼岸ともなると日差しが強く春の気配が濃厚に
なりますね。寒さが厳しかった今年はとりわけ春
が待ち遠しいという感覚は年齢とともに強くなって
きます。

先日伊万里を訪れる機会があり、伊万里の「大川
内山」という鍋島藩窯跡国の史跡指定という場所
を見ることができました。秘窯の里「大川内山」は
1675年(延宝3年)から廃藩置県の1871年まで
佐賀鍋島藩の御用窯が置かれていました。その
藩窯では朝廷、将軍家や諸大名などへの献上す
る高品位な焼き物が焼かれ、これが世界の至宝
「鍋島」と呼ばれています。このような歴史を有す
る大川内山では30数軒の窯元がその伝統、技法
を現在の伊万里焼に受け継いでいます。(パンフ
より)

「何でも鑑定団」は日曜日(再放送)によく観てい
ます。よく「古伊万里」というのが登場しますが、
その定義は「鍋島藩御用窯で作られた焼き物を
鍋島と呼び、その伝統を受け継いだのが伊万里焼
です。江戸時代から明治にかけて、伊万里・有田
地方の焼き物は伊万里港から積み出され、伊万里
は焼き物の代名詞として呼ばれていました。その
当時の焼き物を古伊万里と呼んでいます。」
(パンフより) なるほど、そういうことか・・・

きちんと知ることも大事だと。ぶらぶらと歩くと
小笠原藤右エ門という店があり、色鍋島色絵磁器
の伝統を守っています。色鍋島は規格化された
形状の木盃形をした高台皿が中心で、細く力強い
染付の線描を施しています。大阪日常の生活
用に手書きの絵付けのペア椀を買いました。
004
(手書きの同じ絵でも少しずつ異なるところが
 味わい深い)
003
(瓢箪の絵柄が簡素で美しい)

プリントの絵付けが多い中、手書きは貴重で
高価になるため、訳ありのものを安く買って、
1000円程度ですが、伊万里を感じながら生活
するのも悪くないですね。店のおじさんにいろ
いろ話を聞きながらですが、手書きのものを
いかに安く買うかが要領だと説明してくれました。
2月~3月の「磁器ひいなまつり」、4月1日~5日の
「春の窯元市」、6月中旬~8月の「風鈴まつり」
11月1日~5日の「鍋島藩窯秋祭り」等々出かけて
みてお買い得もありますね。

極めて格調高い様式美の色柄磁器の陶芸文化
は世界に誇れるものだと感じました。


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