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ビジョナリーカンパニー②

企業経営の難しい時代にビジョナリーカンパニー
シリーズは暗闇の誘導灯のひとつだと感じています。
シリーズ4作ですが、③→④→②の順番になってし
まいました。今回は第二作を読みましたので、まとめ
てみます。(ジェームズ・C・コリンズ日経BP社)

(1)時代を超えた成功の法則
 2001年に刊行された②は1965年ー95年のフォーチュ
 ン誌500社に登場した企業1,435社から4段階で絞り
 込み11社を徹底的に調査した結果をまとめている。
 同業の同規模の企業との比較も重要な要素にして
 いる。

(2)野心は会社のために(第五水準のリーダーシップ)
 自分自身に野心の焦点を当てず、会社へ全エネル
 ギーを費やす。それを第五水準のリーダーシップと
 いい、謙虚さ+不屈の精神を持っている。

(3)誰をバスに乗せるか
 「最初に人を選び、その後に目標を選ぶ」というが
 なかなか実際には難しい。じっくり時間を掛けながら
 も学ぶべきものがありそうだ。

(4)厳しい現実を直視する
 「上司が厳しい真実に耳を傾ける社風を作る」確か
 に恐れをなさずに、見て行くしかないだろう。

(5)針鼠の概念
 この概念を短く説明するのは大変だが、引用して
 みよう。「アイザイア・バーリンの随筆で古代キリシャ
 の寓話で狐はたくさんのことを知っているが、針鼠
 はたったひとつ、肝心要の点を知っている、狐は
 賢い動物で様々な作戦で針鼠を追い詰めようと
 するが、針鼠は身体を丸くして全身の針で常に
 防衛する・・・」つまり、「①情熱を持って取り組める
 もの②経済的原動力になるもの③会社が世界一
 になれる部分、の3つを徹底的に詰めていき、
 外れないようにしていく単純化が極めて重要な
 要素となった。」 単純化が大切なことは最近
 痛感している。ビジネスが複雑化しすぎている
 気がする。複雑化は高度化とは別物と心得た
 方がいいのかもしれない。シリーズ②の中核の
 考え方にみえる。

(6)人ではなく、システムを管理する
 規律を大事にするのだが、個性の強烈なりーダー
 によってではなく、持続可能な仕組みを作っていく
 とに腐心する。

(7)新技術に振り回されない 促進剤としての技術

(8)劇的な転換はゆっくり進む

といった章建てになっています。今までの常識になっ
ていることが、膨大で厳密な調査の結果、意外な
指摘となっていることがありました。じっくり読んでい
くとう~んとうなることしきりです。事実を突き付けられ
ている気分になってきます。企業の経営、運営に
関わる方にはお薦めのシリーズです。

032

(サンフランシスコ ケーブルカー 転車台で
 方向転換中。道路の下を 本当にケーブルが
 走っているのは感動)

034

(ケーブルカーから市街の眺め)

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