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お金を持たない生き方

ゴールデンウィークが始まりました。私は前半は
休養と運動、後半は京都観光でもしようかと思って
います。日頃録画をためていたものを観たりもしま
す。今回は「お金をもたない生き方」というBS1の
放送の「もう一度みたい世界のドキュメンタリー」
から紹介をします。

主人公はハイデマリー・シュベルマーというドイツの
女性です。教師をしていた彼女は2人の子育てが
終わると今まで持っていたもの全て手放しお金を
持たない生活を16年間続けています。「重要なの
はお金のあるなしではなく、どんな生きかたをした
いのか」だといいます。1942年生まれの彼女は
今まで4回こういう生きかたに挑戦しました。最初は
教師を辞め、南米に旅することから始めました。
そもそもは小さい時戦争によって何もかも失った時
にお金があるかないかで人の価値を観られる子ども
の時の原体験にありそうです。現在は望む生活、
生きかたが出来ているそうです。ちなみに現在
70才になりますね。

http://sharejapan.org/sinews/magazines/qifgf8/p854v3/jabc2n/y2cbly
(国際月刊誌シェアインターナショナルより)

目標は多くの人々に自分の生き方に賛同してもらい
もっとシンプルな生活になることだそうです。お金が
登場する前は人々は必要なものを物々交換で得て
いました。お金が登場することで、見返りを求める
こと、人々の助け合いをすることが失われていきま
した。その世界から脱け出すことはとても難しいです
が、手放すことで自由に楽に生きることもできるよう
になるといいます。

最も単純な疑問はどこに住んで、どう移動するのか
ということですが、知人の家に泊まり、講演やカウン
セリングの求めに応じて移動します。お金は相手が
出してくれます。また、子どもたちに一週間のワーク
ショップとして物々交換でお金なしで生活体験なども
行っています。

マスコミにも多く登場するようですが、時にはその
虚偽性を暴くことでエンターテイメントに繋ごうという
ものもあり、彼女も狼狽し落胆することもあるそうです。
しかし、彼女の確固たる信念と細かいことにこだわら
ない柔軟な感覚にもあるように見えます。

今の社会は閉塞感と不安に満ち溢れています。番組
はイタリアとノルウェーの共同制作です。何かを守ろ
うと必死に悩むことで鬱になっていくヨーロッパの世相
を反映しているようです。

ハイデマリー・シュベルマーは著書『The Star Money
Experiment(「星の銀貨」実験)』により2008年に
「ティチアーノ・テルツァーニ平和賞」を授与されました。

全面的に賛同はできないにしても、特に60才以降
の生きかたで多くのモノを持ちすぎず、自分なりの
生きかたにこだわり、お金に振り回されずにという
要素は大いに参考になるものでしょう。何かを学ぶ
ことができます。

004

(仁和寺 正面入り口近くの緑の桜)


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