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地域のフリーペーパーに考える

私の単身赴任先の住まいは大阪府吹田市にあります。
北摂ともよばれています。地域のフリーペーパーとし
て「BIRD'S EYE」という題名で1983年から8万部を配布
しています。NPO法人「北摂市民のための市民による
相互支援ネットワーク」という団体が発行しています。

内容は以下のようです。
①ロハスピープルインタビュー「「食もの転換」と「意識
転換」で恐れを手放し、未来の始まりとしての今を生き
よう」(放射能を意識してます:注)
②丹波篠山で「食と農」に取り組む
③街歩き江坂界隈
④日本の文化を愛でる(能楽の楽しみ方)
⑤LOHASなライフスタイル
⑥つぐみさんの「子育て」レポート
⑦ミュージカル面白学(マンマ・ミーア)
⑧LOHASなメッセージ
⑨ART&CINEMA
⑩BOOKReview&インフォメーション
⑪かおりの「ベジフェス」リポート&「漢方の話」
⑫Present
http://www.u-nyo.com/search/area/29osaka/birdseye/index.html

地元の人にもらって読んだのですが、なかなか一般
市民フリーペーパーとしては質の高い内容に仕上げ
てあるように思います。しかし、20年近く経って、存続
の危機にあると聞きました。紙面として配布するのは
NPO会員になって年会費で応援するか、購読料を
払う、広告を出す、投稿記事を書く等の支援をしなけ
れば継続できないようです。

考えてみると83年当時と今日では大きく異なってい
ます。インターネットもなくスポンサーがお金を出しやす
い景気環境で情報にお金を出すということが当たり前
の時代と今とでは大違いです。腕利きの編集長を
もってしても広告は厳しさを増しているそうです。

NPO法が成立した1998年から14年経過して、多くの
人が志し、私自身も魅力を感じて調べたりもしました
が、ボランティア感覚よりは経営感覚に近く運営をし
ないとなかなか継続できないようですね。設立しても
休眠状態の団体も数多くあるとも聞きます。

素晴らしい内容にも関わらず存続が難しい今日の
NPO法人やその事業は日本の停滞の状況を物語っ
ているともいえます。一方で経営経験や感覚を持った
多くの人が退職しているわけで、こういった人財を
もっとうまくマッチングさせて、素晴らしい企画、思い
と運営とを融合させていけるといいですね。

2007年問題といって団塊の世代以前の多くの人が
退職し始める時代から2012年問題といって退職し
終わる時代からおよそ10~20年以内に経験者を
活かす術を作っていかないと農業だけでなくあらゆ
るものの活力が下がっていく恐ろしさを感じる今日
このごろです。

20120415061422

(近所のしだれ桜:そろそろ終わりに近づく)

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