« お伊勢参り | トップページ | 60才までにやっておけばよかったこと »

喜びと悲しみと

先日日野原重明さんの講演に出て購入した本を読ん
だ感想をアップします。「百歳は次のスタートライン」
悩めるあなたに贈る「至福の百話」(光文社)です。

1から20までの扉ということで、様々なテーマです。
その中から2の扉「喜びの絶頂」と3の扉「苦しみの向
こうへ」という対照的な章を取り上げてみます。

「喜びの絶頂」
うれしいことがあると、舞いあがっちゃいますね。でも、
有頂天になって奈落の底へ真っ逆さま・・・なんてこと
も。大事なのは、喜びをつくることと、その喜びの絶頂
から上手に着地することなのです。

「喜ばしい出来事さえも試練である」
世の中には、成功を手に入れたとたんに、自分の力を
過信して慢心し、やがて喜びの絶頂から転落してしま
う人が少なくありませんね?そういう人たちは成功の
上にあぐらをかき、努力を怠ってしまった。成功という名
の試練を、喜びの仮面の下に隠された試練を、自分
自身の成長に活かし切れなかったと言っていいで
しょう。
→この表現はとても心に響き、すとんと入ってきます。

「苦しみの向こうへ」
人生には、苦しいことがいっぱいあります。とことん苦
しんで、もがいてごらんなさい。やがて立ち上がる元気
がわいてきます。

「苦しんだ人ほど、喜びが深い」
「苦しい思いをしたくない」これは普通の感情でしょう。
でも、だからといって、苦しみを避けて通ろうとするのは
ちょっともったいないと思いますよ。なぜなら、苦しみの
先には必ず、喜びが大きく腕を広げて待っていてくれる
からです。その喜びの懐に飛び込んだときはまさに
幸福苦しみもがいた分だけ、そこから脱したときの喜び
は深いのです。
→分かるけどまだ、落ち切れない

「苦しみとは「命の成熟」」
困難とか苦労、苦しみといったことを考えるとき、私は
「成熟」という言葉を思い起こします。ヘルマン・ヘッセ
の言葉で「興奮と闘いの時代であった青春時代が美
しいと同じように、老いること、成熟することもその美
しさと幸せを持っている」

「苦労して得たものほど大きな生きがい感をもたらす」
神谷美恵子の名著「生きがいについて」(みすず書房)
には「ほんとうに生きている、という感じをもつために
は、生の流れはあまりになめらかであるよりはそこに
多少の抵抗感が必要であった。したがって生きるの
に努力をする時間、生きるのが苦しい時間のほうが
かえって生存充実感を強めることが少なくない。ただし
その際、時間は未来にむかって開かれていなくては
ならない。いいかえれば、ひとつは自分が何かに向か
って前進していると感じられときのみ、その努力や苦
しみも目標の道程として、生命の発展の感じとして受け
とめるのである」
⇒ここまで言われると参りましたという感じ

「喜びと悲しみは背中合わせ」
「喜び」と「苦しみ」は裏はらな関係にあって、50才代
にもなると、冷静というか成熟というか上手にその
関係を見極めて慌てず認識していくことが大事だと思
いました。さすが、人生の大先輩には深いことを言って
いただけるものです。学ばない手はありませんね。

010


(来間島(くりま)宮古島西の沖合)

|

« お伊勢参り | トップページ | 60才までにやっておけばよかったこと »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/37225/54303188

この記事へのトラックバック一覧です: 喜びと悲しみと:

« お伊勢参り | トップページ | 60才までにやっておけばよかったこと »