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日野原先生の講演

先週「新老人の会」の日野原重明さんの百歳記念
の講演があり、聞きに行くことにしました。一時間程
でしたが、2011年現在47,756人いらっしゃる百歳以上
の方々の一人であるわけです。1953年では153人で
すので驚異的な伸びです。しかし、半数は寝たきり
状態というのも考えさせられますね。

さて、日野原さんの生い立ちですが、10才の時に腎炎
となり一年運動を禁止されました。その間に書道や
ピアノを習ったそうです。22才の京都帝国大学医学部
時には肺結核湿性肋膜炎となり、その間に五線譜で
音程を書き移し、作曲もできるようになったそうです。
それらのことが現在でも役立っているそうで、苦難も
恩寵と受け止めていくことが大事だと説きます。
恩寵とは神学用語で、英語ではグレースですね。神の
恵みと受け止めるというキリスト教的ですが、普遍的な
話でもありそうです。

(1)人間の行動のエネルギー源
 ①ある事件に会い眼がさめる(目からウロコ)
 ②あるモデルに会う(生きかたを学ぶ)
 <人との邂逅> <一期一会>
 ③環境が変われば新しい発見が起こる

(2)運命の一般的捉え方
 ①与えられたもの
 ②不可抗力のもの
 ③運が悪いという思い込み
 ベルグソン「道徳と宗教の二源泉」では「人類は自分
 の未来は自分の中にあると認識していない」という
 名言がある

(3)日野原先生の認識
 ①私の運命は私がデザインして作ろう
 ②ある人との出会いこそ新しい運命が作られる
というものです。自ら百歳まで現役でさらに使命を感
じてまだまだということで、「百歳は次のスタートライン」
(光文社)という本を出版して皆を元気づけてくれてい
ます。

「新老人の会」は75才以上の方々の会で60才以上が
準会員、それ以下がサポート会員ということで、二万人
を目指しているそうです。
<スローガン>
 ①愛すること Love
 ②創めること Commence
 ③耐えること Eenduce
<使命>
 ①子どもたちに命の大切さを教えること
 ②世界平和の運動を起こそう

ナマの日野原重明さんにお会いできたことは私たちの
大いなる長生きの目標を元気づけてくれましたね。


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