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高野山

夏休みをとって高野山へ行きました。避暑がてら
また、BS放送で「空海 至宝と人生」の番組を観て
タイミングがあったこともあります。高野山は実は
世界遺産でもあるのです。「紀伊山地の霊場と
参詣道」という題で和歌山県、奈良県にまたがる
熊野参詣道小辺路を含む広大な地域です。2004年
に登録されました。

「万物、生命の根源である自然や宇宙に対する
畏敬を、山や森に宿る神仏への祈りという形で
受け継いできた、日本の精神文化を象徴する文化
遺産です。」という説明は実に日本人のDNAに刷り
込まれているものを感じます。そういう精神性を感じ
ることも今回の狙いです。

さて、大阪から南海電車に乗って約2時間で標高
800メートルの高野山へ最後はレトロなケーブル
カーを使って上ります。そこは涼しい空気の爽やか
な世界です。まずは、奥之院へ直行です。ここは今
でも弘法大師があらゆる人を救い続けていると信じ
られています。森の奥の霊廟にふさわしい空気の
清冽さとパワーを感じます。
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そのかえり路は戦国武将の供養塔が並んでいます。
今はやりのお江さんと娘の千姫のものもあります。
武将たちが敵も味方もこぞって建てたがる心が分か
る気もしました。それだけ霊験があります。
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その後いろいろ観ながら金剛峯寺へ行きます。秀吉公
が亡母北の政所の菩提のために建立したそうですが、
ちょうど8月18日は秀吉公の命日に訪ねることになり
ました。建物の中をいろいろ見学しましたが、襖絵が
見事で、龍安寺にもまさるとも劣らない石庭もありました。
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さらに昼食は宿坊で精進料理をいただきました。これは
実にお勧め。2700円で部屋(宿坊)でゆっくりと庭を
観ながら食事ができます。今度は宿泊でもいいかなと
思いました。
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さらに霊宝館、根本大塔で曼荼羅の世界に浸りながら
散策して弘法大師空海の時代に思いを馳せます。
最後は徳川家霊台に寄ります。三代家光公が大権現
家康公、二代将軍秀忠公の御霊を祭った建物ですが、
東照宮の装飾と同じものでありました。家光公の時代
が絶頂期であったことを思わせます。
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丸一日楽しんむことができました。高野山はパワー
スポットであることを実感しました。平成27年に開創
千二百年を迎えるそうです。

弘法大師がいかに人々に愛されてきたかを感じる
ものです。
「生かせ いのち」(高野山真言参与会パンフより)
 虚空尽き、衆生尽き、涅槃尽きなば我が願いも
 尽きなむ(この世の中で生きとし生けるものが生き
 続ける限り、それらのすべてを救済し続ける)
と叫ばれ、衆生救済の永遠の御入定(座禅)に入って
おられます。その願はすべての衆派や身分・職業・
果ては国境をも越えて生き続けています。・・

ということで、現在も僧によって御膳(食事)が届け
られているそうです。千二百年もの間ですから、すごい
ことですね・・・

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