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なでしこジャパンに学ぶ

なでしこジャパンに国民栄誉賞が決定 しました。
試合の当日は普段サッカーをあまり見ない私も
早朝の興奮を味わい、感動に涙しました。私たち
日本人にとって本当に勇気づけられるものでした。

武田 斉紀(たけだよしのり)さんという企業理念
コンサルタントが「感動だけではもったいない、
なでしこジャパンに学ぶ5つのこと」(そこには仕事
やビジネスを戦うためのヒントがある)という題で
発信しています。組織のリーダシップにも通じるも
あるので50才代としてもご紹介します。

「なぜここまでブレークしたのか」
①小柄なのに身長差10cmもある相手と戦って勝
った
②8試合(ドイツ)、24試合(アメリカ)をして一度も
勝てなかった相手にここ一番で勝って優勝した
(奇跡を二度も起こした)
③恵まれない環境下で、ずっと努力を重ねてきた
(澤選手は18年も)3つの壁とすべて戦い、超え
たからこそ感動がある。

「仕事やビジネスにも通じる、なでしこジャパンの
 強さ」
①うまいだけでなく、精神力のある人財を集めた
 こと
 →「人財がものをいう」
 今うまい選手という基準で選考したら別の選手
に なっていたかもしれない。佐々木監督は選手
としての強みや個性はバラバラでいいが、精神
力の一点だけは譲らなかったのではないか。
澤選手を代表とする「ひたむきで諦めない心」を
持った人財 となろうか。苦しい練習環境の中で
もめげず、「もっとうまくなればいつか夢は叶うと
信じて日々練習と努力を重ねてきた。同時に
「謙虚であり現実を見る冷静さ」も持ち合わせる。

②海外経験などで敵と自分を知れたこと
 →「経験がものをいう」
 澤選手は99年米国に渡って経験を積み「確かに
身体も大きいし、フィジカルとスピードはすごい
 けど足元の技術や器用さでは勝っていると思う
 から、勝ち目はあるはずだと感じていたと言う。
 戦う相手を知り、自分たちの強みを知った。

③徹底的に自分たちの強みを伸ばし。弱みを潰して
いったこと
 →「強いところで戦う」
 海外に移籍した選手たちはフィジカルでは勝て
ないことを思い知った。しかし、防ぐディフェンスの
方法があることも知ったし、自分達の強み、戦い
 どころを見出した。高い位置でボールを奪い、短い
パスでつなぎ、スペースを 使って相手を崩すスタ
イルだ。

「組織にはリーダの存在が欠かせない」
④メダル獲得、そして世界一を本気で目指したこと
 →「目標を共有する」
 北京オリンピックの時はベスト4に入ったことで
満足してしまい、メダルを取りにいく気持で負けて
いたと反省。今回はそのときの悔しさと、気持の上
での弱さを克服して臨んだ大会であったはずだ。
「必ずメダルを取って帰ろう!世界一だって最後ま
で諦めないという目標を共有することだけはできて
いた。

⑤リーダーが信じ、こだわり続けたこと
 →「リーダーは決して諦めない」
 大切な要素として2人にリーダーの存在がある。
まず自らの背中を見せながら現場を率いた澤選手。
澤選手は「苦しくなったら私の背中を見て」決勝
 戦の後半先行され、残りわずかになったときも「大
丈夫、諦めるな」と声を掛けた。「本当に最後まで
諦めずに走り続けた結果が優勝につながったと思
います」と述べている。
 一方、佐々木監督も「栄冠は選手に、責任は監督に」
を実践し、どんな質問や相談にも「のりさん」として
応じる「横から目線」で接していると語っている。指導
は厳しくも細やか、ちょっとしたしぐさを見逃さず、話し
かけて気持を測るといった出場機会のない選手にも
鼓舞し、21人全員を戦う一員にした。

「永続的に発展成長するために当たり前に必要なこと」
 なでしこにとって今後必要な課題は「勝ち続ける
こと」で人気を維持し拡大することだ。ひとりひとりの
気持ちと努力で勝ち取った環境であることは選手
全員が知っている。だからその気持と努力を怠ったら
 今の環境はプロ野球や男子サッカーと異なり一瞬に
 して失われてしまうと冷静に考えている。「彼女たち
 は女子サッカー界全体のためにプレーしている。自分
 のためだけと思っている選手は一人もいない。」(ベレ
 ーザ野田監督)「ひたむきで諦めない心を持ち、謙虚
 で冷静」なことが必要だ。


澤選手の覚悟と情熱の深さ、佐々木監督のサーバント
リーダシップ的な要素、誰でもできることを極めていけば
最も強くなることができる気持ちの部分と謙虚で冷静な
真摯な姿勢を学んだ気がします。

合わせ武田氏の才能を感じるのはお題の「感動だけ
ではもったいない、なでしこジャパンに学ぶ5つのこと」
(そこには仕事やビジネスを戦うためのヒントがある)
です。今の気分をしっかりグリップしています。

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