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2011年6月の投稿

2011/06/29

「言い訳はしない。それがプロ」

新幹線などで販売している「ウェッジ」という雑誌
があります。時々読むのですが、トップランナー
というコーナーで王貞治さんの題名にある記事を
よみました。王さんはあまりにも有名なホームラン
バッターです。そのストイックな姿勢は特別な存在
に受けとめられますが、その語りは読んだことが
ありませんでした。実に簡潔な表現に感動しました。

「王をプロ中のプロたらしめたものは、失敗を何か
ー環境や体調や相手や審判ーのせいにせずに
原因を自分に向け、同じミスを繰り返すまいと練習
を積み重ね、そうして自身のレベルを上げていくと
いう果てしなく長い過程にあった。「僕はね、「この
一球は二度とない」と思ってきたんですよ。僕は
一万回以上打席に立ったのかな。1打席3,4球
として4万くらいの球に対して、それでも「あの一球
は打ち損じた」と今でも思います。打てなかった球
を何とか打たなきゃ、そのためにどうしたらいいかと
思ってやっていると、ミスしていたものがミスしなく
なるんです」

「打率も3割でいい、7回はミスしてもいいと考えると
・・・力が鈍くなるね。打てなかった時にどうしてだと
考えて練習してやっと3割打てるんです。努力した
からって、必ずいい結果になるとは限りません。
だけどやらなきゃダメなんだよね」

「やっぱり没入している世界というものがあります。
よく「ゾーンに入る」と言う、普通の感覚じゃなくなる
ことが人間には起こりえます。自分の持っているもの
が最大限に発揮される時で・・・努力しないと触れる
ことのできない世界だね」

「お金をもらうことだけがプロの定義ではなかろう。
進むべき道があり、やるべきことがあるという意味
では、ビジネスマンだけでなくて主婦も学生も、みん
な何らかのプロなんだと思う。王は言う、「最初から
プロとしてやれる人はいません。誰でも、いろいろ
経験してプロになっていくんですよ」と。だから言い
訳せずに前を向こう。自分には、自分が思う以上の
力があるはずだ。」

どうでしょう?シンプルに王さんがやってきたことが
的確に表現されていると感じます。私もビジネス
マンの端くれ、最後の最後までこのプロの気持を
忘れずに生きたいものです。また、退職後の次の
世界でもやるべきことでは、プロでありたいと気持を
新たにしました。力づけられます。

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2011/06/19

ドラッガーの窓

ピーター・F・ドラッガー博士は本ブログでも度々
登場しています。最近では岩崎夏海著の「もし
ドラ」でもすっかり一般用語になりました。この
ブログの検索キーワードの常時上位ランクに
入っています。

最近「ドラッガー・ディファレンス」(東洋経済社)
を読みました。亡くなったドラッガー博士の考え
を継承し「個や組織、社会にあって、凡庸に満足
せず、卓越した「違い」を築いてほしいと・・」という
願いが込められています。いわば「ドラッガーの
窓」を通して世の中をみてみるというところでしょ
うか・・

・今日の社会は知識社会である
・従業員は企業にとって資産である。とくに知識
 労働者は敬意を持って遇されるべき存在ある
・マネジメントとは正しく行うためのものであり、
 リーダシップとは正しいことを行うためのもので
 ある。
・健全な経済は病んだ社会では永続しえない。
・これからの成長部門は非営利組織のセクター
 である。
・マネジメントの役割にある者は、人をマネジメント
 するよりもまず自らをマネジメントしなければなら
 ない。
・事業が繁栄するにはイノベーションとマーケティ
 ングが必要である。
・見えながら見えていないものを見、すでに起こ
 った未来に基づいて行動しなければならない。
・未来を知る最善の方法は自ら未来を作ること
 である。

組織マネジメントの端くれにいるわが身にとって
ドラッガー博士の言葉は本当に指針というかほと
んど語彙になっているといってもいいほどです。

社会の3大セクターとは、成果をあげるべき強力
かつ意欲に燃えた政府、イノベーションの担い手
として株主だけでなく社会全体への便益をもたら
すべき企業、機能する社会において絆たるべき
非営利組織であると定義します。何と簡潔で力
強いことか・・何と現政権は異なる状況にあるか・・
国家や個人の今後の進むべきヒントがあるとつく
づく感じます。

結果的にリーマンショックに代表されるグリード
(強欲)な世界を大きく事前に否定しています。
「人格と真摯さ」特に「真摯さ」という言葉に動か
されます。このようなドラッガー博士の言葉はこれ
からも座右になっていくことと思います。

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2011/06/12

高校の同窓会(東京編)

先日東京において高校の同期の同窓会が行われ
ました。広島の高校で東京で同期会に32名集ま
ることは結構すごいことだと思います。昭和48年
73年卒業です。56才か57才の集まりです。

国語の先生をお呼びしました。78才になられるそ
うですが、大変お元気で刺激をもらいました。50才
代では同窓会というのも多く語られるキーワード
でもありますね。先生に講演してもらいました。

テーマは「得心がいく暮らし」昭和8年に呉の郊外
に生まれた先生は三男で兄のひとりは海軍に行
き、戦死。戦争末期の空襲を良く覚えているそう
です。ちょうど平均寿命に達する先生が、還暦に
近い私たちに言いたかったこと、これを考えてみ
る上でまず、目次をご紹介します。

1 心の解放
   家庭・職場・・・還暦・定年
2 地域社会の現状
   自治組織・・・形骸化した行事・役職
   地方選挙の実態・・・地域エゴ・教育干渉
   福祉のまちづくりというお題目
   個人情報の保護と姥捨山
3 授産事業の山「野呂山」
   空海、平家の落人、西南の役、太平洋
   戦争
注1)授産:失業者、貧困者で内職を望むもの
   に仕事を授けること(広辞苑)
注2)野呂山(のろさん)は、広島県呉市に位置
  する標高839mの山で、膳棚山と弘法寺山を
  結ぶ東西2kmの高原の総称である。瀬戸内
  海国立公園の区域に指定されている。平家
  の落人が住んでいた屋敷後も確認されてい
  る(ウィキペディアより)
4 東日本大震災
5 原発事故
6 自然の摂理
   日本の進路、人類の行くえ

私たちに伝えたいことが目次を見ていて滲み
出てくる気がします。先生は卓球の名手でも
あり、高校時代に簡単に捻られた記憶があり
ます。退職後自治会組織にも関わった経験
もあったそうです。私たちに退職後の生き方を
ご自身の経験から伝えようとする思い、愛情
が感じられます。ありがたいことです。

最近の楽しみは卓球を再開すること、旅が好き
でツアー企画のモニターをやり評価すること、
国語の先生だけあって文筆活動等多彩でとて
も魅力があり刺激になるものでした。

農家の三男坊として幼少の頃から働き、地元
で二人目として大学を卒業して先生として職業
を全うし、多くの教え子と関わり、物事に対して
直球だけでなく変化球も投げる曲者としての
一面も持ち、逞しく生きてきたプライドも垣間見
た気がしました。

出席した同級生で共通しているのは、健康であ
り、同窓会に出てくる気持ちの余裕を持ってい
る面ですが、容貌も髪の毛と同様、生き方は
十人十色で興味が尽きません。そんな人間
ウォッチングの場が同窓会だと感じました。

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2011/06/05

日経テスト

日経テストというのをご存知ですか?
「日経テストは、新聞記事やニュース、つまり
「生きた経済」を題材にビジネスで必要とされる
様々な知識と、知識を知恵に変えて活用する力
で構成する「ビジネス知力」を測るテストです」
(日経新聞より)

検定もののひとつですが、日頃の知識、知恵な
ので、改めて準備しなくてもいいのも魅力です。
大阪なので、関西大学千里キャンパスの会場に
初めて行ってみました。想像よりはるかに大きい
キャンパスでこんなことでもなければ来ることもな
い場所でした。(これもまたよし)

80分で100問です。マークセンス式回答用紙で
40年前の大学入試のような気分になりました。
50人くらいの教室で私より年上風の人は2人くら
いです。20代から40代前半が主流です。

概ね聞いたことはある事柄でしたが、ファッション
とかネット最前線風の問題は分かりませんでした。

ビジネスマン卒業後大学へ行く人もおられるよう
ですが、大学の雰囲気も刺激になるし、試験とい
うのも懐かしい緊張感が若返ったような気もして
総じて良かったですね。受験料5250円ですが、
非日常経験代としては悪くないか・・・

そんな6月初旬の日曜日。今日早朝散歩のスナッ
プです。(おまけ)
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