« 戸井十月さん | トップページ | 行きつけのお店 »

帯津良一さん

「定年から輝く生き方」(東洋経済新報社)の著者
です。私は初めて出会いましたが、著書「達者で
ポックリ」とか医学博士で東洋医学と融合した
ホメオパシー医学、ホリスティック医学を目指す方
です。定年からの・・といわれるとつい反応してしま
う私の年代です。編集者の意図どおりですが・・・

本書はよくある「プラス思考で簡単に成功が手に
入る」とか「思いは現実化する」などといった成功
本、幸福論とは一線を画した内容とうたっています。
この辺が興味をそそられるところです。私もそういう
世界が好きでいろいろ読んできましたが、帯津さん
の主張には頷くところが数多くありました。
「私の理想とする人生は、最後まで内なるいのち
のエネルギーを高め続ける人生です。いのちの
エネルギーを高めて、心の豊かさ・品性を保ち、
最後のゆるぎない心の安寧にたどりつくのです。
目先の欲得などこれを不要として潔く捨て去り、
何事にも動じることなく、颯爽とした人生を送るべ
きなのです。」
この文章はかなり究極の世界を述べていると感じ
ます。様々な成功に関する方法論は、共通事項
に満ちています。この本でも同様です。大事なこ
とは「内なる命のエネルギー」「品性」「心の安寧」
あたりにあると思います。そういう冒頭の言葉に
納得して読み進めることにしました。

人の一生は「生老病死」に言い表せますが氏は
「死に力」という言い方をします。しっかりエネルギ
ーを貯めて覚悟が決まっていればいい死に方が
できる」確かに50代も後半に差し掛かってくると
死というものを考える時間が多くなります。穏やか
な気持ちで死を迎える心境は大いに憧れるもの
があります。現代はあまりにも死を忌み嫌う風潮
に溢れていて死を考えたり、感じたりする機会が
少ないとも思います。「死に力」を付けたいもので
す。

死を意識していけば、今日一日をしっかり過ごす
覚悟が出来てくる気がします。あとはしっかり
「予感」「直感」を鍛えて、良い「場」に身を置き
毎日しっかり燃焼して、リラックスして翌日に備え
るというサイクルを作っていく。そういう「氣」に
満ちた生活を送るために初めてテクニックが活き
てくると思います。テクニックは多くの人が書いて
いますが、私の経験ではとても共通化しています。

テクニックから入って自分へのご利益だけを追求
しているだけでは、叶えられずすぐ飽きてしまい続き
ません。大きな「氣」や流れを呼ぶためには「利他」
の気持ちが大切なのでしょう。「氣」が回るためには
お金も同様でしょうが、自分と他人の間を回るサイク
ルが必要だからのような気がします。流れというの
はそういうことだと思います。そのあたりから自分の
中に「内なるエネルギー」が湧いてきて、「死に力」
を発揮して一生を駆け抜けていくことになるのでし
ょう。

そんなことを改めて感じさせてくれた帯津さんの
本でした。これからも折につけ気にとめていく人物
です。


|

« 戸井十月さん | トップページ | 行きつけのお店 »

コメント

誰もが避ける事のできない「死」であるならば、
できれば最後だからこそ、明るく!いたいものです。

投稿: 撫子 | 2011/05/29 23:14

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/37225/51728500

この記事へのトラックバック一覧です: 帯津良一さん:

« 戸井十月さん | トップページ | 行きつけのお店 »