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新将命さん

新さんは1936年生まれでジョンソン・エンド・
ジョンソンなど多くのグローバル企業の社長
職を40年以上経験され独自の経営とリーダ
シップに関する多くの講演と著書がある方で
す。私も会社のセミナーで2002年に教わった
ことがあり、親しみを感じています。

今回新さんの「経営の教科書」(ダイヤモンド
社)という本を見かけたので読んでみました。
章建てのテーマをいただき考えてみたいと
思います。

1)「厳しい環境だからこそ、語れる夢があるか」

 最近は四半期経営が定着しています。これ
 実にせわしない行動を生んでしまっています。
 3か月毎なので、期が終わればすぐ次となっ
 て、現場はじっくり取り組めません。大概は
 数字が足らない傾向なので、3カ月の内1
 か月目からもう追い込みになってしまいます。

 だからこそ、理念・ビジョンを語り、浸透させ
 振れない行動に繋げる必要があるわけです
 ね。それを、具体的に会社と現場を繋ぐ部署
 のビジョンが重要なものと思います。私自身
 も常に工夫して練っています。

2)「その夢は、社会にとって役立つものか」

 数字の目標だけで語っていないか?その儲け
 は何のためなのか?等々しっかり自分の仕事
 がどう社会にとって役立つものなのかを語る
 必要性を感じます。いわゆる「共通善」が見つ
 からない夢は理解されないものでしょう。

3)「夢を語るだけでなく、目標を示せているか」

 経営は「今どこだ」「どうなりたい」「どうする」
 「どうなった」だといいます。そのことをいかに
 分かりやすく社員に伝えていくか?そんなに
 難解なことでなく平易な言葉で示したいもの
 です。繰り返し、数少なく、分かりやすく、情熱
 を持ってを心がけています。

4)「目標を実行に移せているか」

 社内に「自責」の風を吹かせようといいます。
 現在いかに社内評論家が多いことか・・自分
 がコミットして真剣に行動することで「自責」
 の空気を作りだす必要があります。背中を
 見せていく覚悟が要ります。

5)「目標に向かってともに進める社員がいるか」

 「任せる能力」、「評価・処遇」「社員満足」
 「多様化マネジメント」などのキーワードで説明
 されています。特に「任せる」ことは難しい面が
 あります。分かっていてもできないことです。
 思い切って任せてフォローしていく勇気から始ま
 る気がします。やてみようと思います。共に目標
 に向かう仲間がいたらこんなに幸せなことはあり
 ません。

6)「心の通うコミュニケーションはとれているか」

 心が通うということはただ念じていればできるこ
 とではないと思います。かなりマメな工夫、努力
 が必要です。細かいコミュニケーションひとつひと
 つを愚直に「凡事に徹するべし」の行動パターン
 が大事です。やりかたは自身のキャラに合わせ
 ればいいと思います。無理は続きません。

7)「バトンを受け継ぐ者を育てているか」

 本当に難しいことです。「後継者選びという最重
 責」と書いてありますが、その通りですね。どん
 なに素晴らしい経営をしてもこのことで、後を濁
 す方の世の中にいかに多いことか・・・

 「学ぶ心」「謙虚さ」「改革を身近に」といったキー
 ワ-ドをいただきましたが、常に油断をせず、常
 に変化、いかに未知のことが多いかを感じて生き
 ていくことにします。

私も60才まであと3年と1カ月強、会社員生活も最終
段階に入ってきています。焦ることなくこの仕上げを
しっかりと歩んでいきたいものです。そんな環境には
新将命(あたらしまさみ)さんの本(教科書)は刺激に
なります。

(追伸)
大震災から一週間、被災地の方には心よりお見舞い
を申し上げます。私は仕事における復旧支援とともに
義援金でも応援しようと思います。

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コメント

「経営の教科書」分野は違っても共通するものがいっぱいあると思います。読んでみたいです。

投稿: JACKのママ | 2011/03/21 15:12

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