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2011年1月の投稿

2011/01/22

キッシンジャー博士の予測

テレビ東京の「日高義樹のワシントンレポート」
では毎年キッシンジャー博士のその年の予測を
10に絞って語られます。

キッシンジャー博士を知らない人は少ないで
しょう。ニクソン政権において国務長官を務め
中国との国交を開いた人ですが、もはや87才
となっておられます。日高さんは長年キッシン
ジャー博士と親交を結び、このテーマの回数も
随分になります。また、ワシントンレポートもゴル
フ中継にも負けない視聴率も叩き出しています。
同博士を番組に呼べることは、知的レベルの
高い親密な交際の積み重ねでしょう。私も長年
のファンです。

さて、今年の10の予測を引用します。

1 ドルは安くなる
2 アメリカにインフレは起きない
3 アメリカ経済は良くなり、年半ばからは失業
  も減る
4 朝鮮半島で戦争ではないが、劇的なことが
  起こる
5 イランは核兵器開発を続ける
6 アフガン和平を目指し、国際的な話し合いが
  始まる
7 胡錦濤主席の後継者は2012年まで分から
  ない
8 プーチンは引退するかもしれなKが、影響力
  は強く残る
9 オバマの再選は厳しい戦いになる
10 中東が大混乱に陥ることはない

想像よりも楽観的です。私たちの身近なことでは
ないかもしれませんが、確実に影響を受けること
が多いように思います。また、ヨーロッパ情勢が
入っていなのも気になりますが、今年も様々な
ことが起こるのでしょう。予断、油断のならない
一年になるような気もします。

ユダヤ人として生れ、ヒトラー政権の下、アメリカ
に亡命し、ハーバード大学から政権入りし、ニク
ソン、フォード大統領に仕え、退任後は「キッシン
ジャー・アソシエツ」を設立し、最近ではガイトナ
ー財務長官をはじめ多くの人材を育ててきた大物
です。87才でも世界の動向を見、アドバイスし
人材を育てる情熱に95歳で亡くなったP.ドラッガ
ー博士のような「知の巨人」でもあると感じます。
人材を育てられる人というのは、最大の遺産を
残せる人ですね。そういう財産を持ちたいですね。

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2011/01/16

ビジョナリ・カンパニー③衰退の五段階

昨年ビジネスマンにもっとも読まれた本のひとつ
が、ジェームズ・C・コリンズ著(日経BP社)の
題名の本です。年末・年始の課題図書として
読んでみました。

昨年、日本では中国にGDPで抜かれて第三位
となることが確実になり、悲観論、自信喪失と
政治の混迷も相まって一億総○○状態になって
います。企業も同様で縮小均衡で利益をひねり
出すことでこの3年程度過ごしているのが一般
的でしょう。

そんな中でビジョナリ・カンパニー・シリーズの中
でも衰退編から読み始めました。主にアメリカ
企業の状況を研究して得られた衰退の五段階
です。

第一段階 成功から生れる傲慢
第二段階 規律なき拡大路線
第三段階 リスクと問題の否認
第四段階 一発逆転の追求
第五段階 屈服と凡庸な企業への転落か消滅

という段階を様々な例を引用して説明しています。
ここでは、詳しい紹介は避けますが、ほとんどの
有力企業はかつて大きな成功を収め、今日の信用
を勝ち得ていると思いますが、国内市場の飽和と
合わせて毎日がコスト削減と効率化が主要テーマ
となってしまっています。

IBM、HPのような良く知っている企業も登場し大変
面白く読めました。また、核になる事業の「弾み車」
をしっかり回して、その実態をチェックしてどこに力
を入れて本業強化を図っているか?実は当たり前
のことをやっているか?等と自問しなければ、とい
う気づきがありました。反面教師でもあります。

「真に偉大な組織がそこそこ成功を収めているに
すぎない組織と違う点は、困難にぶつからないこと
ではない。一時は後退しても、壊滅的な破局にぶ
つかったときですら、回復して以前より強くなって
いる能力をもっていることである。」
→人といっしょですね。

さらに主要なポストに適切な人材の条件をご紹介
します。

1 適切な人材は会社の基本的価値観にあっている
2 適切な人材は厳しく管理する必要がない
3 適切な人材は「肩書き」を持っているのではなく、
  「責任」を負っていることを理解している
4 適切な人材は達成すると約束したことはかならず
  達成する
5 適切な人材は会社とその仕事に情熱をもっている。
6 適切な人材は「窓と鏡」の成熟した思考様式をもっ
  ている
  ※成功を収めた時は窓の外を見て、要因を自分
    以外に見出す。後退や失敗は鏡を見て「私の
    責任だという。

やはり人材は人財ですね。人を選ぶことは本当に
責任のあることになりますね。ビジネスを行うのは人
そのものということを感じました。

50才代の大きな仕事です。

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2011/01/10

伏見五福めぐり

正月明けの3連休の初日に京都伏見へ行ってきま
した。商売繁盛の祈願も込めて会社の有志と一緒
の企画です。伏見の地はまだ行ったことがなく、ず
っと気になる地でした。昨年の「龍馬伝」にも登場
する寺田屋も見ておこうという魂胆です。

最初は伏見稲荷です。伏見稲荷大社(ふしみいな
りたいしゃ)は京都市伏見区にある神社である。
稲荷神を祀る全国約4万社の稲荷神社の総本宮
とされる。稲荷山の麓に本殿があり、稲荷山全体
を神域とする。(ウィキペディアより)
確かに総本宮というだけあって山全体が稲荷にな
っていて驚くばかりの広さです。鳥居は38万円か
ら130万円くらいで名前入りのものが建てられるそ
うで、会社や一族で建てているものが多くありまし
た。

次に伏見の代表的な五社寺をめぐると干支の色紙
がもらえるというツアーを行いました。その途中で
「鳥せい」という伏見の酒蔵を利用した店で昼食で
す。新酒も振舞われご機嫌で食事を済ませて、さ
らに続けました。

会社のメンバーと商売繁盛を祈念し、新しい年の
ビジネスを頑張ろうと心をひとつにして時間を過ごす
のも悪くないと感じました。こういう日本的な風習こ
そが日本の企業を強くしてきた一面は否定できない
でしょう。さらには、もう一工夫してビジネスへ踏み
込まないと衰退は避けられないものがありますが・・
その決意をすることにもなります。

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2011/01/01

11年始まる(謹賀新年)

 2011年が始まりました。04年からスタートした
このブログも足掛け7年目となりました。50才で
書き始めたものが今は56才。あと4カ月で57才
ということです。早いとか遅いとかということよりも
私は50才代の同時進行ブログというところに面
白さを見出しています。読者の皆様が見ていただ
いていることが、継続の力です。

今年は「卯」の年。12年前は99年、ITバブルの
真っ最中、さらに12年前は87年、日本が世界一
という幻想にとらわれたバブル期、さらに12年前
は75年オイルショック後の低迷期直前、さらに
12年前は63年、ケネディ暗殺しかし日本はオリ
ンピック好景気と記憶のある12年単位では相当
日本の環境が変わっています。日々の連続の中
でも時代は大きく変化していきます。

さて、今年はというと2010年が転機になって、は
っきり世の中が変わっていることを認識する年に
なりそうな予感がします。元旦は昨年同様、きり
りと引き締まった空気の下、近所歴史ある寺に
お参りに行き、初日の出を見に行きました。7時
ちょっと前に東京湾の方向から太陽の一条の光
が射してきました。何か神聖なものを見た気に
なります。こうやって気持ちを新たにして新年を
迎えたいと誰もが思いますね。

私の今年のテーマは以下の2文字です。

<ライフは「展」」 ビジネスは「伸」>

昨年の「新」→「進」を受けてこのようにしました。
これにはいろいろな背景があります。日々の生活
は仕事に偏り(それは必要なことだと認識してい
ますが・・)少し余裕が失われていました。集中
して必死に取り組むことは大事なことですが、ちょ
っと緩める時期も必要です。したがって、多様性
のあるものへ舵を切ります。一方ビジネスの方は、
昨年の模索から今年は「選択と集中」を行い、業
績へ繋げていきたいと感じての命名です。

こんなことを感じて今年をスタートします。皆様今年
もよろしくお願いします。

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