« 2010年9月 | トップページ | 2010年11月 »

2010年10月の投稿

2010/10/30

単身赴任

50才代でも単身赴任の方は多くいらっしゃ
ることでしょう。

かくいう私も43才から47才までの4年間、
大阪で単身赴任生活を送りました。その時
は長女が中学生から高校生、長男が
中学生、次男は4才から8才の時期でした。
インターネットやスカイプもなく、通信手段は
電話かファックスという時代でした。子ども
たちとのコミュニケーションには気を使いま
した。仕事も家庭もバタバタの状態で、
必死の毎日でした。

今回は9年ぶりに再び大阪の地に二度目
の赴任となりました。長女、長男は就職をし
次男も高校生に成長しました。というわけ
で、今回は精神的には余裕があるように
思います。

それも赴任後半年たったから言えることで、
やっと周りを見渡すことができるようになり
ました。

単身赴任の週末は、まず必須の家事、洗濯
が一番重要です。アイロンも大事です。
テレビを観ながら飽きないように工夫します。
部屋の掃除、ゴミや新聞の処理、朝食用の
商材を購入することもします。

次に昼や夜も外食ばかりでは、孤独感も
あり味気ないので自分で段取りをしたり、
しなかったり気ままにやります。そんな
わがままも楽しさの内です。

食事つくりはやってみると面白いです。
ただし、一人前だと材料が多すぎるので、
カレーのように作り置きができるものはいい
ですが、余った日持ちしないものは、思い
切って捨てましょう。食中毒を起こしたら
シャレになりません。

家事もノウハウの塊であることや女房殿の
ありがたさを感じる意味でも無駄ではありま
せん。感謝の気持ちと自分のことは自分で
できるということも将来を考えると重要でも
ありましょう。

土曜日は時々ゴルフが入ったりしますが、
無い時は観光を企画したりもします。いくつ
かこのブログでもご紹介しています。

一定のテーマがあった方が続きます。
今回は「京都」を極めることにしています。

一日の段取りは、自宅にいるよりいろいろ
考えます。沢山のことができた時はそれなり
の達成感があります。今日の様に一日家に
いることもありますが、やはり外に買い物
などに出て、刺激を受けた方がよいと思い
ます。

ずっと籠ったままだと精神衛生上、身体を
動かす意味でも健康上よくないです。

このように単身赴任は、自分の時間が沢山
あることは、とても良いことですが、規則的
な生活や食事に気をつけるコツというかポイ
ントがあるような気がします。

50才代ともなると、何らかの健康上の課題を
抱えることになりがちです。大阪に来てからも、
皮膚のジンマシン、歯、花粉アレルギー等々
いろいろ起きてくれます。何と言っても
「健康」が第一ですね。

幸い寝込んだりすることもなく今日に至って
おります。

最後に、アルコールの量は気をつけてい
ますが、飲んだ夜は風呂に入ることは避けて
います。突然意識を失うと助けてくれる人が
いないのも単身赴任のリスクだと思います。

徒然にだらだらと書きましたが、単身赴任の
テーマは全国共通の話題であることもまた
事実ですね。

また、単身を終え、自宅に帰った時も大切
です。それについては改めてご紹介します。

とにかく、いろいろ雑事も含めて「楽しむ」こと
が大切です。単身生活でも50代を健康で過ご
すことは人生百年時代「健康長寿」の大事な
ポイントですね!

************************************************
※私のKindle本(電子出版)ぜひ読んでみてください。

  
旬ブックス「会社員のための五十才からの
       生きかた」シリーズ

①「会社員が定年後充実した生き方をする
ための四つの習慣」

 ~会社員のための
     「五十才からの生きかた」~
   2018年6月発売
     
②定年後でもできる!
      Kindle本「セルフ出版」

  ~初めてでもWordだけで
         電子書籍が出せる~
   2018年8月発売

③「定年後」憂鬱を感じたら
 ~ある定年退職者のケース~

   2018年11月5日発売

いずれも ¥99 または 
Kindle unlimited 
(¥980月額制で無料ダウンロード)


今後の参考のためにも書評をいただけると
大変ありがたいです。よろしくお願いします。

PC版画面なら右上の「著書」クリック、また
はアマゾン本で「渡辺俊一」で検索すると
見つかります。kindleソフトをダウンロード
すると、専用端末でなくても、PCでもパッド
でもスマホでもご覧いただけます。
***********************************************

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2010/10/23

塩野七生さん

塩野七生さんは尊敬できる作家です。本ブログ
でも度々登場しますが、最近新書「日本人へ」
リーダー篇、国家と歴史篇を新幹線の中で読み
ました。今回はただその紹介ではなく、塩野さん
の著書との関係を考えてみたいと思います。

まず、出会ったのは「海の都の物語」でヴェネツ
ィア共和国の一千年というサブタイトルがついた
塩野七生ルネサンス著作集(新潮社)でした。
細かく土木、軍備、経済、権力闘争様々な側面
から解き明かす手法にびっくりし、引き込まれて
いきました。次に「わが友マキュアベリ」に移り
とかく陰謀の方法論、教科書のように語られる
マキュアベリを「わが友」と言い切る大胆さの
裏側に徹底した調査から挑む度胸とか、さらに
引き込まれ、とうとう全15巻の大作「ローマ人の
物語」に辿りつきました。

「ローマ人の物語」は途中から執筆と同時進行
型、つまり毎年一巻ずつ出版するペースに追い
つき、出版されると同時に購入して読むという
新しい楽しみ方に辿りつきました。内容や感想
は私の過去のブログでも紹介しましたので、今日
は割愛します。

その後は地中海の海賊を取り上げ、ローマ帝国
後の世界を取り上げた「ローマ亡き後の地中海
世界(上下二巻 新潮社)が出ました。さらに今回
「十字軍物語」(新潮社)と続いています。塩野
さんは1937年7月生まれなので、現在満73歳と
なられます。驚きの創作意欲、エネルギーです。

冒頭で紹介した「日本人へ」ではコラム風に時事
を取り上げながら、ルネサンス、ローマ人の物語
ローマ亡き後の地中海世界の執筆について触れ
ているので、とても読者にとっては興味深いもの
でした。

塩野さんの素晴らしさは女性らしさの切り口では
なく、女性として惚れ込み、入れ込んで書いてい
る点を堂々と表わしながら、かつだから厳しく男
の世界を描いている点にあります。

私が気に入っているところを列挙します。
1)古来、平和は戦争の合間に現れ、戦争は外交
 の一手段として存在してきたこと
2)ローマ共和制から帝国皇帝まで、ステレオタイプ
 の切り口ではなく、実績、行動から現れる考え方
 を細かく史料から拾い、双方の側から見た記述
 姿勢に妥協がないこと
3)キリスト教徒でないことを活かし、非西欧人の切
 り口として評価されたこと(2002年にはイタリア
 政府から国家功労勲章、07年に文化功労者に
 なっている)
4)決して手を抜くことなく一貫して73歳の現在も
 「十字軍物語」を出版している姿勢。「スペンデ
 レベーネ」(拙著ブロクにも登場)やりきって死ぬ
 姿勢は常にわが身に匕首を突きつけてくれるあり
 がたい緊張感をいただきます。
5)歴史は常に生身の人間が創ってきていることを
 学問の立場を離れ、入魂して描こうとしている
 「自分の立ち位置」を貫いていること
6)ローマ皇帝で内閣を組織したら、誰が何をやる
 のか?といったユーモアを持っているし、痛烈な
 皮肉の毒も放つことがある。何かしらのしがらみ
 が多い男(組織人)には羨ましいところもある

等々ずっと続いてしまいますが、読者の方からす
ると分りにくいかもしれませんが、ファンとはそう
したものかもしれません。

組織のリーダーとしてのわが身にこれからも刺激
を与え続けてくれるありがたい人生の先輩でもあ
ります。益々のご健勝を祈らずにはいられません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/10/17

奈良観光

先週は遷都千三百年で賑わう奈良観光にいそしみ
ました。3連休でもあったので、秋の爽やかな季節
を楽しみます。

朝家を出ると平城宮跡会場に行く前に唐招提寺に
寄りました。八本のエンタシス列柱はギリシャの様
式の影響と言うから鑑真大和上の苦労やらシルク
ロードとかはるか古に思いを馳せます。秋の花の
白色と薄紅色の萩が旬を迎えて咲き競っていまし
た。

次に鹿の角を持ったキュピーさんみたいな「せんと
くん」で有名な平城宮跡会場に向かいます。ここは
かなり広いので、整理券が必要な歴史館や遣唐使
船とか事前情報が必要だと分かりました。久しぶり
に万博気分になりました。

次にお上りさんとして午後の市内定期観光バスに
乗りました。興福寺、東大寺、春日大社、若草山
とまずは必見の名所を押さえられます。初回として
はまずますでした。

興福寺の修羅像はNHKでも詳しく放送され、昨年
は東京の上野でも公開されたことで有名でしたね。
ガラスケースから解放され、3つの顔の微妙な変化
も直に観ることができました。

東大寺の大仏は観る者を圧倒します。兵火に焼け
落ち復活した痕跡や重機の無い時代の大変さを
想像しながら拝観しました。二月堂のお水取りも
直に観てみたいものです。

最後は若草山の上の方へ昭和30年開設のドライブ
ウェーを上がりトワイライトの奈良平城京跡を眺める
ことができました。ベテランバスガイドさんの説明も
味わいがあり面白いものがありました。

001


003


016


018


023


035


| | コメント (1) | トラックバック (0)

2010/10/10

失敗学

先日有名な畑村洋太郎先生の講演を聞く機会
がありました。著書はいくつも読んできましたが
本人のお話を直に聞く機会は初めてです。

世の中「こうやってうまくやった」という話が多い
のですが、失敗に焦点を当てたところが新しい
かったわけですね。ちょっと本人のまとめを紹介
してから考えることにします。大変に示唆に富
んだものです。

「失敗」とは:望ましくない事が起こること

1失敗についての見方ー失敗の積極的な取り扱
 いが必要ー
 1)うまくゆく方法を教えるより、まずくなる道筋を
  教える方が効果が大きい
 2)失敗をしなければ受け入れの素地としての
  体感・実感は得られない
 3)失敗には許される失敗と許されない失敗が
  ある。許される失敗とは進歩に必要なもの
  許されない失敗は同じ愚を繰り返すもの
 4)失敗をマイナス面からだけ見ず、プラスに転化
  する努力をしよう

2 失敗を捉える視点 -失敗を立体的に捉えようー
 1)失敗の原因は多層に重なっており、多くの様相
  で結果が現れる
 2)だから失敗は立体的に捉えなければならない
   技術的側面からの取り扱いは当然。また責任
   の追求も必要
 3)心理的側面・経済的側面・法律的側面・社会
  文化的側面・経営的側面も必須

3 失敗知識の伝達 -知識にしなければ伝わら
   ないー
 1)失敗知識を活用しよう
 2)沢山の失敗情報が眠っている
 3)失敗の多くは情報伝達の途絶で起こる
 4)事例についての情報だけでは何も伝わらない
   知識にして初めて伝達可能になる
 5)結果だけでは分からない
   脈絡を知らなければ分からない。分からなけ
   れば伝わらない。伝わらなければ使えない

4 失敗の必然性 -失敗の出来には必然性が
   あるー
 1)失敗は予測できる
   予測できるのに防げないのはなぜか、防げ
   ないのではなk、防がないのである
   失敗の素地を放置し、予兆を無視し、顕在化
   しなければそれでよしとする力が働くから
 2)産業の成熟とともに脈絡の成長と衰退が起こ
   る
    成熟すると余計な選択肢は切り捨てられ
   脈絡は単線化し、予期せぬ外乱で破滅する
 3)局所最適が全体最悪をもたらす
   全体を知り、それとの関係で自分の仕事をす
   る人間を育てる他に王道はない
 4)管理の強化では失敗は防げない
   管理を強化すると形骸化し、面従腹背が起
   こる
   失敗を隠すので、結局同じ失敗を繰返すこと
   になる
 5)社会が依存し、影響が大きく、危ないのは
  原子力・半導体・大量輸送機関・食品・医療で
  ある

5 失敗を生かすための工夫 -工夫しなければ
   生かせないー
 1)原因追究と責任追及とを分離しよう
   それで初めて真の原因究明ができる
   免責、司法取引、懲罰的賠償は必須、社会
   公正のための内部告発の奨励と保護
 2)すべての基になる失敗知識のデータベ-ス
  作りが必要
   事象・経過・推定原因・対処・総括・知識化で
   記述。300例もあれば十分
 3)知識と経験を与える場、たとえば失敗博物館
  が有効
   ネットワークによる発信、事故の展示、失敗
   の実体験、コンサルティング、失敗学研究を
   行う
 4)失敗を伝えるには動態保存が最も効果的

私自身はIT関連の仕事のため、コンピュータシス
テムにおける障害(トラブル)、コンピュータシス
テム開発における失敗を身をもって経験してきた
ので、畑村先生自身のこのまとめはずしっとその
意味の重さが伝わってきます。何度も繰り返され
るミスの情報共有は社会にとっても重要と思わ
れます。マスメディアの取り組みも重要です。

現在の立場で行くと、事業の割合(ポートフォーリ
オ)から伸ばすべきビジネスへの取り組みや社員
の意識の変革等々「部分最適」と「全体最適」の
関連等失敗学から学ぶことをどう実行していくか
に悩んでいます。すなわち事業環境の変化に
対応しきれていない危機感を感じているわけです。

つまり、何もせずにおくことがもたらす「失敗」を
予想して行動することということになります。日本
の現状にも通じるテーマですが、失敗学の発展
方向も「不作為の失敗学」というものもどうだろう
か?と思う今日この頃であります。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2010/10/03

「百歳バンザイ!」に万歳

NHK広島放送局制作の番組「百歳バンザイ!」
を時々観ています。この番組は土曜日午後に
放映しています。毎回百歳の人を紹介する10分
の番組です。

共通するものは何かと考えながら観るのが楽し
みでもあります。考えられる点は以下の様です。

・周囲に感謝し、感謝を表しながら過ごしている
・くよくよしない。笑顔が絶えない
・規則正しい生活をしている
・よく何でも食べる。小食でも過食でもない
・身近に楽しく、夢中になれるものがある
 必ずしも趣味趣味していなく、例えば掃除でも
 楽しみにして、それに意味づけをしている
・よく動く、動くことで周囲に元気を与えている
 (あの人が頑張っているんだから・・・)
・ユーモアがあり周囲の人を明るくし、思い遣る
 心がある。一方でマイペースの割り切る側面
 もある

まあ、後講釈で勝手に並べてみましたが、こんな
ことが言えるのではないでしょうか・・・

今年100歳ちょうどは1910年明治43年生まれ
です。100歳を超えるお年寄りは全国で4万人
以上いらっしゃるそうです。総人口の0.03%に
当たります。明治、大正、昭和、平成と乗り越え
てきた人々であることに驚きと尊敬を覚えずには
いられません。

私も今の職業を終えたら(退職)、30年くらいは
生きていたいと思っています。15年×2で、テーマ
を設定して、それなりの成果を出す時間です。
かつて書いた「55才の55箇条」にも多くの健康
に関する項目が入っています。「一日一生」と
毎日を大切にしながら、長く生きたいものです。
最後は「ピンピンコロリ」これが理想です。

このブログも今回で300回を迎えました。2004年
6月にスタートして週一回ペースで6年4カ月続い
たことになります。これもひとえに皆様、読者が
いらっしゃるお陰です。

これからもよろしくお願いします。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

« 2010年9月 | トップページ | 2010年11月 »