« 住吉大社の初辰まいり | トップページ | マイケル・サンデル教授 »

幸せ上手

渡辺淳一氏といえば私と「し」と「じ」の一字違い
で勝手に親近感?を持っていますが、氏が題名
の本を今年3月に講談社より出版しました。
帯に「いま いちばんほしいもの「生きていく力」
が湧いてきます。この本は、あなたの人生の転機
となる」とこういうキャッチが受けるんでしょうね。
かく言う私も転社を機に気になり買ってしまいまし
た。

第一章 幸せとは「卑近なかたち」
 近くの他人と比べることで幸、不幸を判断しがち
だが、他者との関係性を無くするわけにはいかな
いので、比べる相手を下げるという方法がある。
しかし、これだけでは納得感が無い。幸せの価値
観を根本から変えることが重要。幸せがだいそれ
たことでなく、探せば身近にあるもの。

 最近そのことを実感するようになりました。

第二章 身体の中は幸せだらけ
 人間の身体はセイフティネット機構が備わって
いて健気にも生命を維持しようと必死に連携して
いる。他人には騙されてもあなたの臓器は裏切ら
ない。

 身体の仕組みを知れば知るほど驚くべき工夫と
生命を支えようとするシステムに感動しますね。

第三章 自律神経を学ぼう
 二十四時間休むことなく全身に血液が巡りあな
たの生命と健康が維持されている。その裏で自律
神経が自律神経。神経と血管の関わりとともに
人間の「心と身体の仕組み」が分かれば、幸せな
暮らし方ができる。

 全くその通り。もっと早く自律神経のことを知って
いればよかったと思います。副交感神経を痛めつ
けていました。反省。

第四章 デメリットのなかのメリット

 善し悪しは表裏一体。見方を変えるだけで、これ
だけ幸せになれるなんて、不幸は不幸好きの人に
すり寄り、幸せは幸せ好きの人に飛びついてくる。

 「泣いても一生、笑ろうても一生」と言いますね。
ものの捉え方が大事ですね。

第五章 既成概念から脱け出す
 知らず知らずのうちに幸せを感知する能力が閉じ
込められていた。幸せを邪魔していた正体はあなた
の心の中にある。ロックを外そう。やる気になれば
簡単。

 メンタルブロックに近い話ですね。幸せを感じるこ
とを自らが罰していることってありますね。

第六章 変われるのが才能
 「これまで」のままでは通用しない「かれから」の
時代に幸せに生き残るために必要なことは変わって
いける能力です。

 チャールズ・ダーウィンの言葉ですね。人生にも
ビジネスにもあてはまりますね。

第七章 学校以外で学ぶもの
 まず人間の中に飛び込み、人間を知り人間好き
になる。これこそまさに人間社会で幸せを見つけ、
つかんでいく原点。

 人間好きが大切。人間がつながり、個個が助けら
れてるってことですね。与え好きが原点ですね。

第八章 知識より知恵を積もう
 周りの人を幸せにして、自分も幸せになる。そんな
人に必要なのは、学業的な問題解決の「分析的知
能」、未知の状況に対するアイディアを生む「創造的
能力」、日常の課題解決をする「実践的知能」の3つ
が大切。さらにいい意味の鈍感力があるといい。

第九章 恋愛という自己革命
 人間力がグングン向上するドリルが、自分自身を
肯定して、どんどん恋愛すること。愛し愛されてこそ
の人生。

 確かに「愛の流刑地」の作者だけあります。

第十章 人と近づく第一歩
 日常的に軽く「ありがとう」と言えるか言えないかは
結構重要。いわば心をこめずに「ありがとう」。いちいち
考えすぎるのは逆効果。「こんいちは」の挨拶も同様。

第十一章 進歩するものと、しないもの
 人間は科学技術のよう「理性的で進歩的な生き物」
であると同時に憎しみや怒りや嫉妬といった情念に
突き動かされる「生生しい生き物」

 全く全くその通り。歴史物の面白さは、情念の世界
があまりにも同じというところだと思っています。そこか
ら学びがある気がします。

第十二章 男時から女時に
 もともと能の言葉で、男時は運が向いて上り調子、
女時は運が離れている時。やがて来る男時のために
研鑽すべき時。時代の潮目が大きく変わる。従来の
男女の役割は根本から変化するとともに「男の充実」
「女の満足」もこれまでにない新しいものになった。
大事なことは今の自分にできる、自分らしい生き方
常に前向きで明るく生きていく。幸せはその先にある。

幸せ関連の知恵は様々な人の主張には大きな共通点
があります。「素直に感謝すること」から全てが始まって
いくことです。とても分かりやすくまとまった本です。
最後にあとがきの言葉で締めくくります。

「あきらめてはいけない」

|

« 住吉大社の初辰まいり | トップページ | マイケル・サンデル教授 »

コメント

父から「泣いても笑っても同じ一生なら笑って暮らせ」と。母からは「ありがとう」と「ごめんなさい」を素直に自然に言えるように、と教えてもらいました。

投稿: 撫子 | 2010/06/28 23:48

ほんとだ!「じ」と「し」の違い。気づきませんでした…。「男時と女時」は面白い言葉ですね。(^J^)

投稿: てる! | 2010/06/29 01:58

「ありがとう」美しい日本語ですね!
どの国の言葉も「ありがとう」の意味の言葉は美しいと聞いたことがあります。世界中に溢れてほしい言葉ですね。

投稿: JACKのママ | 2010/07/02 11:28

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/37225/48733417

この記事へのトラックバック一覧です: 幸せ上手:

« 住吉大社の初辰まいり | トップページ | マイケル・サンデル教授 »