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2010/04/11

三津田富左子さん

三津田富左子さんは皆さん聞いたことがある
でしょうか。1912年生まれの97歳でご健在。
加賀百万石の前田家の末裔でもあるそうで
すが、50歳の時、夫が突然他界、事務職を
15年勤務してひとり娘が嫁いだ後はずっと
一人暮らしで「50歳からの1頁読むだけで
もっと元気が出る言葉」(三笠書房)という本
を出されました。

 

いかにも編集者が知恵を絞って売れるよう
に題名を考えた感じはありますが、このよう
な本が巷にたくさん出回る中で、なかなか
の内容だと思いました。

 

今回はこの本を題材にします。章立てに
そって、伝わる言葉をご紹介します。

 

1 幸せは伝染する。
 
いつも嬉しいこと、楽しいことを考えて
いると、容貌は穏やかになり、これは
伝染していく。
心がなごやかなら、怖い容貌など絶対
ならない。
 私は頑固者と言われることもあるし、
基本的に人づき合いは苦手なのだが、
「いつも楽しそうなあなたのそばにいる
と元気がうつるから」と、いろんな人が
寄ってくる。

 

幸せな顔をしていると、意図しなくても、
いつのまにか周りに人が集まってくる
ようだ。そして、楽しい笑顔が広がって
いくことは、地上を楽園に変えるくらいの
効果があると思う。

 

どう暮らしても終わりのある人生なら、
できるだけ楽しく暮らし、穏やかな容貌
でいるにこしたことはない。

 

無理にでもそうしたいものだ。

 

2 いい人にならない。シンプルに生きる。

 

「人が自分をどう思っているか」など私
は気にしたことがない。周りの人みんな
によく思われたいと色気を出すから、
言いたいことも言えず、自分をおさえる。

 

・・・私は、人に対する思いやりはちゃん
と持ち合わせているつもりだが、たてまえ
と本音を使い分けたりしない。だれに迷惑
をかけるわけでもないなら、いい人になる
必要などさらさらない。

 

3 人間は気持ちの持ち方で幸福にも不幸
  にもなる。

 

4 人間はそもそも孤独です。
 
自分だけが孤独なわけではない。だれし
も孤独なのだ。ひとりで生まれてきて、
ひとりで死んでいく。
それが人間の宿命である。

 

絆があるのはよいことだ。・・人生は絆で
続いていくと思う。・・・親子以外にも、
兄弟、親戚、友人、仲間。どんな関わり
でもよい。

 

絆は大事である。

 

5 「ひとり老後」は気楽です。

 

人といっしょに生活していれば、相手に合
わせて我慢をしなくてはならないことも必ず
出てくる。女はとくにそうである。それが
頻繁だとストレスも溜まるだろう。

 

そういう煩わしさがないひとり暮らしは、
極楽ですらある。

 

ひとり暮らしの鉄則は、他人への甘えを捨て
ること。

 

6 人にもお金にもたよらない50歳からの
満足生活。

 

7 楽しい楽しい「ひとり時間」。

 

8 老いも面白い体験。死ぬことは怖くない。

 

短い言葉で分りやすく、文章の達人さを感じ
させる筆者はとても「50才からの生きかた」
ブログ読者の皆様に示唆にあふれた面白い
一冊です。

 

お奨めします。

 

特に仕事、家族様々な事柄に一生懸命で
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コメント

気楽な一人暮らしは、どっぷりハマると、なかなか抜け出せません。

投稿: 撫子 | 2010/04/11 23:45

私は50歳の時、夫を事故で失いました。突然の事でした。子供は3人、上2人は働く年齢でしたが、どうしてよいか分からず 毎日意味の無い喧嘩ばかりしていました。中学生だった一番下の子は精神的ショックから 一言もしゃべらなくなりました。そんな時 図書館で見つけたのが 三津田富左子さんの本でした。世の中にはいろんな人がいて、頑張ってるんだから私も大丈夫 大丈夫。そう思えるようになったら 気が楽になり ゆっくりと周りが見えるようになって来ました。生活の要が無くなって 生きる指針を見失った時は いつも三津田さんの事を考えてました。今は何とか 精神的にも立ち直っている感じですが そう思えるようになるのに3年かかりましたよ。

投稿: Se | 2011/02/16 11:58

私は41歳の時に、夫を突然の病で失いました。5歳と2歳の2人の子をかかえ、
目の前が真暗になり、先の撫子さんがおっしゃるように、3年間はつらかったです。
7回忌ころもまだつらかった。
でもそんな中、
とにかく、くよくよせず、
目の前のやらなくてはならない事をまずはやろう、前のみ見つめて一歩ずつの言葉を胸に、明るくけなげにやってきて、
気が付けば
来月、上の子が20歳の誕生日を迎えます。
夫は来年17回忌。
子育て中は、子供を育てる事が、
なんと言っても私の生きる力となっていましたので、
2人が成人したあと、独りでどうかな~と思っていました。
でも、50歳の時後伴侶を亡くされた三津田さんの本を読んで、
気が楽になりました。
三津田さんのエッセイには、
同感する事が多く、自分の性格、趣向が似ているようにも思え、嬉しくなりました。
97歳でも、
足腰元気で素敵に年を重ねていらっしゃる方を知り、未来に希望がわいてきました。(笑)

投稿: クララ | 2012/09/20 22:16

クララさん Seさん 貴重なコメントありがとうございます。三津田さんのエッセイは深く共感させるものがあるのですね。共に希望を持って前進しましょう。

投稿: Shun | 2012/09/23 05:59

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