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2010年2月の投稿

2010/02/21

海軍反省会

PHP研究所から「海軍反省会」という日本海軍中堅
幹部の肉声を400時間にわたって録音したものを
抜粋した本が出ています。NHKスペシャルでも同様
の題名で放映されたものがあって見ていました。

読み進めるんでいくのも骨が折れるものではありま
すが、私のひとつのテーマに関連するので読みまし
た。この主題はなぜ無謀なアメリカとの戦争を止める
ことができなかったのだろうか?それぞれの戦いは
もっとよい方法はなかったのか?という点が以下の
項目で語り合っています。
1 開戦の是非
2 国防方針
3 戦争準備
4 戦時配員
5 作戦概要
6 海戦思想
7 統卒関係
8 人事・教育問題
9 思想のない教育・適材適所一辺倒の人事配置
10 戦備充実は何故戦争抑止力となりえなかったか

いろいろ難しい言葉が並んでいますが、今日の会社
組織にもそのまま当てはまるものが、当時の優秀な
海軍中堅将校の生の肉声を聞いて感じるものが多く
ありました。結局は人作りがうまくいっていなかった
というところに意見が一致しています。記憶型の人
ばかりになり、思考型の人が遠ざけられたと・・・

海軍としては、対米戦争の勝ち目はないと踏んでい
たにもかかわらず、当時の空気、特に陸軍急進派に
勢いに流されていく姿を証言しています。このことは
声の大きい、上層部の息のかかった人物に逆らえな
い現代の会社組織に酷似しています。

トップ層の人間関係と人見知りなしがらみの中で、
意見を言わずに済ましてしまおうとする空気は、
何というか現在に通じる重苦しさを感じます。

戦争をするのだったら、反対して内乱になるよりは
今の時点(昭和16年12月)で開戦する方が、内乱
後に付け込まれるよりましだという論理、戦争のシ
ミュレーション、物資の冷静な比較、出口戦略(戦争
の終わらせ方)等々、ほとんど議論のないまま戦争
突入する姿、今でも通じる「勢いに流される体質」を
見出さずにはいられません。戦後の経済成長、追い
つく目標のあるうちはひたすら頑張る気風は決して
悪いものではありませんが、人口が減り、先行きに
自信の無くなる今、これからの日本が第三の敗戦
にならぬようにしっかり歴史に学び、前進していくこ
とが大切だと感じる今日この頃でありました。

超硬い内容になりました。山崎豊子の「不毛地帯」
通産官僚の熱い思いを描く「官僚たちの夏」等勢い
と自信を無くした日本人しっかりしろ!という思いと
同時に歴史を学び、同じことの繰り返しの愚を避け
て前進したいものですね。近・現代史をもっと日本
人は知らなければ、どんどんずれていってしまうと
感じます。素晴らしい日本の自信を取り戻し、未来
を切り開くことを願ってやまぬ気持になりました。

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2010/02/13

井上陽水

2月11日の建国記念日にBSで井上陽水の特集
が4,5時間連続で放送されていました。後半を
何気なく見ていたのですが、やはり10代、20代
の時代、その後の折に触れたヒット曲を思い出させ
何とも息の長い芸能活動だとその才能と情熱に驚き
ます。

陽水は1948年生まれの61才、デビューは69年なの
で40年活動を続けていることになります。高校大学
時代、「傘がない」「氷の世界」「心もよう」「人生が
二度あれば」などに大きく影響を受けました。「小春
おばさん」などもしんみりする内容でした。

私自身は音楽に詳しくかつ情熱的に行動するタイプ
ではありませんでしたが、心に響く、少し屈折した感じ
もありましたし、そこが好きでした。

一方80年代以降の「少年時代」「リバーサイドホテル」
「ジェラシー」「最後のニューズ」などそのちょっと難しい
言葉やシンプルなメッセージの歌詞が入り混じり、美しい
メロディーとともに引き込まれます。「積荷のない船」など
は何とも虚しさの混じった美しい響きだけで聞いてみたい
と思わせます。本人は作詞家だというだけあって言葉が
実に魅力的な気がします。

そんなわけで改めて井上陽水に注目することとして、今
日99年発売の「GOLDEN BEST/INOUE YOUSUI」を
取り寄せて聴いてみました。

深入りしない音楽ではありますが、浅くではありますが
ずっと付き合いたい井上陽水でした。たまたま見たテレ
ビが縁でCDを聴いてみる・・・これもいいじゃないですか。
もともとは今日予定のゴルフが雪で中止となった展開。
これも偶然の展開に任せるのも「すべてが計画的だけ
じゃない」要素も口直しに必要?

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2010/02/07

立春の頃

今年は年初から様々な出来事があわただしく怒って
いるように思います。JALの破綻、民主党におこる出
来事、ハイチの地震、トヨタのリコールにまつわる動き
中米関係、日米の基地問題等々、動きのある「寅」年
らしいのかもしれません。

ところで、2月4日は立春でした。関東地方も一段と
冷え込み、今が一番寒いと感じられる頃、立春を迎え
ます。立春は二十四節季のひとつです。二十四節気
の「立春」は、『暦便覧』では「春の気立つを以って也」
とされるが、時候的な解説では、「大寒から立春まで
は一年のうちで最も寒い季節であり、立春を過ぎると
少しずつ寒さが緩み始め、春の気配が忍び入ってくる」
とされるのが一般的である。節切りにあっては立春が
年初となる。四柱推命や風水などの占いでは、節分ま
では前年に属し、立春をもって年が改まるとしているも
のが多い。節分の豆撒きは立春を年初として、新しい
年の幸運を願っての昔からの習慣である。
(ウィキペディアより)

私自身は立春を新しい年の始まりとして、季節的にも
身体のバイオリズムからも気分的にしっくりきていま
す。したがって、日記でも新しい季節(年)を始める
気構えのようなつもりで書き込み、迎えています。

そんな時期に花を咲かせる梅はきりりとしまった空気
の中で一番最初にスタートするものという縁起があるよ
うな気がしています。桜の美しさと散り際のよさは日本
人の愛するところですが、梅もまたよしといったところ
でしょうか。

最も寒そうな今朝、夜明けに散歩するとあちこちで梅
や椿の花がさいていたので、スナップしました。意外
と近所にもあるものです。紅白もありますが、黄色は
蝋梅で1月から花を開いています。

012


008


014


013

さあ、新しい年の新しい季節、悔いのない毎日を
過ごすとしますか!

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