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2009年11月の投稿

2009/11/29

スーザン・ジェファーズ(上)

米ニューヨーク州コロンビア大学にて心理学の博士号
を取得。作家活動、講演やワークショップの主宰、テレ
ビ・ラジオのパーソナリティとして活躍。
邦題「ともかく、やってみよう」は全米で100万部以上の
ベストセラー作家がスーザン・ジェファーズ氏です。

「前向きな自分になる方法」(大和書房)を手にとって
みました。86項目ある教えを2回に分けて並べてみま
す。ひとつひとつを味わってみることも意味がありそうで
す。どれがあなたにはっと気づきをもたらしますか?
どれがあなたの心にストンと落ちますか?

◆あなたの中にある宝物を開ける
1 あなたの中の宝物に気づく
2 最高のものを楽しむ
3 必要な道具はすべて持っている
4 人生に起きることはすべて対処できる
5 耳を傾ける
6 自分への旅を始める
7 あなたを磨く

◆手放しても大丈夫
8 心の鎧を脱ぐ
9 自分のやり方にこだわらない
10 人生と楽しくダンスを踊る
11 せせらぎの流れをイメージする
12 動く
13 楽しみながら努力する
14 動揺を受け入れる
15 とりあえず「はい」と言ってみる
16 「はい」ということに決める
17 紐を切る
18 自分自身の幸せをつくる
19 身軽になる
20 クローゼットを片づける
21 余分なものを手放す
22 「いつも十分にある」ことを感じる

◆「たしかな自分」を感じる
23 いま、ここに、目を向ける
24 持っているものに気づく
25 種まきしながら収穫する
26 物事のとらえ方を変える
27 豊かさの感情を創り出す
28 目標の持ち方 
29 完璧を求めない
30 楽しむ!
31 「もう、たくさん」と言う
32 目的にそって行動する
33 自分のリズムを信じる
34 「ノー」と言うこと
35 思い込みを捨てる
36 内なる知恵に答えをきく

◆もっと簡単に考える
37 バランスをとる
38 自分の人生の手綱をとる
39 誰かのせいにするのをやめる
40 自分を信頼する
41 困難から学ぶ
42 涙を流す
43 喜びも悲しみも大切にする
44 反応の仕方を学ぶ
45 「なぜ?」という質問をやめる
46 いいことに目を向ける
47 すべて何とかなると思う

前半の中で今の私に響くベスト5を並べます。
あなただったら?

「1 あなたの中の宝物に気づく」
ついつい他人のものや能力をうらやんでしまう自分
を戒めるのによい言葉です。

「21 余分なものを手放す」
一度持ったらたら手放せないのが人情。片づけて、
手放し、使ってもらえる人に渡す心を持ちたいし、勇
気を振るいたい。

「23 いま、ここに、目を向ける」
なりたい姿、ゴールは大切ですが、今の積み重ねが
将来。このことを忘れないで、今の時間、目の前の
人、モノを大切に思いたいですね。

「39 誰かのせいにするのをやめる」
できそうで、できないのがこのこと。やめると自分と
約束しよう!誰かのせいでは心の平安は得られない。

「47 すべて何とかなると思う」
人事を尽くし天命を待つ。の心境になりたい。やり切れ
れば、この境地になれるかな・・
人生をむずかしく考えるのをやめて、もっと楽しくて豊か
な人生の第一歩を踏み出そう、とは筆者の「はじめに」
に書かれたこの本のテーマのひとつ。

いかがですか?続きは後半でまた共に考えましょう。

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2009/11/22

話を聞かない男、地図を読めない女

今から10年程前題名の本が話題になったのを
覚えておられる方も多いでしょう。アラン・ピーズ
バーバラ・ピーズ夫妻(藤井留美訳、主婦の友社)
が書いたものです。たまたま子供が読んでいた本
だろうと思いますが、掃除をしていて出てきました。
こういう偶然も面白いものです。

男と女の脳は生まれつき、後天的要素の前にその
差が明確になっているといいます。性染色体が決め
る性別は特殊な例外はあるにせよ、脳の回路が男
っぽくなるか、女っぽくなるかは、胎児期に浴びる
ホルモン量で変わってくるそうです。男型か女型か
は二分法にはなりきらず、濃度のような感覚だとい
います。

10年近く経った今、脳の研究は大きく進んでいるの
で現在ではどうなっているか分りませんが、ここで
取り上げられる男女の違いの事例がとても面白い
ものです。読んでいると電車の中でも思わず噴出し
てしまいそうでした。

ちょっと引用してみます。
「よく晴れたのどかな日曜日の午後。ボブとスーは
10代の娘たち三人を乗せて家族そろって海辺の
ドライブに出かけた。ハンドルを握っているのはボブ。
妻のスーは助手席に座っているが、何かとうしろえを
向いて、娘たちのおしゃべりに加わっている。しかし
ボブは、四人が好き勝手にしゃべりちらかしているよ
うにしか聞こえない。がやがやとうるさい声が切れ目
なく聞こえるだけで内容がつかめないのだ。ついに
ボブはキレた。「うるさいぞ、静かにしないか!」
妻と娘たちは「なんで?」とつぶやいた。なぜボブが
どなったのか、彼女たちにはわからない。自分たちの
おしゃべりが、運転とどんな関係があるというのだろう。
また、ボブはボブでわからないことがある。どうして女
たちは、それぞれ全然ちがう話題を一方的にしゃべる
ばかりで、相手の話を聞こうとしないのか。
少し静かにしてくれないと運転に集中できやしない。
ボブは思った・・・・」

この話は男はいっぺんにひとつのことしかできない。
女はマルチトラックでいっぺんに複数の話題を話し、
聞き、かつ同時に複数の相手の感情を読み取り関係
の間合いを取ることができることをできる能力がある
ことを示しています。

男は言語能力を司る脳の部位が限られていて、女
の様に資格と聴覚をマルチに動かし、かつ表情等の
ボディランゲージとして表現することができないそう
です。なるほどと思います。

しかし、男は空間認識が優れていて、平面をみても
二次元を三次元に展開したりが得意でもあります。
要するにどちらが優れているからという議論ではなく
何万年の間の進化によって、男は外に行って狩りを
行い獲物を持って帰る能力を磨き、女は住まいにと
どまり、家族の状態にいつも目を光らせてくることを
続けてきた結果であるわけです。
ちなみに、地図を南北、東西を地図をひっくり返さな
いでも頭の中で回転できるし、縦列駐車の得意な
女性にはお目にかかったことはありません。ちょっと
男の名誉のために言い添えておきますが・・・

男女間の格差を無くしてきた近代史ではありますが
やはり役割の違いという根源的なことは否定できな
いというところでしょうか・・

とにかく読んでいて、科学的根拠はともかく状況証拠
的に、わが身に照らして抱腹絶倒の事例集でありまし
た。これからも脳の科学が進展して様々な解説がなさ
れていくでしょうが、ひたすら興味深い分野です。

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2009/11/14

神山貞明さんの話

自主勉強会のサクセスクラブの大先輩でもある
神山貞明さんに久しぶりに講演してもらいまし
た。神山さんは67才。ちょうど私と一回り12年
違いで、建設業の標準化ISOの仕事をメインに
されている現役です。審査員というよりは経営
者のコンサルタントといったところだと思います。

ご本人の了解を得ましたので、今回のお話の
ポイントをご紹介しようと思います。

    「たった一人の小さな挑戦」
ー心に描いた素晴らしい人生を送るためにー

1 変化の時代はチャンスがいっぱい
 100年に一度の経済危機といわれる今日
はあらゆるものが変化している。今までの延長
線ではシュリンクしてしまう。「最大のピンチは
最大のチャンス」。

 神山さんご自身の経験も波乱万丈、子供の事故、
会社の左遷、復活、昇進、リストラの実行と自発的
退社、独立。退職後の経済危機等々次々と波乱が
あるたびに、追い詰められながらも危機を乗り切っ
てきた経験からの迫力がある内容です。(筆者注)

 ポイントは心の持ち様で「人生の質」(自己管理
自己責任、目標管理)が問われる時代認識をもた
れる。

2 成功へのチャンスを逃すな
 人生のピンチ「今、人生の変えどき」のサインと
捉えるべし。つかまえるということは挑戦するとい
うことである。成功するかどうか貴重な瞬間である。

3 人生とは自分自身のドラマである
 人生というドラマにおいては、自分を主役にして
脚本を書いた人と、目的意識もなく惰性で生きてき
た人とでは、大きな違いができる。

4 自分の人生の全ての責任者は自分である
 「基はこちらとは、人間として欠くべからざる心の基
本姿勢である。世の中の多くは、「基はそちら」と事あ
る毎に他を責めながら自らを正当化、繁栄を求め、幸
せを求めている。それはあたかも山を降りながら頂上
を究めようとするのと同じことで不条理なことである。

 「人生の八変化」
 ①自分を変える
 ②自分が変われば相手も変わる
 ③相手が変われば心も変わる
 ④心が変われば言葉が変わる
 ⑤言葉が変われば態度が変わる
 ⑥態度が変われば習慣が変わる
 ⑦習慣が変われば皆が変わる
 ⑧皆が変われば人生が変わる

5 自己の成功とは何か
 潜在意識まで透徹するほどの強い維持した願望
熱意によって、目的を達成する。

6 「夢の実現」は心の持ち方である
 -ブッダの根本思想(法句の第一番、第二番からー
 すべては意(こころ)より成る
 意(こころ)こそすべてのもと
 穢れたる意(こころ)もて
 語らいまた振舞えば
 苦しみ絶えまじ
 轍(わだち)の車にそうごとく

 すべては意(こころ)より成る
 意(こころ)こそすべてのもと
 清らかな意(こころ)もて
 語らいまた振舞えば
 楽しみはつきせず
 影の形にそうごとく

7 これからの「夢の実現」を築くには
 ・ありのままの自分を見つめる
 ・自分自身の人生の目標を明確にし、積極思考
  で一歩一歩夢を実現させる
 ・夢の実現の方程式
  人生の結果=考え方×熱意×能力
 ・毎日を「感謝」「感動」「感性」の三感で人生を楽しむ
 ・夢を予定に変える

8 「自らの心の中に成功の秘密がある。心の持ち方
   により自分の人生は思うように変えられる」

9 成功への道
 ・心ニ描きつづける事があなたの将来である
 ・潜在意識は創造力の宝庫
 ・潜在意識は人生の目標の強力な味方
 ・暗示=潜在意識=潜在能力=念力
 ・夢⇒ロマン⇒希望⇒アイディア
 ・人生の生き甲斐は自分で創るもの
 ・心の力が不可能を可能にする
 ・感謝は先にして、喜びでこれを迎える
 ・成功は成功の第一歩、中断は失敗のもと
 ・心が積極的でないと、感応性が弱くなる

今までこのブログで取り上げてきたキーワードを
見事にまとめてもらったような印象です。

キーパースンは、中村天風師→松下幸之助氏→
稲盛和夫氏と神山さんはいいます。正にすうっと
入ってくるお話でした。ありがとうございます。

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2009/11/08

マーフィーの法則

マーフィーの法則というと良く知られたもので
すが、「21世紀版マーフィーの法則」(アスキ
ー)という本を手にとってみました。

<快楽の法則>人生で楽しいことは、違法で
 あるか、反道徳的であるか、太りやすい
<創作の法則>独創性とは、引用先を隠す
 職人的な技術のことである
<仕事の法則>何度も間違えていると、それ
 が正しいやり方となる
<機械の原則>機械が動かないことを誰か
 に証明して見せようとすると、動き始める
<落下の法則>作業場で道具を落とすと、
 もっとも手が届きにくい隅っこに転がり込む
<上記の補足>その際、必ず落とし主のつま
 先に当たってから、その隅っこへ行く
<蝿蚊の法則>二人が屋外に一緒にいる時
 虫は一人にまとわりつき、もう一人を無視する
<邪魔の法則>「できるわけはない」と主張す
 る者は、それをする者の邪魔をすべきでない
<研究の法則>一人からアイディアを盗むと
 盗作だが、多数の人間から盗むと研究になる
<大臣の法則> 誰でも、「私は辞任しない」と
 4回言った場合は、辞任する
<天才の法則>天才の仕事にはどれも、私たち
 が却下した思いつきが含まれている
<好悪の法則>あなたが抵抗するものに、次第
 にあなた自身がなっていく
 
ものごとの本質にクールに迫る「法則集」は読ん
でいると、思わず身近に感じたり、笑ってしまうも
のが少なくありません。それは、様々な現象を
独特のユーモア溢れる、ちょっと皮肉も混じった
表現で表しているからかもしれません。この点
がとてもこの法則集を魅力的にしていると思いま
した。

最後にちょっと沁みいることをご紹介して終わり
ます。
<バリーの規則>
考えるために立ち止まったら、再び歩き出すこと
を忘れぬよう。

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2009/11/04

若山牧水

先日宮崎でイベントがあり、宮崎県にちなんだ人物
に関する講演がありました。若山牧水で私は学生
の頃に聞いた中で「白鳥は哀しからずや空の青海の
青に染まずただよふ」という短歌だけは、なぜか覚え
ていました。

1885年に宮崎県の日向にある東郷村というところで
生まれ、その故郷大字坪谷村のおとを「私はものご
ころのつく頃からいたくこの渓と山と山の雨を愛した。
で、歌の真似などを始め出して雅号といふものを使
ふ様になると先づ雨山と称したものであった。白雨
とも云った。現に使っている牧水といふのも当時最も
愛していたものの名を二つ繋ぎ合せたものである。
牧はまき、即ち母の名である。水はこの渓や雨やか
ら来たものであった。・・」

成長し早稲田大学に進学し歌集を出すようになって
石川啄木の臨終に立ち会ったり、あるがままであり
ながら義理がたい面をもつ人物像であったようです。
講演してくれた若山牧水記念文化館長でもあり、歌
人でもある伊藤一彦氏は多くのエピソードを紹介し
てくれました。沼津が好きで住んだこともあり、その
千本松の伐採計画に反対し、今でも沼津の地元民
に感謝され、記念碑が立っているとか、全国を旅し
て歌を詠んで、秩父には「牧水の滝」というのがあり
いかに人々に愛されているかがわかります。

伊藤氏は「あるがままに生きる」牧水の自然体な
生き方に限りなく羨ましさを感じ、牧水の歌はほと
んど音読みはなく古来の大和言葉を使っていると
言います。「旅」「生まれ育った故郷の自然」「母」
などが結局男のキーワードである気がしました。

「けふもまたこころの鉦をうち鳴らしうち鳴らしつつ
 あくがれていく」
「幾山河越えさり行かば寂しさの終てなお国ぞ
 今日も旅ゆく」
「妻や子をかなしむ心我と身をかなしむこころ二つ
 ながら燃ゆ」
「山に入り雪の中なる朴の樹に落葉松に何ともの
 を言ふべき」
「父母よ神にも似たるこしかたに思ひでありや山
 ざくら花」

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