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2009/02/01

これからの10年

友人の吉川さんから藤原直哉さんの講演の様子
を聞く機会がありました。藤原さんはシンクタンク
藤原事務所、藤原直哉のインターネット放送を
主宰されています。

「日本再生」というテーマで精力的に活動されてい
るようです。08年から急激に経済が悪化してきて、
企業業績は悪化の一途をたどっています。金融危
機から実体経済へと津波のような様相です。

氏は「この10年で新たな社会基盤を作り直すしか
ない」と行動しています。この10年の意味は何で
しょうか?団塊の世代の高齢化でしょうか?あるい
は今の社会の根底が出来上がった1941年から
約70年経過し、かつアメリカ型の資本主義のあり
ようの衰退と新たな秩序への復活のための時間で
しょうか?

私がビジネスで関わる農業分野も65才以上の
就農者が過半数を大きく超えています。その方々
もあと10年働けたらよい方だと想像します。働き手
の問題だけでなく、ノウハウや知恵の部分も継承さ
れなくなってしまいます。食料を自らの手で作れなく
なる恐ろしさを想像すると、今おおよそ国民的コンセ
ンサスになっている食料自給率を向上させるために
も「最後に残された10年」という気がしています。

このようにただ単純に景気のサイクルといしての
期間という意味だけではなさそうな予感が強くして
います。

金融から産業へ、そして政治へと低迷と混乱は果
てしなく広がる様相を呈しています。日本にはかつて
「失われた10年」なるものがあると言われました。
「これからの10年」は経済や日本のポジションといっ
た問題だけでなく、日本の国の根本の形を新たに作
り直す重要な時間であるとの認識を藤原さんの話を
聞いて思いました。

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