トップページ | 2009年2月 »

2009年1月の投稿

2009/01/25

人間の覚悟

本ブログでも頻繁に取り上げている五木寛之さんが
昨年末「人間の覚悟」という重たそうな題の新書版
を新潮社から出されました。

帯には「経済が、絆が、国が壊れていく。ついに「覚
悟」をきめる時が来た。」とあります。「そろそろ覚悟
をきめなければならない。「覚悟」とはあきらめること
であり、「明らかに究める」こと。希望でも、絶望でも
なく、事実を真正面から受け止めることである。これ
から数十年は続くであろう下山の時代のなかで、国
家にも、人の絆にも頼ることなく、人はどのように自
分の人生と向き合えばいいのか。たとえこの先が地
獄であっても、だれもが生き生きとした人生を歩める
ように・・・」

この種の文章を引用するのはとても難しい面があり
ます。一見とても暗く響くからです。私もビジネスの
前線で働いていますが、今まで経験した以上の変化
が起きていて、数字の上でも実感でも今までのやり
方では通用しないと感じています。

五木氏は戦前植民地であった平壌に住んでいて終
戦を迎えました。大変な苦労をして引き揚げて来ま
した。その過程で今まで信じていたものはいとも簡
単に崩壊して新たな混乱の後、新たな秩序が形成
されることを身をもって体験されました。

だから、何事も絶対はない、たとえ国家であっても・・
確かに私たち50才代はそこまでの経験はありませ
んが、どうも徹底的に経済がおかしくなると、何が起
こっても不思議ではないと感じることもあります。

そんな時にいたずらに不安がるのではなく、「覚悟」
を決めて、日々目の前のことをこなしていくべきでは
ないかと思います。氏は登山とは山を登るだけでなく
下って元の戻ることで登山を完了すると指摘していま
す。とにかく登って登って上を目指せ!上がった後の
ことはその時考えよ!という文化で今まで生きてき
たような気もします。今の日本の状況を登山から下
山へ、躁から鬱への転換期と例えています。しかし
決して悲観論を煽って指摘している訳でもなさそう
です。

いつも良いわけではなく、いつまでも悪いわけでもな
い、上りもあれば下りもある、「躁」状態もあれば「鬱」
状態もある、長い歴史の中には徹底的な破壊もあれ
ば全面的なリセットもありました。

そういう底辺に戻るというある種の「開き直り」をして
自分の人生に向き合う「覚悟」も必要な時があるで
しょう。決してネガティブでもポジティブでもないポジ
ションのことを指しているような気がします。

今まで54年も生きてきて、これからもさらに長い年
月を生きようとしている私としては、「破壊」と「再生」
というのはすぐ隣にあって、いつでも対処する「覚悟」
が必要だよ!と言われたような気持ちでこの新書を
読みました。

| | コメント (0) | トラックバック (2)

2009/01/18

楽しく生きる!7つの習慣

獣医師、パーソナリティ、エッセイストの宏子先生
がサクエスクラブで表題の講演をしてくれました。
その内容のエッセンスをご紹介します。

<楽しく生きる!7つの習慣>
ー元気に素直に一生けん命でおはじき効果ー

① 家族化
  
  皆を家族化、友達化。もし家族だったら・・
  もし友達だったら・・を基準にする
  (ツボ) パワーパートナー・仲間作り30人
  各分野のプロ探し→広くて深くて濃い仕事
  (コツ) プレッシャーを与えない距離の取り方
  SOSを発信できる人も

② Give&Give>Give&Take
  
  自分のできる分野でのお手伝い。そのために
  実力をつける
  (ツボ) 笑顔をどれだけ引き出せるか
  仕事は人間として成長するため
  (コツ) 与えた愛は空に翔ばす
  受けた愛は心に刻む

③ 3つシリーズ

  選択肢はいつも3つの中から
  (例)yes,no,保留  やる、やめる、考える
  (ツボ) 3つの力は安定感
  揺れない自分になれる
  (コツ) 家族&仕事&趣味
  愛&心&脳  歩く&走る&立ち止まる

④ 10年継続

  好きなことをみつけて10年続ける
  (例)仕事、趣味、恋、音楽・・・
  (ツボ)継続は力なり、
  いつのまにか形になる     
  (コツ)あきらめない
  仕事、五行歌、絵、文、おしゃべり、笛・・

⑤ 1日1ミリ

  毎日コツコツ何でも1ミリ
  誰にも分からないくらいでOK
  (ツボ)きのうとちがう自分になる
  明日の自分を考えて寝る
  (コツ)次の目標を持っている人は必ず伸び
  ていく

⑥ 等身大弱

  ゆとり&エネルギーを他人のためにとっておく
  ボランティアは生きがい
  (ツボ)がんばりすぎると疲れる
  家族・友・地域・社会に還元を
  (コツ)実力4割、のり6割で楽しむ
  周りがみていても楽しい人に

⑦ どまん中に愛

  頭・心・体のどまん中に愛を置く
  ×お金×数字(むなしくなる日がくる)
  (ツボ)愛は端っこでなくどまん中に
   師弟愛、地域愛、家族愛、地球愛、仕事愛
   動物愛、植物愛・・・
  (コツ)土台を何にするか決めて愛を中心に
  自分との約束を守ろう!!
   読書、言葉、命、恋、音楽、スポーツ
   アイデア、教育、心・・

どうでしょうか?宏子先生をもっと知りたい方は
ブログのサイドのメニューにある「藍弥生の世界」
をクリックかキーワード検索してください。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/01/11

キッシンジャー博士の今年10の予測

毎月一回日曜日に放映される「日高義樹のワシントン
レポート」という番組を随分前からほぼ毎回見ていま
す。この番組はワシントンから見る世界情勢と日本の
関係を説明していて私にとってはとても興味深いもの
があります。家族にはあまり共感をもってもらえません
が・・・

近年世界情勢はグローバルという言葉が一般用語と
して使われる程、世界はリアルタイムに連動して私た
ちの生活に関連しています。昨年から景気は急減速
して、マスコミも総悲観的報道を繰り返しています。
一体どういうことが起きているのかを知りたいわけで
すが、情報氾濫でかえって分りにくい気もします。そん
ななか、この番組は一般報道と少し異なり、軍事、政
治、経済を濃く関連させた分析を持ち味にしています。

毎年の正月にはキッシンジャー博士の今年の10の
予測というのをテーマにしています。今年は以下の
予想が披露されました。

1 オバマ人気は一年はもつ
2 オバマ政権は強い外交政策をとる
3 経済状況は前半は悪いが、後半は盛り返す
4 ドルは今年後半持ち直す
5 石油は今年後半1バレル75ドルで安定する
6 中国で大掛かりな反政府運動は起きない
7 北朝鮮は国家としてやっていけなくなる
8 小規模テロはあるが大規模はない
9 アジアのアメリカ軍は現状維持
10 09年は複雑で危険に満ちているがまたとない
  機会に恵まれる年

楽観的な印象を受けますが、新たなものが生まれる
年となりそうな予感がします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/01/01

元旦を迎え

あけましておめでとうございます。

元旦を迎え新たな気分で一年を始めたいと思います。
今年は己丑(つちのとうし)年、還暦を迎えるのは昭和
24年生まれのベビーブーマーの方です。己は十干の
6番目、「土の弟」。陰陽五行で「土」性の「陰」に当たり
ます。万物を育む田畑や田園の土を象徴するそうです。
「己」の字は、草木が繁茂し、形が整然としている状態
を表しているそうです。「丑」は、十二支の2番目。陰陽
五行で「土」性に当たります。季節は晩冬(旧暦の12月)
方位は北北東が割り当てられます。動物は牛(うし)にな
っています。「丑」の字は「紐・からむ」意味で、芽が種子
の内部でまだ伸びることができない状態を表しているそ
うです。(年賀状・暑中見舞いドットコムより)

どうも昨年の変化を引き継いで、今年に雪崩込んでい
る様子がマスコミ全般の論調のように見受けられます。
上記の説明の中に今の新しい「変化」が内包されてい
て、やがて地上に芽を出す時期が来ると捉えてもいい
ような気もします。

元旦というのはその字の通り、日の下の「一」は地平線
を表しているので、最初の日の出を意味しているそうで
す。
001
002

こんな感じで、
我が家のベラ
ンダとすぐ近
所から撮影し
た何でもない
場所であっても、とても神々しく感じてしまうから不思議
です。いずれにしても新しい年の初めをこういう形であり
がたく、心を新たにスタートする心構えが大切だと感じま
す。

今年は55歳を迎える年。自分なりに節目として捉えよ
うと思っています。ビジネスも一区切りの起承転結、プ
ライベートでも家族の状況や自分自身の新たな挑戦
等々象徴的に「転」の字を当てはめてスタートさせよう
と考えています。

皆さんはいかがでしょうか?「一年の計は元旦にあり」
ともいいます。今日の日の出のように明るい爽やかな
一年にしようではありませんか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

トップページ | 2009年2月 »